近年のハードディスクドライブやSSDの製品は、丈夫で安全性に優れているものの、
いつ急に故障して読み込めなくなるかはやはりわかりません。
そこで、「RAID5」(Redundant Arrays of Independent Disks)のシステムを運用して、
ハードディスクないしSSD(ソリッドステートドライブ)のどれかが故障した時に、
後からデータを復旧するにはどのように対処をすればいい?という疑問について。
RAID5を導入してハードディスクやSSDを冗長化する手法とは?
まず、日々のHDDやSSDでのデータの更新によるわずかな差分のファイルでも、
何かのトラブルで失うのを防ぐためには、余裕があれば冗長化を施すRAID1やRAID5、
あるいはそれらが設定されたNASでのバックアップと、データの回復による運用をおすすめします。
こちらの説明では、Windowsのパソコンで、BUFFALO(バッファロー)から発売されている、
RAIDの機能が搭載された外付けハードディスク『DriveStation』(ドライブステーション)を使った場合の、
主な設定とデータの保存、バックアップした分からの復旧の手法について解説いたします。
パソコンやサーバー、モバイルコンピューターなどの電子機器で、個人・法人を問わずに取り扱う、
大量の「電子データ」は、複数のハードディスクに同じファイルやフォルダーを書き込んで、
冗長化して保存する『RAID』の機能でバックアップを作ると、物理障害に対して安全性が高まります。
特に「RAID5」(レイドファイブ)の方式は、3台以上のHDDやSSDを使って、
読み込みや書き出しの高速化と、ドライブの故障からデータを守る、
高い信頼性の双方での実現によって、快適かつ安全に運用していくことが可能です。
一方で、もしバックアップの設置を行う前に重要なファイルやフォルダーを失ってしまった時は、
専門のデータ復旧のサポートの企業にて、救出の作業をしてもらうことができます。
RAID5の設定でデータを保存して後から復旧するには? の続きを読む