フォルダーのファイルを紛失した時に探してデータを回復

パソコンや外付けHDD、NAS、ネットワーク上のファイルスペースなどでよくある
データ損失の一つで、物理障害とも論理障害ともまた違った、
どこにあるかがわからなくなってしまう「紛失」というトラブルのパターンもあります。

データの補助記憶装置の取り扱い

アプリケーションソフトで書き込みして保存したテキストデータ、画像、音楽ファイル、
特殊なプログラムの設定、電子メールの受信メール、他、
パソコンなどの機器の内部では日々さまざまなデータを取り扱っています。

一年も使えば非常に膨大なデータがPCのハードディスクや外付けハードディスク、
SDメモリーカード、USBメモリ、DVD-RWなどのデータ保存媒体に保管される形です。

最近では数TBのハードディスクを数台を搭載したRAIDやNASなどの
超大型のデータ保存媒体も発売されて、一般的にも汎用されています。

そうなると、次第に普段開かないデータや昔のデータの保存した場所が
どこにあったか忘れていってしまうケースも起こりえます。

そしていざ再び使うときにすべてのお手持ちのハードウェアの機器や
インターネット上のクラウドサービスなどを片っ端から見直してファイルを開き直したり、
パソコンの各種設定やフォルダーを検索し直す手間がかかります。

場合によっては見つからない、諦めざるを得ない状況も出てしまうかもしれません。



データを保管した場所を忘れてしまった時は?

まず、再度の取得や再作成がすぐにできるデータの場合は、インターネットやアプリケーションソフトを開いてチェックしてみます。

ファイルに付けた名前や保存した日時、拡張子の種類を覚えていれば、例えばWindowsのOSの場合はExplorerなどの
画面で「Ctrlキー」+「Fキー」、Mac OS Xの場合はFinderの画面右上の検索窓から入力して、検索できます。

また、上記のような事態の回避におすすめな手段の一つとして、日常的にフォルダーを
沢山作ってカテゴリ分けし、データ移行をされておかれると配置が非常に分かりやすくなります。

フォルダーという大まかな分類を通せば、かなり保存ファイルの把握が楽になるので非常に便利です。

なお、別のデータ記憶装置へのバックアップ保存も時々行うようにしておくと、
より確実かつ安心してデータの管理ができます。

ほか、BIGLOBE(ビッグローブ)での、データ消失対策 の解説も参考までに。

もし間違えて必要な上書きされていた場合でも、自動更新バックアップのファイルや、
メモリの一時的な保存データがあれば、保存状況によってはそちらから引き出して回復させることも可能です。

どうしても必要なファイルを紛失されてしまい、やはり見つからず、再度の入手や再作成も難しい、
という場合には、プロのデータ復旧センターにて破損したファイルの復元やハードディスクからの
検出と回復ができるかどうかの診断と修復作業をしてもらわれることもおすすめします。