まだデジタルカメラが普及していなかった頃に、フィルム(film)を使って撮影する、
アナログ式のカメラ(写真機)で撮って現像した紙焼き写真が、
水濡れや汚れ、焼損などのトラブルで印画紙が損傷して見づらくなってしまった時には、
後から画像データとして復元することはできる?という疑問について。
紙焼き写真が損傷したり紛失するトラブルの主な原因
まず、紙焼きの写真が次第に劣化したり紛失してしまうトラブルが出る主な原因について。
・アルバムの水濡れや水没、強い湿気で写真にカビが生えたりふやけて損傷した。
・太陽光や蛍光灯に長い期間 紙焼き写真を当てたために、色あせていた。
・火災の影響で、写真の表面に煤が付いて色が取れなくなってしまった。
・引っ越しや大掃除の際に、間違えて不用品にはさんで捨ててしまった。
・写真アルバムを外へ持ち運んでいたら、どこかでいつの間にかなくしてしまった。
・資料としてアルバムから出して写真を使っているうちに、他の物に埋もれて紛失した。
ですが、印画紙が多少劣化していてもまだ紙焼き写真自体またはフィルムが残っていれば、
まだ自宅のスキャナーで取り込みするか、専門のサービスで画像をデジタル化してもらって、
画像編集ツールなどの機能で、ある程度の画質の補正ができる見込みがあります。