IDEのHDDが認識しない場合にSATA変換アダプターで復旧

PC/ATのハードディスクインタフェースの種類の一つである、
「IDE」(Integrated Drive Electronics/インテグラテッド・ドライブ・エレクトロニクス)
のHDDの製品をパソコンなどの電子機器で使用していた際に、

一昔前のIDEのHDD用のパーツで構成されたパソコンの本体が故障するなどして読み込めず、
デバイスが認識しない場合に、最近のSATA方式用の新しいパソコンの方に移し替えて接続して、
データ復旧の措置をするにはどうすればいい?という疑問について。

主なIDE⇔SATA変換アダプターの製品の一覧

・センチュリー:IDE→SATA変換アダプターセット IDEいかしてS-ATA
・CENTURY:IDE to SATA変換アダプター CROO-IS
・変換名人:IDE → SATA変換アダプタ L型 IDE-SATALD
・サンワサプライ:IDE-SATA変換アダプタ TK-AD40SATAD2
・タイムリー:HDDをUSB SATA&IDE-USB2.0変換アダプタケーブル UD-500SA
・玄人志向:セレクトシリーズ mSATA SSD IDE変換アダプター KRHK-MSATA/I9

SATA対応のパソコンにIDEのHDDを繋げるには?

まず、IDE方式に対応されているデスクトップパソコンであれば、そのままPCケースの蓋を開きます。

SATAに対応された最近のパソコンではIDE用のケーブルがなく、
通常ではSATA方式のみの仕様となっている製品もあります。

その場合には、別売の「IDE→SATA変換アダプター」を取り付けるなどの措置を行う必要があります。

IDEの仕様の、認識しない古いパソコンの本体ケースのカバーを開けて、
内蔵されているIDEハードディスクドライブを取り外します。

次に、お使いの新しい方のデスクトップパソコンの本体のPCケースを開きます。

電源ユニットにIDEで使われる「4ピン電源コネクタ」が付いているかどうかを確認します。

(もしなかった場合には、別売の変換アダプターまたは変換用ケーブルが必要になります。)




HDD変換アダプターで取り付けをするには?

こちらの一例では、「CENTURY」の製品である
IDE→SATA変換アダプターセット IDE活してS-ATAを使用した一例を解説いたします。

まず、別のデスクトップパソコンの空いたドライブベイに、
故障などで認識しない方の古いパソコンのIDEハードディスクを設置します。

また、SATAのHDDが認識しない時にIDE変換アダプターで復旧する方法については、こちらのページにて。

次に、IDE/ATAPIデバイス(ハードディスク)のインターフェースに基盤を接続します。

(ピンがずれたり、コントローラーが割れないように丁寧に差し込みます。)

基盤とマザーボードの両方に、付属のSATAケーブルを差し込みます。

HDDのインターフェースにあるピンが折れてしまっていると読み出し(Reading)ができなくなるため、
復旧の際には、専門のデータリカバリーサービスで取り出ししてもらわれることをおすすめします。

電源分岐ケーブルのコネクタを接続するには?

次に、電源分岐ケーブルのそれぞれのコネクタを、
IDEハードディスク、基盤、そして電源ユニットに差し込みます。

(電源ユニットのコネクタが合わない時はまた別に変換ケーブルかアダプターを使います。)

接続が完了したら、パソコンの電源(パワー・サプライ)を付けて立ち上げます。

たとえばWindowsの場合は、エクスプローラーを開いて、
SATA(Serial ATA)へのHDD変換アダプターで取り付けたハードディスクの、
内部のファイルやフォルダーが読み込みできるかを確認します。

(Windowsに対応されていないファイルシステムがフォーマットされているHDDの場合だと、
 そのままではエクスプローラーでの読み込みができないため、
 そのファイルシステムの読み込み専用のアプリケーションソフトウェアが必要になります。)

なお、ノートパソコンしかお持ちでない、という場合には、
外付けのUSB変換ユニットを購入して、ハードディスクのUSB接続でデバイスを認識させることもできます。

データ復旧サービスで読み込みしてもらう

ですが、IDE(Integrated Drive Electronics)の方式のハードディスクドライブ自体が故障している場合は、
新しいパソコンなどで読み込めない時に、別のPC本体に増設したりUSB接続をしても、
デバイスが認識しない可能性が高く、また通電すると故障が悪化しやすいため、一旦お控えください。

その際には、内部のファイルを開くために、壊れたと思われる対象のHDDを機器から取り出しするか、
パソコンなどの本体ごと、プロのデータ復旧サービスセンターに問い合わせの後に送付をして、
ハードディスクが認識しない原因の検査と、データファイルの復旧の作業を受けられることをおすすめします。