I/Oエラーで開かないドライブ装置の修復

MicrosoftのWindows(ウィンドウズ)のパソコンのUSBコネクタから
内蔵または外付けで接続したCDドライブやDVDドライブなどのトレイに
データディスクを差し込みしてデバイスに読み込ませようとする時、稀に、

「D/E/F/G:~にアクセスできません。」「I/Oデバイスエラーが発生したため、要求を実行できませんでした。」
というエラーメッセージが発生してドライブ装置が読み取れないことがあります。

そんな時、元の状態に修復する方法、またはサービスはある?という疑問について。

I/Oデバイスエラーとは

コンピューター用語のI/O(アイ・オー)はinput-output[インプット・アウトプット]
の略称で、入出力(入力・出力)という意味です。

そして、CD/DVDドライブや外付けHDD、RAID、ネットワークドライブ、SDカードといった
外部から接続する装置がデバイスマネージャーから読み取れない状態が、[I/Oデバイスエラー]です。

データファイルや、それらが書き込まれているディスクの問題ではなく
ドライブ機器の装置本体そのものがコンピューターに認識されていないため、
ディスクメディアを入れ替えても反応しない場合が多いです。

I/Oエラーの警告メッセージが出た時はひとまず、USBポートからコードを抜いて、
一度ドライブ装置の電源も切ってから差込口の小さなゴミやホコリを除去されてみてください。

念のためにパソコン本体も一度再起動するか、シャットダウンしてから
再度起動をして、その後でもう一度USBコネクタに接続してみましょう。

HDDの破損で起動ができなくなっている場合には、個人では内部のファイルの回収が難しいため、
物理障害に対応されているデータレスキューサービスにて、復旧してもらうことをおすすめします。




それでもいまだにUSB装置がI/Oエラーで認識しない場合は、
デスクトップの画面左下のスタート⇒コントロールパネル⇒クラシック表示に切り替える
⇒システム⇒ハードウェア⇒デバイス マネージャ(D)の画面に移動します。

(Windows8.1などの場合はコントロールパネル→デバイスマネージャー、で表示します。)

すべてのデバイス装置が正常に表示されているかどうかを確認します。

「+」で開いた一覧の中に[不明なデバイス]や[!・×・?]というエラーアイコンがあったら、
そのデバイスを右クリックで無効にしてから、いったんUSBポートから外して、
もう一度ドライブ機器を接続してみましょう。

そして右下のタスクに「新しいハードウェアが見つかりました」と表示が出て、
マイコンピューターから開ければI/Oエラーの修復は成功です。

またパソコン修理サポートセンターや、データ復旧センターでも、店舗によって作業の代行を
行ってもらえる所もあります。

しかしそれでも再びデバイスマネージャーで正常に表示されなかったり、
まったく認識がされていない場合は、ドライブ装置が故障しているか、
WindowsのOSにシステム異常が出ている可能性もあります。

Mac OS Xなど別のオペレーティングシステムのパソコンであれば
Windowsdで読み込みできないフォーマットや一部の回路が破損したデータ記憶装置なども
読み込できてファイルの読み出しをそのOSでのみ復旧できる場合があります。

試しに、別のパソコンで接続してみたり、代わりのドライブ装置をお持ちでしたら
そちらでディスクメディアを読み込んでみましょう。

ほか、アドバンステクノロジー 様での、I/Oデバイスエラーが表示された場合の修復・復元方法を紹介! の解説も参考までに。

USBメモリやSDカード、開きにくい外付けハードディスク製品のように、記憶回路と装置(カートリッジ)が
一体になっている電子機器がI/Oエラーでどうやっても読み込めない時は、データ復旧サービス店に
問い合わせて、故障した内部の保存ファイルを取り出ししてもらわれることをお薦めします。