日々取り扱っているパソコンの内部のハードディスクやSSD、また外付けHDDやRAIDケース、メモリーカード、
あるいは携帯情報端末やサーバー、NAS、レコーダーといった装置にあるフォルダーや、
インターネット上のファイルマネージャーのディレクトリには、膨大な数のデータが保存されています。
これらの領域から、誤った削除のミスや機器の故障により必要なデータを失ってしまった際に、
自分でできる基本ステップの簡単な手順による、サルベージの解決策はある?という疑問について。
データを失った時の物理的障害と論理的障害による原因とは?
まず、データを失ってしまう問題の、物理的障害と論理的障害という原因の種別について。
コンピューターやその補助記憶装置から、電子データを失うトラブルのうち、
ハードウェアの回路が物理的に破損してファイルが読み込みできなくなったり、
HDDやメモリーカード自体が故障するアクシデントは、「物理的障害」に分類されます。
一方、間違えてファイルをフォルダー上から消去したり、上書き保存してしまったり、
また拡張子のプログラムが破損したり、OSが不具合を起こしてデータが開けなくなる、
といった、電子空間上でのシステム的なトラブルは、「論理的障害」に該当します。
これらの問題が発生した後でも、まだ自分自身である程度まで対処をして、
データのサルベージを実践するか、またはプロのサービス業者にて復旧の措置を行ってもらえます。
データをサルベージする基本ステップの簡単な手順での解決策 の続きを読む