「パーティションの内部ファイル」のページの案内

『パーティションの内部ファイル』の分野別にカテゴリー分けした見出しの一覧です。主にそれぞれのエントリーページの、導入の部分に当たるコンテンツを掲載しています。

データを保存するパーティション


「パーティションの内部ファイル」に関するページの見出しリスト

当カテゴリー「パーティションの内部ファイル」内での、各記事ページの見出しの一覧リストです。

HDDのパーティションのフォーマット後にデータを復元

パソコンに搭載しているハードディスクドライブで、パーティションを分割して使用している際に、
エクスプローラーやコントロールパネルのディスク管理の画面で、誤ってまだバックアップをしていない、
大事なデータを保存しているパーティション(partition)に、「フォーマット」を掛けて初期化しまい、
ファイルやフォルダーが消えてしまったら、どうすればデータの復元ができる?という疑問について。

ハードディスクへのそれ以上の上書き保存を控える

まず、誤ってクイックフォーマットなどをかけてしまったパーティションの中には、
エクスプローラーなどの画面上では、初期化(formatting)によりファイルやフォルダーが消えています。

ですが、まだ実際には内蔵のハードディスクのセクタに痕跡データが残っている可能性があります。

しかし、新しくボリュームにファイルを上書きしていくとその痕跡データが消えていくため、
ひとまずそのパーティションのHDDには、データの上書き保存を控えてください。

ボリュームのフォーマットを実行すると、大量のファイルが削除されるため、
なるべく確実に復元をしたい、という際には、プロのデータリカバリーサービスに出して、
HDDのスキャンをしてもらう方が、より多くのファイルを救出してもらうことができます。

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新しいパーティションの作成や拡張ができない時の修復

MicrosoftのWindowsのパソコンを使用して、内蔵のCドライブ(ローカルディスク(C:))や、
増設したDドライブなどのハードディスク、外付けHDD(またはSSD)を管理する際に、
パーティション(partition)を分割して、複数の論理ドライブとして運用したり、
すでにあるパーティションの最大容量を拡張して使用する手法があります。

しかしその場合に、操作中にエラーなどが発生して設定ができない時には、
どのようにすれば修復することができる?という疑問について。

HDDやSSDのボリュームの拡張を行う場合は?

こちらの一例では、「Windows 10」(ウィンドウズ)でパーティションの操作を行う場合での解説をいたします。

まず、パソコンのデスクトップの画面を開いて、
コントロールパネル→管理ツール→コンピューターの管理→ディスクの管理、と進みます。

ディスクの画面が表示されたら、対象のSSDやHDDに空き領域が残っているかどうかを確認します。

ディスクの容量すべてが割り当てられていると、新しいボリューム(volume)の作成や、
パーティションの拡張ができないため、どれかのボリュームを削除する必要があります。

あまり必要のないどれかのパーティションを「エクスプローラー」で開いて、内部の必要なデータを、
外付けHDDやDVD-Rなどのデータ記憶装置に、必要なファイルをバックアップして保存します。

また、専用の高度なアプリケーションソフトウェアを使用したり、
専門のコンピューター関連のサポートに依頼をして、作業を代行してもらうこともできます。

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ハードディスクのドライブ文字が変わりデータが開けない時は?

MicrosftのWindowsのパソコンで、エクスプローラーの画面から「PC」(マイコンピューター)を開いた時に、
通常はローカルディスク(C:)をはじめ、内蔵ハードディスクやSSD、
そして外付けのリムーバブルディスクなどのボリュームが一覧に表示されます。

この時に、以前に接続していたハードディスクドライブなどのデータ記憶装置を、
ある程度の期間がたってから再度接続した際に、
以前とはアルファベットのドライブ文字が、別のものになっている場合があります。

そうなった際に、一部のアプリケーションソフトでは、以前に開いていたソフトウェアやファイルの場所が、
認識できずにそのまま直接には開けなくなっていたら、どうすれば元に戻せる?という疑問について。

「次のドライブ文字を割り当てる」の項目でボリュームを選択

まず、スタートメニューかデスクトップからコントロールパネルを開いて、
「管理ツール」→「コンピューターの管理」→「ディスクの管理」と進みます。

一覧から対象のボリュームを選択して、「ドライブ文字とパスの変更」を選択します。

「変更」のボタン押して、「次のドライブ文字を割り当てる」の項目にある、
アルファベットの選択枠で、以前に振り分けられていた文字を選択します。

そして「OK」→「はい」と選択して、ボリュームを変更する作業は完了です。

また、複雑なパーティションやRAIDのデータが開けない時は、専用のソフトウェアを使用したり、
専門のサポートの事業に注文をして代行の作業を行ってもらうことができます。

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CドライブとDドライブのパーティションを結合する手順 

パソコンでハードディスクやSSDを、CドライブとDドライブにパーティションを分割して運用している場合に、
たまに片方はほとんど使っていなくて、Cドライブの方ばかりにデータが集中してしまうことがあります。

または、ボリュームに不具合が発生して正常に開けなくなったため、一度統合をしたい、といった際に、
Dドライブの方をCドライブと結合させるには、どのように操作をすればいい?という疑問について。

Cドライブことローカルディスク(C)の動作遅延

まず、Cドライブことローカルディスク(C:)は、WindowsのOSやアプリケーションソフトウェアを、
直接セットアップしてメインで使うパーティション(Partition)です。

そのため、新しくインストールした個人用のデータファイルやプログラムなども、次々に増えていきます。

Cドライブの空き容量が減っていくと、他のパーツの性能が良くてもだんだんコンピューターの読み込み速度が、
次第に遅くなって、動作の遅延やエラーなどのトラブルが起きやすくなります。

そこで、Dドライブを前に分割していたけれど、あまり使うことはなかった、という際に、
もう一度ボリュームの結合をして、空き容量を増やす手法があります。

また別の方法として、高速化・最適化を市販のアプリケーションソフトウェアで実行したり、
プロのサポートの事業にて、設定や修復の措置をしてもらうこともできます。

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MFT(マスターファイルテーブル)の破損を修復するには?

MFTとは、Master File Table(マスターファイルテーブル)の略称で、
ハードディスクやSSDのNT File System(NTFS)のファイルシステム上にある、
メタファイルを収納するためのデータ領域です。

しかしこれが破損してしまうと、パソコンを起動して読み込んだ時にファイルを見つけられずに開けなくなります。

このような時には、どうすればパソコンのデータの読み込みを修復することができる?という疑問について。

マスターファイルテーブルが破損して認識しない状態とは?

まず、NTFSのMFTはそうそう破損するものではないのですが、
ハードディスクやSSDをずっと頻繁に使っていると、稀に壊れてしまうことがあります。

パーティションは一つごとにMFTが作成されて、そこに書き込まれたファイルの位置を記録しています。

しかし、このマスターファイルテーブルが損傷すると、内部のファイルやフォルダーが開けなくなるばかりか、
WindowsやmacOSのシステムも認識しない状態になり、コンピューターが正常に立ち上がらなくなります。

ですが、まだ適切な対処をするか、専門のサポートにて直してもらうこともできます。

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仮想ハードディスクのデータを修復するには?

Microsoft Windows(マイクロソフト・ウィンドウズ)のパソコンの、「ディスクの管理」などで作成した、
仮想ハードディスク(Virtual Hard Disk)に保存されているファイルやシステムを、
うっかり間違えて削除した際に後からリカバリーして元に戻したり、またはVHDが読み込みできなくなった時に、
ストレージに残っているデータを修復するにはどのように対処をすればいい?という疑問について。

自動更新バックアップの前に別名でファイルを保存

まず、オペレーティングシステムの機能や市販のフルバックアップソフト(丸ごとデータ引っ越しソフト)の中には、
フォルダーからのバックアップを取る際に、仮想HDDのファイルのVHDに変換できる機能もあります。

別のマシンに搭載されたドライブ装置に、以前の状態のデータを同じように移行することもできます。

しかし、ファイルのバックアップを定期的に残していなかった場合や、
急なアクシデントで差分の更新機能による自動保存の前にデータが消えてしまった場合は、
別のファイルで上書きされる前にすぐに別名で保存し直すなどして、修復の措置を取る必要があります。

もしクラウドストレージのサービスに登録していて、事前に専用のフォルダーを作成していたら、
そちらの方にHDDの一部のデータが自動的に送信されていて、インターネット上のサイバースペースにある、
対象のディレクトリの内部から、ファイルを引き出す形で復旧ができる見込みもあります。

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Dドライブにあらかじめデータを移動して後で復元する方法

パソコンのSSDやハードディスクドライブは、通常(出荷時の状態)では、エクスプローラーの画面の、
「PC」(マイコンピューター)から見ると、Cドライブ(プライマリパーティション)のみが、
ローカルディスク(Local disk)として表示されています。

その下に「リムーバブル記憶域があるデバイス」の項目があり、3.5インチFD(A:)やCDドライブ(D:)、
リムーバブルディスク(E:)といった周辺機器が表示されていく仕組みです。

ここで、CからDというようにデータを移動ないしコピーをして、失ったデータを後から元に戻す際には、
どうすれば消えたファイルの復元をすることができる?という疑問について。

DドライブやEドライブへのデータの移動とは?

まず、そのままSSDやHDDの設定に特に変更を加えずに使用していると、データファイルや、
アプリケーションソフトウェアのフォルダーはすべて、ローカルディスク(C:)の中に保存されていきます。

ですが、ハードディスクないしメモリディスクの最大容量に十分な余裕がある時は、パーティションを分割作成して、
新しくDドライブやEドライブと、最大4つまで割り当てをして、データを移動して運用していく方法が役立ちます。

パソコンで自分で作成したファイルは主に、ドキュメント内にあるピクチャやミュージック、ビデオ、
そして新しいフォルダーなどの保管場所に、データを書き込みしておく場合が多いです。

これらのファイルを移動する前に、間違えて削除してしまった時は、
まだ専用のユーティリティを使用したり、専門のサポートで復元ができる見込みがあります。

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未割り当てと認識される状態からパーティションを復旧

パソコンに内蔵されているハードディスクドライブやSSD、または外付けのHDDなどで設定した、
パーティショニング(Partitioning)で、未割り当ての領域(non-allocated area)が出てしまい、
正常に認識されない時にデータファイルの読み込みを復旧するには、どのように対処をすればいい?という疑問について。

パーティションが未割り当てと認識される時は?

まず、ハードディスクドライブやメモリーカードなどのデータ記憶媒体を使用している際に、
パーティションが未割り当てと認識されている状態から、HDDやSSDを復旧する場合の対処法について。

たとえばストレージの内部に、数十GBから数百GBの「未割り当て領域」が作られていることがあります。

こちらは本来、設定の変更なしではユーザーが直接アクセスできない場所です。

しかしこの未割り当て(ノン・アロケーテッド・エリア)の領域には、
バックアップやシステムなどの、大事なデータが保存されている設定になっているケースもあります。

そのため、パーティションの分割などで記憶領域の割り当てを変えると、
『システムの復元』などのアプリケーションソフトウェアで自動保存されている、
必要な保存されたデータが消えてしまう危険もあります。

なので、HDDやSSDの使用の状態を変更する際には、こういった細かい面での注意もが必要です。

また、パソコンのサポートを実施された企業で、ストレージに関するトラブルからの修復をしてもらう方法もあります。

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パーティションテーブルの破損を修復するには?

パソコンなどで使う、ハードディスクドライブないしSSDのデータ記憶領域の一部分である、
パーティションテーブル(Partition Table)で区切った領域が、
正常に読み込めなくなるアクシデントが発生した時には、このパーティションテーブルが破損したためであることも多いです。

その際にデータの読み込みを修復するには、どのように対処をすればいい?という疑問について。

Windowsで「ディスクの管理」の画面を開く

まず、分割したパーティションのデータ情報が記録されている領域は、
1個のパーティションに16バイトと、使用する容量は微小で、計4つのパーティションの分が用意されています。

HDDやSSDに何か問題が発生して、CドライブまたはDドライブ、Eドライブ、Fドライブ~に、
正常にアクセスができなくなった時は、Windows(ウィンドウズ)のOSがまだ起動できるようでしたら、
デスクトップまたはスタートメニューから「コントロールパネル」の画面を開いてみてください。

デスクトップ自体が映らない時は、モニターの接続を見直して、破損していたら修理に出す必要があります。

またシステム修復ディスクをDVD/BDドライブに入れて、OSの回復を試されてみてください。

ある程度の修復は、PC関連のサポートを請け負われたサービスで行ってもらうこともできます。

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ハードディスクの古いデータのサルベージは可能?

パソコンなどで使用するデータ記憶装置でおなじみ、ハードディスクドライブに書き込みしていたデータファイルが、
いつの間に消えていたり壊れたため、サルベージして元に戻したいけれど、ずいぶん前の古いデータだったという場合、
かなり前に消失したファイルやパーティション、また相当に前に作っていたデータの場合は復元することはできる?

あるいはハードディスクが相当古い型番だけれど、データのサルベージは可能?という疑問について。

古いハードディスクから失ったファイルの復旧はできる?

まず、失ったプログラムやファイルが数年~10年以上前に作成・書き込みした、
かなり古いものであっても、ファイルの拡張子は基本的に、
HDDに書き込まれていた痕跡さえ残っていれば、サルベージができる見込みがあります。

痕跡とは、パーティションに残っているデータが書き込まれている情報で、
普通は削除してもすぐには消えず、後にファイルの上書きを繰り返していくことで
少しずつ痕跡も自動的に消去処理されていきます。

こちらを専用のツールでサルベージを試みたり、専門のサポートで直すことができます。

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Fドライブなど分割したパーティションからのデータの復旧

パソコンの内部のシステムファイルとデータが収納されている、
内蔵のハードディスクドライブやSSD、または外部からUSB接続をしたストレージの、
Fドライブといった、分割(division)をしたパーティションにあるファイルを、
間違えて削除したりフォーマットで消去したら、後から復旧することはできる?

またはパソコンが故障した時にデータの取り出しをするには?という疑問について。

間違えてHDDやSSDから削除したファイルは復元できる?

まず、間違えてWindowsのエクスプローラーやダイアログボックス、ソフトウェアの機能などで、
ファイルやフォルダーを削除してしまった時は、まだ画面上での表示が消えただけで、
HDDやSSDのセクタには、データの痕跡が残っている可能性が高いです。

パーティションは、例えばWindows(ウィンドウズ)のパソコンで、エクスプローラーから、
「PC」(マイコンピューター)を開くと、「ローカルディスク(F:)」またはEやG、と表示されています。

※macOSの場合は、「Finder」(マイファイル)で表示ができます。

この部分に、あらゆるアプリケーションソフトウェアのプログラムやバイナリファイルが入っています。

こちらは、新しくストレージにデータを上書きすると次第に消えてしまうため、
ひとまずはそれ以上のファイルの保存はいったんお控えください。

Fドライブからゴミ箱にファイルが移動していなくて直接消去されていたり、ゴミ箱を空にしていた時は、
専用のソフトウェアを使うか、専門のサービスに注文をして、復旧できる見込みがあります。

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Gドライブなどのパーティションのデータを復旧するには?

デスクトップパソコンに増設した、または外付けで接続したハードディスクやSSD、メモリーカードの、
データが保管されているGドライブやHドライブといったパーティション(partition)で、
誤って必要なファイルやフォルダーを削除してしまったり、ボリューム自体を初期化すると、
画面上では、画像や文書、メール、HTML、住所録といったデータの表示が消えてしまいます。

また、PC本体といったコンピューターが壊れたり、熱暴走や老朽化による補助記憶装置の物理的な故障が起こると、
オペレーティングシステム自体が正常に起動できなくなったり、ストレージが読み込めなくなります。

このような場合には、どのようにすれば内部のデータを復旧することができる?という疑問について。

ストレージに新しいデータの上書き保存をしないように注意

まず、消えたファイルを元に戻す前に、GドライブやHドライブのHDDないしSSDにある、
パーティション(または通称でパーテーション)の部分から、ファイルを削除する動作は、
表示の消去=データの完全な抹消というわけではなく、基本的に痕跡のデータは残っている状態です。

フォーマットした直後なら、まだ読み込みができないだけの状態で、内部のファイルは、
間違って消去していたパーティションのストレージから、まだ高い確率でセクタの中に記憶されています。

ですが、ここからOSの再インストールやアプリケーションソフトウェアのセットアップといった、
データの書き込みを続けたり、FDISKなどを使った分割を行うと、フォーマット以前のデータは次第に消えてしまいます。

そのため、まずは必ず最初に対象のローカルディスクやリムーバブルディスクからの、
データの復元の作業や依頼の手続きに取り掛かってください。

ストレージから表示が消えた拡張子の修復は、専用のツールを使用するか、
プロのサービスに注文をして、データの復元ができます。

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ローカルディスクから失ったデータを蘇らせるには?

パソコンに搭載されている補助記憶装置の、SSDやハードディスクに該当する、
ローカルディスク(Local disk)から、必要なデータファイルを失った時には、
どのようにすれば蘇らせる(復元する)ことができる?という疑問について。

ローカルディスクCやDからデータが消えた時は?

まず、プライマリパーティションであるローカルディスクCや、
セカンダリパーティションでローカルディスクDないしE、F、G~といったドライブは、
区画を分割して運用されている場合は、物理的には一つのHDDやSSDに入っています。

一方で、デスクトップPCに増設したハードディスクやUSB接続をしている外付けのHDDケースやRAIDなどの、
それぞれのローカルディスクは、ドライブ装置ごとパーティションの位置が異なります。

そのため、自身でツールを使用して、失ったファイルを蘇らせる際の手順が少し違う場合があります。

また、専門のレスキューサービスに提出してデータを復元してもらう際にも、
どのパーティションのストレージからファイルを失ったかどうかによって、
郵送をするコンピューター、または補助記憶装置が異なる場合があります。

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リカバリー領域にデータのバックアップは含まれていない?

パソコンで、重大なシステムの損傷や侵食型のコンピューターウイルス(ワーム)のプログラム障害などで、
OSの動作にひどい異常が見られて、まともに使用ができなくなると、リカバリーが必要になることがあります。

その際に、SSDまたはハードディスクに作成された、OSの「リカバリー領域」には、
個人用のデータの多くはバックアップの分が含まれていない?という疑問について。

SSDやハードディスクのリカバリー領域とは?

まず、リカバリー領域とはSSDやハードディスクドライブの内部で普段稼働させている、
パーティションの部分とは別の領域で、メーカー製のPC本体を購入する前の、
初期ステータスの設定がデータとして記録されています。

そのため、今までにパソコンを使って保存したファイルやインストールしたプログラムなどの、
すべてのデータは、このリカバリー領域の方には保管されていません。

壊れたパソコンからデータを引き出すには、別の機能を使用するか、
専門のサービスにて復旧をしてもらうことで、対処ができます。

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NTFSやFAT32のパーティションを削除した後で復旧

MicrosoftのWindowsで使用される、NTFSまたはFAT32のファイルシステムでフォーマットされた、
SSDやハードディスクのパーティションを、間違えて削除してしまった時に、
ボリュームや内部のデータを後から復旧するには、どのようにすればいい?という疑問について。

NTFSやFAT32のパーティションが消えた時は?

まず、「NTFS」(NT File System)は、WindowsのOS(オペレーティングシステム)の、
NT系の標準ファイルシステムです。

たとえばWindowsXP以降では、NTFS v3.1(v5.1)のバージョンが導入されています。

また「FAT32」は、Windows95、98などで使われている分割ファイルシステムです。

これらのパーティションを、うっかりOSの再セットアップによる初期化や、
誤ったクイックフォーマットで、必要な分のデータを含めて消してしまった時は、
ひとまずそこからの、新しいファイルやソフトウェアの上書き保存はお控えください。

まだ後からボリュームを再作成したり、専門のサービスの方でデータの復旧を施すことができます。

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外付けHDDのパーティションも分割できる?

パソコンの中に直接内蔵されている、ハードディスクドライブやSSD(Cドライブ)は、
OSをインストールして使えるようにする際に、データファイルが保管される領域を、
パーティション(partition)で分割して、仕切りをして記録することもできます。

一方で、外付けHDDの方もボリュームを分割して使用することはできる?という疑問について。

DドライブやEドライブにデータを保存する手法とは?

まず、Cドライブのほかに、DドライブやEドライブ、Fドライブと、同じHDDの区画を2~4個に区切ることで、
例えば一つずつ、オペレーティングシステム用、アプリケーションソフトウェア用、データ収納庫用、バックアップ用、
という具合に分割して使うと読み込み速度も速くなり、ファイルの消失のリスクも抑えられます。

ですが内蔵のドライブだけでなく、外付けのUSBハードディスクやRAIDケースのHDDも、
パーティション(パーテーション)を分割して使用していくことも可能です。

(組み込まれているOSとそのバージョンによって、作業の手順が多少異なります。)

複雑なファイルシステムのストレージなどの機器は、
プロのパソコン関連のサポートで作業を代行してもらうのも一つの方法です。

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分割したパーティションが認識しない時に復旧するには?

パソコンのSSDまたはハードディスクドライブや、外付けHDD、RAIDケースなどの周辺機器で、
パーティション(partition)をC、D、E、F…と分割して使用している際に、
どれかの区画が認識しない状態になって、データが開けなくなったら、
どうすればボリュームの読み込みを復旧することができる?という疑問について。

外付けのUSBハードディスクやSSDのケースが読み込めない時は?

まず、外付けのUSBハードディスクケースやRAIDケース、ポータブルSSDといった、
EドライブやFドライブが認識されずに、WindowsのエクスプローラーやmacOSのFinderなどで、
パーティションないしストレージのアイコンが表示されない時に、対処をする手順について。

ひとまず、パソコンに差し込みしているUSBポートを少しだけ左右に動かしてみると開けることがあります。

または、コネクタの差込口が正しくない位置に差し込まれていて読み込めないこともあります。

ほか、一度オペレーティングシステムを再起動したり、WindowsやmacOSなど、
別のパソコンで読み込みすると、自動的にエラーが解消されて認識できる場合もあります。

もし、ケース自体が破損している場合は、内部のストレージを取り外して市販のケースに移し替えるか、
または専門のサービスにて、ドライブ装置またはデータを読み出ししてもらうこともできます。

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HDDやSSDがダイナミック 無効と出た時にデータを復旧

ハードディスクドライブやSSDを、Windowsのデスクトップパソコンの空いたドライブベイに増設して、
PC本体の電源を付けて読み込もうとしたら、ディスクの管理画面で「ダイナミック 無効」と表示されて、
ストレージの内部のデータが開けない時には、どうすれば復旧することができる?という疑問について。

ローカルディスクD~で「ダイナミック 無効」と出るトラブルとは?

まず、デスクトップPCの空いているドライブベイにHDDやソリッドステートドライブを差し込みして、
ローカルディスクDやE、F、Gとして開こうとすると、最初の一回目か二回目の起動では認識がされず、
次回以降の起動で自動的にボリュームが正常に読み込みできる場合が多いです。

しかし、何度起動をし直してもDドライブやEドライブがエクスプローラーの画面に表示されない時は、
コントロールパネルの管理ツール→コンピューターの管理→「ディスクの管理」で状態をチェックする方法があります。

(BIOSの画面で表示がされない時は、SATAケーブルと電源ケーブルを差し込み直してみてください。)

そちらの表示で、ストレージ自体はパソコンのBIOSに認識されているものの、
「ダイナミック 無効」と表示されるダイナミックディスク(dynamic disk)のモードになるケースがあります。

この状態になると、通常の手段では中身のファイルやフォルダーの読み込みが少し難しくなり、
専用のソフトウェアを使うか、専門のサービスにて復旧をしてもらう必要が出てきます。

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SSDやHDDの削除したパーティションを修復するには?

パソコン本体や外付けHDD、RAIDなどの、コンピューターや周辺機器に搭載されている、
SSDやハードディスクドライブの分割記憶領域、すなわちパーティション(Partition)の、
普段データやプログラムを書き込み・保管している部分を、間違えて削除してしまった時に、
ボリュームとその内部の必要なファイルを修復するには、どのようにすればいい?という疑問について。

パーティションを誤って消去した時は?

まず、新しくパーティションを分割・作成する(パーティショニングをする)際に、
誤って必要な領域を消去してしまった場合に、復旧をする方法について。

ひとまず、そのまま勢いで新規に領域を作成されてしまうと、SSDやHDDを上書きしてしまい、
まだ表示されていない部分で残っている可能性が高い、前のデータの痕跡が消えてしまう場合があります。

なので、まずは何も作成せずに、すぐにパーティション(パーテーション)のデータの復旧作業を行う必要があります。

フォーマットや再構築による消去をした直後は、まだ『今までのパーティションのデータを削除しました』
という情報を書き込んだのみで、まだ拡張子がストレージから完全に消えたわけではなく、
その状態から新しくファイルの上書き作成を行うことで、次第にデータの痕跡が消えていく仕組みとなっています。

こちらは専用のツールを使用するか、専門のサポートの企業にて復元ができます。

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