Microsoft Windows VistaのOSでは、間違えた操作による削除のミスで失ったファイルを元に戻す、
「シャドウ・コピー」(shadowcopy)という機能が登場しました。
またその機能は、同じマイクロソフトのWindows7(ウィンドウズ・セブン)にも引き継がれています。
こちらを使って失ったデータを復元するには、どのように操作をすればいい?という疑問について。
Windows7のシャドウコピーによるバックアップとは?
まず、Windows7のOSを搭載したデスクトップPCやノートパソコンのハードディスクドライブの中にある、
フォルダーに入った必要なファイルの拡張子を、うっかり間違って削除して、たまたまミスが重なって、
ごみ箱に行かずに消えていたり、ごみ箱からなくなった場合に、データを復元する手法について。
その際には、システムの保護機能の一つである、このシャドウコピーの設定で復元を試みることもできます。
また、間違えて同名のファイル名で別のデータに上書き保存してしまった場合にも、修復ができます。
他にもWordやExcel、PowerPoint、またOutlookなどで使用している拡張子が壊れてしまったり、
プログラムが破損したり、コンピューター上に保存されたフォルダーをうっかり丸ごと上書きしたりと、
ウィンドウズ用のアプリケーションソフトやフォルダー上の、さまざまな喪失のトラブルに遭った場合に、
このシャドウコピーの機能を使って、ある程度の日時の範囲内でなら、失ったデータの救出が可能です。
※もし必要なファイルの拡張子が破損していて、バックアップのデータも損壊した状態でコピーされていた時は、
データ復元のサポートを実施されたサービスで、ファイルの修復の作業をしてもらわれることをお薦めします。