古いパソコンや、かなり前の外付けHDDケース、旧型の映像の再生装置、といった
コンピューター機器では、現在のSATA(シリアルATA)方式のハードディスクやSSDではなく、
IDE方式のハードディスクドライブに対応・搭載されている製品が多くなります。
ある時、だいぶ以前に使っていたパソコンなどの機器をもう一度起動しようとしたら、
故障したためか正常に動かなくなり、内部のHDDなどに保存していたデータが開けなくなった場合、
どうすれば必要なファイルを救済できる?という疑問について。
電源回路やコードの状態を確認する
まず、一度お使いの古い機器から、すべてのコードを本体から引き抜いて電源コードも取り外します。
次に、念のため電源ボタンを数回ほど空押しして、静電気を抜いてください。
デスクトップパソコンのように、ふたを開いて内部のパーツが確認できる機器でしたら、
移動した時の衝撃などで一部のパーツやコードの接触が外れていないかどうかを確認します。
また、電源コードを別の製品の付属のものと付け間違えていないかどうかも確かめます。
HDDが長期間、通電していない状態では、一回起動させた時は正常に読み込みできない可能性があります。
ハードディスクが読み込みできない場合には、専門業者のデータリカバリーサービスにて、
パソコンや外付けHDD、RAIDなどの装置から、保存したデータを救出してもらうこともできます。
古い機器のハードディスクからデータを救済するには? の続きを読む