PCや周辺機器、サーバなどの『故障率』(faillure rate)とは、コンピュータ装置に
特定パターンの故障が一定の期間内で発生する回数の割合を計算した統計値を指します。
メーカー製品おきの統計により、ハードウェアの安全性を比較できる
一つの基準としても活用することもできます。
例えばパソコンショップから購入されたデスクトップ機の中で、
1年以内に壊れたマシン台数の割合は出荷した全体のうち15%、
2年以内では20%、4年以内では30%、という具合に、
時間が経ち測定の期間が延びていくほど故障率は次第に上昇していきます。
グラフで表すと、初めは緩やかな伸びですが、次第に老朽化の発生しやすい時期や
保証期間外になると故障率曲線が急に右肩上がりに曲がっていく場合が多いです。
(下記の統計基準によりバスタブ曲線の向きは異なります。)
主に測定する時間の基準はまず出荷してから間もない間の「初期故障期間」、
使用中に突然以上が出る場合の「偶発故障期間」、そして数年間使い続けて
老朽化が起こるようになる場合の「摩耗故障期間」、と分類されます。
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