パソコンといった電子機器に搭載して取り扱う、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive)に保存された、
個人データなどのファイルやフォルダーを、だいぶ前に誤って削除していて、
そこからかなり時間がたって、OSの更新や大量のデータの新規保存などでその間に、
何度も新しいデータの上書き保存を繰り返していた場合、以前のデータの復元はできる?という疑問について。
ゴミ箱のフォルダーから拡張子をサルベージをするには?
まず、拡張子のファイルは、Seagate(シーゲート)やWD(ウェスタンデジタル)東芝(TOSHIBA)といった、
ハードディスクの内部のセクタ(Sector)という領域に保存されています。
こちらの拡張子は、WindowsのパソコンのエクスプローラーやMacパソコンのFinderなどのOS上で、
フォルダーから削除しただけであれば、まだゴミ箱にいったん移行するだけで、データ自体は残っています。
ゴミ箱フォルダーを開いて、拡張子を選択して「元に戻す」を実行すると、
以前のフォルダーの位置に戻る形で、以前のデータを復元できます。
また、ゴミ箱の最大容量が満杯になってくると、古いファイルから徐々に消去されていきます。
ですが容量が余っていれば、その後 同じハードディスクで上書き保存(オーバーライト・セーブ)を繰り返しても、
ずっと残り続けますので、いつでもファイルのサルベージ(Salvage)ができます。
もしパソコン自体が故障で開けなくなった時は、専門事業のデータリカバリーサービスに問い合わせて、
ハードディスクドライブやSSDに保存したファイルの、取り出しの作業をしてもらうこともできます。
上書きを繰り返したHDDからデータの復元はできる? の続きを読む