コンピューターのトラブル解決などの新しいページの一覧

当ホームページの、データの復元(reconstitution of data)を実行する方法や、パソコンのトラブルの解消といった内容の、コンピューターで取り扱うファイルやシステムのリカバリーなどに関する、新しい投稿ページの見出しの一覧リストです。

レジストリの最適化や整理と変更をする時には?

WindowsのパソコンをOSを特に再インストールなどの整理をせず長い間使うと、
アプリケーションソフトウェアやプログラムファイルが次第に増えてレジストリが肥大化し、
パソコンの起動や操作時に読み込むデータが多くなりPCの動作が重くなっていく場合もあります。

レジストリはOSを動かすための中心とも言えるシステムで、レジストリ最適化/エディタ/クリーナーの
ソフトウェアを使い、手順に従って再構築や変更を行うことで最適化をすることもできます。

Windowsのシステムの編集作業での注意点

パソコンのマニュアルや参考書、ソフトウェアの解説にはレジストリの操作や編集による
設定変更を行う際には、「すべて自己責任の上で行うように」、との注意書きがよく書かれています。

なぜならば、レジストリはパソコンごとに設定や書き込みデータが違いましてユーザーごとの
プロファイルや使用ポート、アプリケーションソフトウェアの関連付けなどすべて組み合わせも設定も異なるためです。

そのためレジストリの書き換えに失敗してエラーが発生しても、
業者の方で以前と同じ構造に修復してもらうことができない難点があります。

そのためレジストリの再編成や整理で書き換えを行う際には必ず事前に
レジストリエディタなどのツールでバックアップを取る必要もあります。

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開かないデータファイルをサルベージするやり方とは?

【サルベージ】(salvage)とは、引き揚げる、引き出す、という意味です。

コンピューター上では、間違えてファイルを削除した後に残った痕跡から復元をしたり、
パソコンや外付けハードディスク、メモリーカード、BDやDVDディスクなどの機械の故障で、
読み込めなくなった保存データを、壊れた記憶媒体から回収する形で救出する方法を指します。

そして開けなくなったデータをサルベージするには、どのようなやり方で行えばいい?という疑問について。

外付けHDDやNAS、クラウドからデータをリカバリーする方法とは?

まず、データサルベージ(data salvage)の作業は、消えてしまったデータと同じものを、
あらかじめ必要なファイルの「バックアップ」で取るやり方によって 難しくなくできます。

外付けハードディスクやRAIDケース、NAS、USBメモリ、SDメモリーカード、DVD-Rなど、
パソコンの外部で読み込むための接続用のストレージにコピーしていたデータファイルを、
新しいパソコンか、または修理やリカバリーが完了したPC本体などのローカルディスクの内部に、
USBポートやネットワークでデバイスを認識させて、エクスプローラーやFinderから開きます。

あとは、保存用のフォルダーの領域にコピーペーストして保存すれば、データのサルベージが完了です。

また、パソコンにはWindowsの11や10、8にある「バックアップと復元」や「ファイル履歴」という、
バックアップと復旧のための機能や、
macOSの「TimeMachine」、Linux系のUbuntuの「バックアップ」といった標準機能もあります。

あるいは、iCloudといったクラウドストレージのサービスと同期して、例えばiPhoneやiPadで扱う、
電子メールの受信ボックスや撮影した写真や動画のデータを、自動更新でバックアップを取るやり方もあります。

これらの設定を事前に有効にすることで、特殊なフォルダーに保存した、
普段使うエクセルやワード、またパワーポイントなどで作成・編集をしているファイルを、
外付けの補助記憶装置などに送信して、後から予備のデータからリカバリーできます。

一方、WindowsやmacOSの仕様上、NASやレコーダーといった別のコンピューターの機器によって、
一度ファイルシステムがフォーマットされているデータストレージだと、
パソコンにHDDなどを接続しても、デバイスの認識自体はできていても、
内部のファイルの読み込みは、専門のソフトでないとできない場合も多いのでご注意ください。

ネットワークドライブやレコーダーが故障して、内部のファイルが開かない時は、
専門のデータ復旧サービスの方に注文して、サルベージの作業を行ってもらうこともできます。

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Outlook Expressのアドレス帳のデータを復元するには?

Microsoft Windowsの電子メールクライアントのソフトウェアである、
【Outlook Express】(アウトルックエクスプレス)に書き込んでいたアドレス帳の、
住所・電話番号・メールアドレスのデータが、誤った消去の動作や再セットアップ、コンピューターウイルスの感染、
またハードディスクの故障といったパソコンのハプニングで消えてしまったら、元に戻すのが大変です。

そんな時には、どのようにすれば失ったデータを復元することができる?という疑問について。

アウトルック・エクスプレスのアドレス帳をバックアップする方法

まず、以下の方法でOutlook ExpressのEメールで使うアドレス帳のファイルを事前にバックアップしておけば、
不測のデータ喪失のトラブルが起きても、いつでも住所録を再度書き込んで、元に戻すことができます。

方法は大まかに2通りありまして、一つ目はアウトルック・エクスプレス(OE)のアドレス帳の拡張子である、
wabのファイルを、そのままコピー&ペーストする手順があります。

wabのファイルの場所は、Windowsのパソコンの、マイコンピューターのローカルディスクにある、
Documents and Settings】の【ユーザー名】⇒【Application Data】⇒【Microsoft】の、
【Address book】のフォルダー、または【Program Files】⇒【Outlook Express】フォルダーの内部に存在します。

この時点で、もしだいぶ前にパソコンのWindowsのOSを再セットアップしていて、
まとめてファイルを間違って削除していて、Outlook Expressでのバックアップの分がなかった時は、
専門のデータ復旧サービスで、消えた拡張子の復元をする作業をしてもらうこともできます。

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Windows XPの起動ディスクでパソコンを回復するには?

MicrosoftのWindows XP(ウィンドウズ・エックスピー)のパソコンが故障した時に、
起動用のディスクをDVDドライブに差し込みして、立ち上がらなくなったコンピューターに起きた、
オペレーティングシステム上のトラブルから回復するには、どのように操作をすればいい?という疑問について。

Windows XPが立ち上がらなくなるトラブルとは?

まず、Microsoft WindowsがインストールされたパソコンのOSの画面が起動しない、という事態は、
オペレーティングシステムの中でも特に歴史の長い、Windows XPによく見られるトラブルです。

Windows XP(ウィンドウズ エックスピー)は、Windows Vista(ウィンドウズ ビスタ)が
発売されるまでの間の長期間で主流だったので、現在でもまだ利用者数の多いOSです。

Windows XPの画面が起動できないエラーや故障を修復する処理の作業は、
最近の10や8とは ある程度、起動ディスクの操作の際の表示など、異なるところもあります。

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ハードディスクの古いデータのサルベージは可能?

パソコンなどで使用するデータ記憶装置でおなじみ、ハードディスクドライブに書き込みしていたデータファイルが、
いつの間に消えていたり壊れたため、サルベージして元に戻したいけれど、ずいぶん前の古いデータだったという場合、
かなり前に消失したファイルやパーティション、また相当に前に作っていたデータの場合は復元することはできる?

あるいはハードディスクが相当古い型番だけれど、データのサルベージは可能?という疑問について。

古いハードディスクから失ったファイルの復旧はできる?

まず、失ったプログラムやファイルが数年~10年以上前に作成・書き込みした、
かなり古いものであっても、ファイルの拡張子は基本的に、
HDDに書き込まれていた痕跡さえ残っていれば、サルベージができる見込みがあります。

痕跡とは、パーティションに残っているデータが書き込まれている情報で、
普通は削除してもすぐには消えず、後にファイルの上書きを繰り返していくことで
少しずつ痕跡も自動的に消去処理されていきます。

こちらを専用のツールでサルベージを試みたり、専門のサポートで直すことができます。

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パソコンを改造するとメーカーの修理保証を失う?

パソコンをはじめコンピューター製品・電子機器の多くには、購入日から1年、3年、5年くらいの
期間の間でしたら故障や不具合が発生しても、メーカー先のサポートセンターにて
ハードウェアの状態診断や検査、修理交換などをしてもらうことができます。

不具合を起こした製品のお預かり期間が2週間~1カ月ほどかかるのですが、
特に急いでいなければメーカーに出しておまかせするのが最適です。

しかし、過去に一度でもパソコンケースを取り外してマザーボードの交換やメモリ・PCカードといった
内部パーツの増設を行って、初期の部品構築の状態を変えてしまったらどうなる?という疑問について。

ソフトウェア的にはほぼ大丈夫なのですがハードウェア的にパーツの改造や換装をサポート期限内に
行うと、修理の保証が受け付けられず、有償での修復作業しか請け負ってもらえなくなる場合もあります。

普通のデスクトップPCだけでなく、自作パソコンやBTOパソコンを
改造した場合でも、多くの場合で保証サポート期間が無効になって消えてしまいます。

NGの可能性がある処理は、自己修理、改造、部品交換、中身の掃除、ケース取り外しなどで、
どこまでがセーフで、どこからが保証対象外になるかは各製造・販売メーカー先の
カスタマーサポートセンターで指定されている案内によって若干異なります。

しかし自己改造をはじめ、上記のようにパソコンのケースを
一回ネジを外して空けるだけでも保証が使えなくなる場合もあります。

メモリやCPU・マザーボードなどのパーツ交換は基本的にできないため、修理保証期間を
残したい場合は自分でPC部品の換装や増設による改造・カスタマイズは行わない方が良いでしょう。

購入の際に最初からスペックの高いパーツで構築されたパソコン本体を選択して買うのもポイントです。

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Mac OS 9や8のパソコンのデータを復旧するには?

AppleのMac OS 9や8といった、以前のオペレーティングシステムがインストールされたパソコンで、
間違えた操作でファイルを削除したり、誤ったフォーマットといったミスでデータを消去した場合に、
消えた拡張子を復元をしたり、PC本体が故障した際にハードディスクが読み込みできなくなった状態から、
データを復旧(Data recovery)するには、どのように実行すればいい?という疑問について。

Mac OS 9や8のパソコンのゴミ箱から元に戻す

まず、Mac OS 9や8のパソコンを操作している際に、
ハードディスクに保存されているファイルを、間違えて削除してしまった場合に復元する方法について。

ひとまずは、デスクトップの画面にある「ゴミ箱」(Trash)のアイコンを開いて、
その中のフォルダーに、以前の消去したデータファイルが一覧に表示されているかどうかをご確認ください。

対象の拡張子のファイルが見つかりましたら そちらを選択して、元に戻す操作をして、
パソコンの以前のフォルダーなどの場所に、消えていたデータを復元できます。

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DLLファイルのデータを削除すると別のソフトが起動できない?

Windows コントロールパネルの【プログラムの追加と削除】機能でそれまでインストールしていた
アプリケーションソフトウェアをアンインストールして削除する作業の最中に、

『~~.dllを削除してよろしいですか?   【はい】【いいえ】』
『~~.dllを削除できません。アクセスできません。ディスクがいっぱいでないか、
書き込み禁止になっていないか、またはファイルが使用中でないか確認してください。』

といったメッセージが出現した場合、どう対処をすれば良い?という疑問について。

まず結論から書きまして、基本的にはdllを削除してはいけません。

DLLファイル(Dynamic Link Library ダイナミック・リンク・ライブラリー)とはWindowsシステムファイルが
ソフトウェアを動かすための機能で、他のいくつかのソフトウェアも共有させて取り扱っています。

特に近年のソフトウェアは複雑なプログラム構成であり、よりdllファイルでの共有を必要とします。

そのためdllを消すと他にインストールしているソフトのプログラムが起動できなくなるおそれがあるためです。

なのでDLLの削除選択画面が出てきたら、いいえを選択しましょう。
また、「削除できません」という画面が出た時は無理にdllを探して消去するのは控えましょう。

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HDDのフルバックアップでデータを保存する方法とは?

コンピューター機器はいつどのような障害で故障が発生してもおかしくはなく、特に大容量のデジタルデータが保管されている
ハードディスクドライブが物理的に壊れてしまうと、修理もほとんど不可能なので大変です。

予備のデータファイルの作成

大事なファイルは、念のために別の外部補助記憶装置にコピーしてバックアップを取っておくことが非常に大切です。

ですがHDDは数十GB~数TBと 全体でかなりの容量がありますので一括して別の外付けハードディスクあたりに
コピーをとる手法もあり、これを【フルバックアップ】(Full backup)と言います。

※byte(バイト)の単位は以下のものです。
1024B=1KB(キロバイト)、1024KB=1MB(メガバイト)、1024MB=1GB(ギガバイト)、1024GB=1TB(テラバイト)

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コンピューターウイルスに破壊されたデータを直すには?

パソコンのハードディスクやSSDにあるOSに、コンピューターウィルス(Computer virus)が感染してしまい、
すでに隔離・駆除が手遅れになり、貴重なデータファイルやシステムが破壊されてしまった時に、
基本ソフトのプログラムや拡張子の回復をするには、どのように実行をすればいい?という疑問について。

ウィンドウズの標準機能でパソコンを修復するには?

まず、一番理想的な手順はやはり、あらかじめ外付けHDDやRAIDケース、USBメモリ、BD-R、DVD-Rなどの、
補助記憶デバイスにとってあったバックアップデータを使って、
コンピューターウィルスを駆除済みのパソコンや別のPCに、データをコピーで移し変えて直すのが確実です。

しかしパソコンユーザーの多くの方はやはり、
あまりハードディスクやSSDのバックアップを行われていない、という現状であるケースが多く、
換えの効かないファイルやシステムが破壊された場合には、他の方法を取るしかありません。

まずはWindowsにある、『システムの復元』や『ファイル履歴』を使えるかどうかを、確認されてみてください。

復元ポイントが感染前の日付でしたら、これでほぼ直ることでしょう。

またWindow Vistaや7の上位エディション、8や8.1、10をお使いの場合は、
独自のデータ保護機能から、元に戻せる場合もあります。

もしくはコンピューターウィルスにパソコンやサーバーが感染した時点で、
それ以上の稼働を控えて、プロのデータ復旧サービスセンターに、修復の注文をされてみることも推奨します。

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