ハードディスクドライブやSSD、またRAIDやUSBメモリー、SDカード、CF、CD-RW、DVD-RWといった、
データの補助記憶装置(オーグジュアリメモリー)やパソコン本体、コンパクトメディアに保存された、
数百、数千、数万個~のファイルを、間違えてクイックフォーマットを掛けたり、
リカバリー(リセット)の操作で初期化すると、ディレクトリの全部のデータの表示が消えてしまいます。
そんな時、まだ必要だった替えの効かない重要なデータが大量に含まれていた場合には、
丸ごと消去してしまっていたファイルをもう一度、後からでも復元することはできる?という疑問について。
ゴミ箱やバックアップ設定のフォルダーを後から開いてみる
まず、WindowsのパソコンのエクスプローラーやMacintoshパソコンのマイファイルにあるフォルダーから、
複数で選択をしたファイルやフォルダーを間違えて丸ごと削除した場合での、復旧の仕方について。
基本として、ファイルマネージャーの機能上で消去した場合には、表示が消えたデータは、
特殊な操作でなければゴミ箱のフォルダーに一時的に移行します。
デスクトップ上のゴミ箱のアイコンを後から開いて、そこから必要なファイルを選択して、
右クリックによる「元に戻す」の操作で、以前の場所にデータの復元ができます。
また、TeraStationやLinkStationなどのNASの製品や、
インターネット上のウェブメールのサービスにも、ゴミ箱のフォルダーがあります。
もしゴミ箱にファイルが入っていなかったり、すでに空にしていた場合でも、
まだ専用のツールや専門のサポートの企業にて、復旧ができる見込みがあります。
ストレージのデータを丸ごと消去した後でも復元できる? の続きを読む