複数のハードディスクないしSSDを組み合わせて、一つのストレージとして使用したり、
どれか一台のドライブ装置が故障した時のために別のディスクに同じデータを保存する、
RAID（レイド）から、間違えてファイルを削除したりディスクアレイが崩壊して読み込みができない時に、
専門のサービス業者に依頼してデータを復旧してもらうにはどれくらいの費用が掛かる？という疑問について。
目次
RAIDからファイルやフォルダーが開けなくなる原因とは？
まず、ハードディスクまたはSSDに保存していたファイルやフォルダーが開けなくなる原因には、
誤ったデータの削除の操作やフォーマットにより、拡張子の表示を消去する誤操作が特に多いです。
ほかにRAIDの場合は、ディスクアレイを再構築する時の初期化のミスや、
または冗長化による構造が崩壊して、RAIDアレイが読み込みできなくなるトラブルもあります。
あるいはHDDないしSSDのうち一台が故障して、その後でリビルドに失敗したり、
または物理的な強い衝撃や水濡れなどで、二台以上のストレージが同時に破損したり、
コントローラ（基板）の方が壊れてしまい、アクセスができなくなるアクシデントの原因もあります。
ですが、まだ専門のサービスで適切な処置をしてもらいデータの復旧ができる見込みがあります。
RAIDをデータ復旧サービスで依頼する時の料金は？
次に、専門業者のデータ復旧サービス（Data Recovery Service）でRAIDを依頼する時の料金について。
電子データの保存用の装置から誤ってファイルを削除したり、パーツが破損した時に、
データ復活のサービスセンターに依頼を行う際、やはり多くの方が気になるのは、
注文にはどれくらい値段が必要なのか、といった金額の面が大きいと思われます。
まず、パソコンに搭載されているHDDや、外付けのケース、サーバー、NAS、レコーダーに内蔵された、
ハードディスクドライブは、補助記憶媒体の中ではデータ復旧の費用が高めです。
特にRAID1（ミラーリング）やRAID5（分散パリティ）は、10万円を上回ることも珍しくありません。
ほか、RAIDのエラーの障害を修復してデータを救出する方法については、こちらのページにて。
近年のテクノロジーでは、復元の技術力の向上や作業の効率化も進んでいます。
ですが、ハードウェアの最大容量や、認証番号の設定といったプロテクトの強度も上がっていて、
破損したストレージからのデータの読み取りが難しくなったり、時間を要する点もあります。
HDDやSSDが故障した時にデータを取り出す際の価格は？
次に、RAIDアレイが組み込まれたマシン、またはHDDかSSDの回路が故障した時に、
内部のデータを取りしてもらう際の価格の目安について。
まず、機材の回路が破損するトラブルのことを、「物理障害」と呼びます。
例えば、外部ケースにあるRAIDコントローラまたはパソコン本体が故障した時はやや軽度で、
ハードディスクやSSDの回路壊れた時は、重度の物理障害に該当します。
ストレージの物理障害の時は、精密機械が壊れている状態であるため、
クリーンラボでのデータ取り出しの作業により、価格は高めです。
例として、ハードディスクのうちの一台が破損した時は6万～10万円ほど、
2台以上が損壊した時は15万～20万円以上、という具合の料金です。
また、HDDの故障とともにRAIDアレイが崩壊して読み込みできなくなる、
複合障害が出た時は10万円以上と、1台のみの破損より割高です。
これらのトラブルが起きた時は、デジタルデータリカバリー様といった、
物理障害に対応された専門業者のデータ復旧サービスで見てもらうことができます。
削除したファイルの復元にはいくらくらい費用が掛かる？
次に、RAIDのボリュームから間違えて削除したファイルを復元してもらうには、
いくらくらいの費用が掛かる？という際のおおまかな目安について。
まず、RAIDのシステム上での操作のミスやエラーといったトラブルは、
「論理障害」という部類の問題に該当します。
こちらでのデータの復元には、ストレージの回路が破損する「物理障害」に比べると、
例としておおよそ2万～6万円あたりと、比較的に安い値段で注文ができます。
ほか、おすすめの大手のデータ復旧サービスの業者については、こちらのページにて。
対象の電子機器（エレクトロニクス・デバイス）を、データ復旧サービスの方に出して、
レスキューのご依頼をされる時には、一通り料金のプランを確認されてみることもおすすめします。
容量が多いディスクアレイは修復の値段が高額になる？
次に、RAIDはディスクアレイに使用しているHDDやSSDの、
最大容量によって、データの修復にかかる料金が違ってきます。
基本的に、ハードディスクドライブやSSD（メモリディスク）のように、
500ギガバイト、また1、2、4、8テラバイトと、最大容量が高いデータ記憶装置は高額の値段です。
また、ディスクアレイの複雑さやストレージの本数によっても、
各サポートでのデータサルベージの金額が違ってくるコースもあります。
例として、3Aデータ復旧サービス 様での、復旧費用 の解説も参考までに。
またデータ復旧サービスの会社ごとに、その各パーツでのプラン、補助記憶装置の種別、
破損の状態、配送距離、経済状態、その他あらゆる場面において多少の変動が出てきます。
サーバーやNASからデータを復旧するのに必要な金額は？
次に、サーバーやNAS（ネットワークアタッチストレージ）、レコーダーなどの機材は、
パソコンとは違うファイルシステムで動いていまして、読み込みがやや複雑です。
そのためPC本体や通常の外付けのドライブケースに比べて、ファイルを元に戻すのに必要な金額が、
それぞれのデータ復旧サービスの業者によって、やや高めになる場合もあります。
こちらも、論理障害と物理障害の場合、RAIDやNAS、サ－バに搭載されたHDDの数量、
といった要素での違いにより、データ復元に掛かる値段が変わってきます。
パソコンやサーバー、NASなどのあらゆる補助記憶装置を使用した電子機器は、
基本的にストレージの最大容量が大きいほど、データ復旧の料金も上がります。
ですがデータ救出のサービスの事業によって、即日でのスピード診断や出張訪問、
48時間以内でのデータリカバリーのプランなど、大変便利なサポートが実施されています。
