コンピューターのトラブル解決などの新しいページの一覧

当ホームページの、データの復元(reconstitution of data)を実行する方法や、パソコンのトラブルの解消といった内容の、コンピューターで取り扱うファイルやシステムのリカバリーなどに関する、新しい投稿ページの見出しの一覧リストです。

一時的に止まったパソコンを修復して動作を再生するには?

パソコンにキーボードやマウス等で打ち込んだ操作の処理能力がシステムや性能上 追いつかずに、
一定時間急に動作が効かなくなるエラーの障害をフリーズ、またはハングアップと呼びます。

パソコンを使ったことのあるほとんどの方はおそらく何度も、急にPC作業が
止まるトラブルの体験をされていると思います。

最初のうちはフリーズが発生=故障、とつい勘違いしてしまい、電源ごと一度消してしまい
作業中の上書き前データが消えてしまった、運が悪いとファイルやフォルダーが壊れてしまった、
という手痛い損失を受けてしまう可能性もありますので、ご注意ください。

フリーズは一時的に操作が効かなくなるだけで、決してパソコンそのものが故障したわけではありません。

少し待ってみると1分~5分以内に、送った命令の処理作業が完了して
すぐにシステムがハングアップから回復することも多いですので
ひとまずは無理に動かさずにしばらく待機してみましょう。

開いているアプリケーションソフトウェアの一つが止まっただけでしたら、
他の開いているソフトウェアのプログラムをいったんすべて閉じてみると
CPUやメモリの負担が大きく減って、軽めの問題はすぐに修復されて元に戻ることもあります。

しかし厄介なのは『エラーが発生したため~を終了します』と表示された場合で、これが出てしまうと
大抵は強制的にウィンドウが閉じてしまい上書き前の更新データも保存されたまま消えてしまいます。

自動バックアップ&復元機能を持つソフト以外では再生ができないのが難点です。

また、パソコン全体が操作不能になってしまった場合もやっかいです。

やはり数分待ってみて、運が良ければPC動作が戻ってくるのですが、10分以上待ってみても
フリーズが回復されない場合は何時間そのままにしてもずっと止まったままな場合もあります。

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上書き保存の前に閉じたソフトで作成したデータは復元可能?

アプリケーションソフトやインターネット・エクスプローラーの起動中、作成したファイルや書き込みの
データが上書き・保存の前に消えてしまった、というケースはパソコンを使っているとよく起こりますよね。

主なデータ消失の一例

・間違って右上の赤い×ボタンを押して閉じてしまった。
・変更を保存しますか?の、選択メッセージで『いいえ』を押してしまった。
・ソフトウェアがフリーズやエラー発生で強制シャットアウトしてしまった。
・停電やコンセントの引っ掛けで電源が切れてPCが閉じてしまった。
・空き容量不足など、何らかのエラーの障害で上書き保存ができなくなった。
・ネットのプログラムで保存ボタンを押したらDBエラーの画面などが出てしまった。
・一度電源をスタンバイモードにした後で、パソコンが開かなくなった。

こういった場合、残念ながらシステムの復元機能やデータ復活ソフトウェアのファイル復元ソフトで
復旧しようとしても、一度保存してから削除したファイルと違ってセクタにデータの痕跡自体が
そもそも最初から存在しておらず、上書き前の状態のみか残っている場合が大半です。

そのため残念なのですがデータ復旧ソフトやサービスでも元に戻らないことが多く、
特にインターネット上などパソコン外部のサーバー上のデータはほぼ不可能です。

しかし例外として、数十秒~数分おきに自動的に下書き状態のデータが自動的に保存されて
バックアップされている機能の搭載されたソフトウェアやネットサービスでしたら復元することも可能です。

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データファイルの救済は注文依頼の方が確実?

ハードディスクドライブや外付けHDD、microSDカード、USBメモリーカードといった 記憶装置に
保存していたデジタルデータのファイルの拡張子が入力操作の失敗で消えてしまったり
エラーの発生で飛んで消えてしまった場合は、パーツやディスクが物理的に壊れてさえいなければ、
ご自身で復元機能によるファイルの救済も可能です。

主な方法としましては、バックアップしたファイルを外部のデータ記憶装置に取ってあればそのままコピーペーストで
元に戻して、バックアップがない時は『システムの復元』や『ファイル履歴』、
Windows上位エディションの機能、他にも市販のデータ復元ソフトウェアのインストールや
CDブート版からの復旧ツールを使用しての回復作業によるファイルの救済、などがあります。

また、WindowsのOSが開けなくなっている破損の状態の場合には、Linuxディストリビューションのひとつ、
KNOPPIX Japanese editionからハードディスクを読み込んで中身をコピーする、
などの方法があります。

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ブルーレイディスクを非対応の機器に入れて問題が出たら?

現在で最先端を行く大容量データの読み書きを行える記録ディスク媒体である
Blu-ray Disc【ブルーレイディスク】をパソコンのBlu-rayドライブに差し込んで視聴している際、

動画ファイルの整理中に誤ってパソコンのBlu-rayディスクドライブまたはDVDドライブに
PC用でないブルーレイディスクなどを挿入してしまい、その後、書き込み環境が検出されなくなり、
メディアプレーヤーをアンインストール・再インストールなどを試みても修復しない場合は、
どのようにすれば修復できる?というご質問について。

まず、パソコン用のBDではなく、録画用のBD-REを誤って入れていたり、
ブルーレイディスクが対応されていないDVDドライブに入れてしまった、
といった規格の選択ミスをしてしまっていなかったか、お確かめください。

パソコン上で読み込み不可やエラーなど、何らかの論理的な問題が出ていましたら、
『システムの復元』や『Windowsスタートアップ修復ツール』を使って、OSを正常な時の状態に戻してみます。

ブルーレイディスクの裏面に傷が付いて読み込めなくなっている場合は、
ブルーレイレンズクリーナーでキズや汚れを洗浄することでディスクが修復できる可能性もあります。

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SDカードで「フォーマットしますか?」と表示された時は?

デジタルカメラやビデオカメラ、通信機器メーカーのモバイル端末などのさまざまな機器に対応されている、
半導体メモリのデータ記憶装置の規格である【SDメモリーカード】を、
外部のコンピューターからUSBコードでつなげたり、USBカードリーダー/ライターを通してパソコンに差し込みしたら、

「ディスクはフォーマットされていません」「フォーマットしますか?」とメッセージが表示されて、
データがすぐに開けない場合があります。

また、デジタルカメラなどをUSBコードでパソコンに同期させてデータを取り込む際に問題が出て、
その後デジタルカメラにSDカードを入れると、「初期化しますか?」といったメッセージが表れて、
正常に認識できない場合には、どうすればフォーマットの表示が出てしまうエラーを解消して、
リムーバブルディスクへの接続を復旧することができる?というご質問について。

「ディスクはフォーマットされていません」と出たら?

まず、「ディスクはフォーマットされていません」と出るメッセージにそのまま沿って、
フォーマット(初期化/formatting)をしてしまうと、
SDメモリーカード内のデータがすべて削除されてしまうので、必ず「いいえ」を押して中断してください。

もし何度アクセスを試みても、「フォーマットしてください」といった指示しか出ない時は、
他のSDカードを代わりに一枚買って使ってみて、そちらが問題なく読み込めれば、
もう片方のSDメモリーカードに、エラーといった異常が発生している可能性があります。

別のパソコン本体をお持ちでしたら、試しにそちらの方で接続されてみると、
誤認の表示がされずに、ボリュームへのアクセスの状態が自動的に復旧できることもあります。

古い型番のストレージの製品の場合、容量の大きいファイルの拡張子の書き込み、読み出しに、
転送速度が間に合わないために、エラーがたまに発生してしまうケースもあります。

少し以前の世代の、モバイル・コンパクトの電子機器の製品をお使いの際に、
大容量のデータ記憶装置を取り扱う時には、こうした一手間が必要になることもあります。

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ノートパソコンが過熱で電源が止まった時にデータを復旧

ノートブック型のパソコンは、デスクトップ型パソコンよりもコンパクトなサイズで、
液晶モニターの画面やキーボード、タッチパッド、スピーカーなどが一体化している分、
内部パーツ同士の空きスペースは、少なめな構造になっています。

また、テーブルなどの上にPCの本体を横に置いて密着させて使うために熱が充満しやすく、
廃熱装置の調子が良くないと、ノートパソコンとテーブルに過熱が出やすい傾向があります。

そのようなトラブルが発生してノートパソコンの電源が止まった時に、起動をし直したり、
ハードディスクやSSDのデータを復旧するには、どのように対処すればいい?という疑問について。

ホコリやゴミが筐体にたまっていると熱暴走が起きやすくなる?

まず、数年以上、と長いことノートパソコンを使用していると、
電源ユニットやCPUの冷却ファンにホコリやゴミがたまっていって十分な廃熱ができず、熱暴走のおそれにもつながります。

なので、ノートパソコンの掃除は定期的に行う必要もあります。

また、パーツの老朽化などで冷却ファンの回転がまともに動かなくなると、
急激にパソコンが発熱して、起動してから数分で電源が落ちてしまいます。

その際には、小型のコンピューターのパーツの交換作業に慣れていなければ、
専門のパソコンの修理サービスの方で、ノートPCを直してもらわれることをおすすめします。

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以前のバージョン機能でシステムの復元を実行する手順

Microsoft Windows (マイクロソフト・ウィンドウズ)の一部のバージョンないしエディションに搭載されています
システムの復元機能の一つ、『以前のバージョン』(トラブルシューティングツール)を用いた、
コンピューターの一部のシステム上のデータの復元を行う操作の手順を詳しくご説明します。

この機能は、ドキュメントを元の保管場所に貼り替えるだけでなく、
別のフォルダーにコピーして作成させることも可能なシステムです。

OSの回復までの手順

まずはパソコンを起動して、デスクトップの画面左下のメニューにある
スタートメニュー一覧の、「ドキュメント」を右クリックしてプロパティを開きます。

ドキュメントのプロパティの画面で【以前のバージョン】タブを開いて、
フォルダーのバージョンの項目にある保存データを選択して『復元』を押します。

ここで複数のドキュメントが表示されている時は、『開く』を押して各データの内容を確認できます。

前とは違う場所に復旧させたい場合は『コピー』を押して「項目のコピー」で
表示されたフォルダ一覧から場所を選択してもう一度「コピー」を押して実行しましょう。

確認画面でもう一度『復元』を押します。

次の動作で【対象のフォルダへのアクセスは拒否されました】というダイアログボックスが
表示された時は『すべての項目にこれを実行する』にチェックを入れて、スキップを押します。

【フォルダは以前のバージョンに正しく復元されました。】と表示されましたらOKを押して修復作業が完了です。

プログラム互換性のトラブルシューティングツール

またWindows10では、「ここに入力して検索」の枠に「以前のバージョン」と入力して表示される
「プログラム互換性のトラブルシューティングツール」の機能なども役立ちます。

これまでの_Windows7やXPで使えていたソフトウェアが、Windowsのバージョンを変えた後で使えなくなった時には、
この機能で互換性を更新することで、使用できるようになる見込みがあります。

ほか、PCまなぶ 様での、Windows 10標準機能 ファイルを「以前のバージョン」から復活させる の解説も参考までに。

Windows XP以前のOSとVistaのホームベーシック・ホームプレミアムには、
以前のバージョン機能は使用ができませんのでご注意ください。

外付けのデータ記憶デバイスに保存しておいたバックアップデータからの移し変えや、
データ復元ソフト・サービスにてファイルの復旧を行われることを推奨します。

コマンドプロンプトでHDDやSSDのエラーから復旧するには?

MicrosoftのWindows(マイクロソフトのウィンドウズ)がインストールしてあるパソコンで、
ハードディスクまたはSSDにしっかりと入っているはずのファイルの拡張子が、
いくら開こうとしても開けない時は、セクタに書き込まれたデータが壊れていて、
ハードディスクドライブのエラーが起きた、というトラブルが出ている場合があります。

こうした時には、どのようにすればHDDやSSDの不調から復旧ができる?という疑問について。

Windowsのコマンドプロンプトの機能を開く

まず、HDDないしSSD(ソリッドステートドライブ)のエラーを修正するには、
『コマンドプロンプト』(Command prompt)というPCの標準機能を開いて、
CHKDSKコマンドを実行する方法が、Windowsには用意されています。

まず、コマンドプロンプトの出し方は、デスクトップの画面の左下にある、
「ここに入力して検索」の欄に「cmd」と記入をすると、
「コマンドプロンプト」とメニューが表示されますので、こちらを開いてください。

(古いWindowsでは、スタートメニューから、「すべてのプログラム」にある、
 アクセサリの「コマンドプロンプト」を開いて、専用ウィンドウを起動します。)

黒い背景と白文字の画面で、「C:¥Users¥ユーザー名>」の表記のすぐ後に、
「chkdsk c: /f」と入力して、Enterキーを押してください。

(c:はボリューム名によって、d:、e:~に変わります。)

何かしらのエラーが検出された場合は、自動的に復元が行われて、
『ファイルシステムを修復しました』と表示されます。

何もなかった場合は、『問題は見つかりませんでした』と表示されます。

Cドライブの場合は、Yキーを押して一度再起動させた後に、修復の作業が行われます。

もしWindowsではなく、パソコンのパーツ自体に故障の問題がある様子で、
自身では修復するのが難しそう、という場合には、
修理サポートを実施されたPC関連のサービスにて、直してもらわれることをおすすめします。

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ゴミ箱の容量が埋まって消えたデータは復元できる?

パソコンのローカルディスク(内蔵のHDDやSSD、外付けのハードディスクなど)に保存してある、
不要になったファイルを右クリックなどで削除すると、すぐにはディレクトリから表示が消去されずに、
まずはゴミ箱(Recycle Bin)の専用フォルダーに移動して、こちらでデータが保管されます。

なので、間違えて必要なデータまで一緒に削除してしまっても、
『ごみ箱を空にする』の操作をしなければ、いつでもファイルを引き出して復旧することが可能です。

しかし、ゴミ箱にも無限にファイルが収納できるわけではなく、一定の容量の制限に達して入りきらなくなると、
ディレクトリが埋まった時から先は、前の方に保管されていた古いデータの分から順に、
自動的に消去されて、消えていく仕組みです。

そんな時には、ゴミ箱から失ったデータファイルを後で復元することはできる?という疑問について。

ゴミ箱の容量が埋まると古いファイルから順に消去される?

まず、例えばパソコンに搭載された内蔵のハードディスクドライブやSSDは、
デフォルトの状態ですべての容量のうち、10%がゴミ箱の機能での領域に使われています。

1TB(テラバイト)のHDDでしたら、約100GB(ギガバイト)のデータを、ごみ箱に保存することが可能です。

これだけあれば、余程プログラムやファイルの入れ替わりが激しい使用でなければ、
かなり長い期間は何もせずとも、ゴミ箱(Recycle Bin)にデータを収納できることでしょう。

しかし、いつかごみ箱の最大容量の設定を越えてしまったら、いつの間にか前のファイルが消えてしまった、
というハプニングに見舞われる可能性もありますので、データの管理にはご注意ください。

また、パソコンの設定のし直しは、PC修理やサポート関連のサービスで代行してもらうこともできます。

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消去して展開できないデータはユーザーでも自力で復元できる?

パソコンなどに保存されたファイルを、一度削除してさらにゴミ箱の中身も抹消してしまうと、
フォルダー(Folder)で表示されなくなって展開ができず、一見 完全にデータが失われたように見えます。

ですが、まだどこかに予備のデータが自動的に保存されている場合もあります。

また、画面の表示上ではフォルダーからアイコンや名称が消去されているだけで、
ハードディスクやSSD、外部のUSBメモリやSDカードなどの未使用領域となった、
クラスタの部分にはまだデータの痕跡が残っていまして、多くの場合はすぐには消えません。

これらのデータは、個人ユーザーでも自力で復元することはできる?という疑問について。

削除して展開できないデータの未使用領域からの復旧とは?

まず、コンピューター上でファイルを削除すると、パソコンのシステムはSSDやHDDからデータを消す前に、
保存した部分を「未使用領域」に書き換える作業を行います。

この段階でしたら、ファイルシステムには削除した、という情報が書き込まれて、
通常の操作の範囲内では展開できない状態になるのですが、
ストレージのディスクやメモリチップ自体には、まだファイルの痕跡データが残っています。

ハードディスクドライブやSSDの記録を管理する、ファイルシステム(WindowsではFAT16・FAT32・NTFS)は、
ディスク表面にある、セクタという512バイトおきの記録部分で構成されています。

さらにセクタをまとめた、クラスタ(ファイル・アロケーション・ユニット)がありまして、
これらの領域に、パソコンのファイルは順に書き込まれます。

そこで専用のツールや専門のサポートの事業にて、クラスタスキャンをして、
まだ残存しているファイルを引き出すことで、データの復旧ができる可能性があります。

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