I-O DATA(アイ・オー・データ)より発売されています、NAS(Network Attached Storage)の製品である、
LANDISK(ランディスク)をお使いの際に、動作上のエラーや遅延といった不具合が起きてしまうと、
データの展開などに支障が出て開けなくなることがあります。
そんな時には、どうすればシステムを回復してデータの読み込みを復旧することができる?という疑問について。
ファームウェアのバージョンを更新して復旧する手法とは?
まず、NAS(ネットワークアタッチストレージ)のLANDISKは、ほかのネットワークドライブの製品と同様に、
ハードウェアの機能を制御するためにある制御用プログラムのソフトウェアである、
「ファームウェア」(firmware)が搭載されています。
このファームウェアに動作中の予期せぬエラーや初期不良、システム的な負担が発生すると、
一部 動作が正常にできなくなる可能性があります。
そこで、HDDに正しくアクセスできなくなった時にファームウェアのアップデート用プログラムを使って、
LANDISKのシステムのバージョンを更新することで、問題の修正による回復を試みることができます。
念のため、特に重要なデータファイルは別のHDDやSSD、クラウドストレージ、個人用サーバー、USBメモリ、DVD-R、
またRAIDや別のNASなどにバックアップを取って、いつでもデータ復旧が可能なようにしておかれることを推奨します。
そして次に、LANDISKとパソコンの電源を付けてシステムを起動します。
深刻な機器の破損が特にないようであれば、LANケーブルをNASの本体と無線LANルーターなどに接続して、
ネットワークへのアクセスが現在では正常にできることを確認します。
自身ではLANDISKを回復する作業が難しい時は、コンピューターのサポートの事業に依頼をして、
内部のファイルを残したまま、代行の作業を行ってもらうこともできます。