コンピューターウイルスに破壊されたデータを直すには?

パソコンのハードディスクやSSDにあるOSに、コンピューターウィルス(Computer virus)が感染してしまい、
すでに隔離・駆除が手遅れになり、貴重なデータファイルやシステムが破壊されてしまった時に、
基本ソフトのプログラムや拡張子の回復をするには、どのように実行をすればいい?という疑問について。

ウィンドウズの標準機能でパソコンを修復するには?

まず、一番理想的な手順はやはり、あらかじめ外付けHDDやRAIDケース、USBメモリ、BD-R、DVD-Rなどの、
補助記憶デバイスにとってあったバックアップデータを使って、
コンピューターウィルスを駆除済みのパソコンや別のPCに、データをコピーで移し変えて直すのが確実です。

しかしパソコンユーザーの多くの方はやはり、
あまりハードディスクやSSDのバックアップを行われていない、という現状であるケースが多く、
換えの効かないファイルやシステムが破壊された場合には、他の方法を取るしかありません。

まずはWindowsにある、『システムの復元』や『ファイル履歴』を使えるかどうかを、確認されてみてください。

復元ポイントが感染前の日付でしたら、これでほぼ直ることでしょう。

またWindow Vistaや7の上位エディション、8や8.1、10をお使いの場合は、
独自のデータ保護機能から、元に戻せる場合もあります。

コンピューターウィルスにデータを破壊された時に復元するには?

次に、ウィルスの駆除やシステム上の標準機能を試しても、コンピューターが直せなかった時の対処方法について。

コンピューターウィルスに感染してOSが破壊されたパソコンやサーバは、
一度オペレーティングシステムを再インストールで初期化すれば、基本的にはひと通り駆除されます。

その後は、優秀なセキュリティソフトを導入して稼働をさせれば、
また同じワーム型プログラムに汚染されてシステムやデータを破壊される心配は、ほぼありません。

ですが、ワームに感染して破壊された個人用のファイルの場合は、
データのプログラム自体が上書きされていて、その拡張子自体の修復は難しくなり、
また、リカバリーの作業により、表示も消えてしまいます。

そのため、失ったファイルを直すには、バックアップされているデータがどこかにあるかどうかが重要になります。

もし、外付けHDDといった場所になかったとしても、クラウドストレージに自動的に、
バックアップ用のデータが送信されていたり、レンタルサーバーのディレクトリに、
以前に同じファイルを転送していた場合は、そちらを開いて復旧されてみる方法もあります。

もしくはコンピューターウィルスにパソコンやサーバが感染した時点で、
それ以上の稼働を控えて、プロのデータ復旧サービスセンターに、修復の注文をされてみることも推奨します。




コンピューターの回復と破損したファイルの復旧

次に、パソコンの標準機能やバックアップからでも、100%のデータの復旧ができるとは限りません。

また、WindowsやmacOSなどのオペレーティングシステムまで完全に起動ができなくなる破壊されてしまい、
パソコンの起動ができなくなった場合は、ストレージの初期化をされる前に、
何とか必要なファイルを取り出そうとする際、すでにワームに書き換えられているデータを、
一緒に取り込みしてしまい、別のパソコンなどにも有害なファームウェアが感染する危険があるため、ご注意ください。

また、アンチウィルスソフトの機能で、隔離された領域の項目を元に戻すには、
たとえばMcafee(マカフィー)の場合、隔離項目を復元する手順の解説も参考までに。

専門のパソコン修理のサポートで、コンピューターウィルスの駆除の作業を行ってもらうことも推奨します。

セキュリティソフトでワームを隔離・削除する

ひとまずは、コンピューターウィルス対策のソフトウェアがまだ起動できる状態であれば、
パソコンやサーバ、モバイル端末にあるストレージのスキャンを行って、
有害なマルウェアを検出して隔離・削除されることが重要です。

また、有害なPCウィルスプログラムを除去するには?という疑問については、こちらのページにて。

ほかに、内蔵されたハードディスクドライブやSSDを取り出して、外付けHDDケースに入れて、
別のパソコンにつなげて読み込みするか、LinuxのUbuntuやKnoppixをDVDブートで起動して、
HDDやSSDの内部の必要なファイルをコピーして回収する、という方法もあります。

しかし、すでにコンピューターウィルスに感染したデータをコピーしてしまい、
上記と同じく、今度は別のパソコンのシステムも破壊されるおそれがあります。

なので、先にコンピューターウィルス対策ソフトでデータへのスキャンを掛けるなどして、十分に注意してください。

壊れた拡張子のデータを直してもらうには?

通常の拡張子の削除ミスの場合と違い、有害ファームウェアによるパソコンの破損のトラブルが出た場合は、
ストレージの内部にあるデータファイルの復旧は、また少し手法が違ってきます。

コンピューターウィルスによってプログラムがワームへと上書きされて破壊された分のファイルは、
修復するのが難しくなることが多いのですが、まだ破損していない無事な分のデータは、
開けなくなったOSから、消失していないデータの部分を取り出しして、直してもらえる見込みがあります。

まだ、ワームによるパソコンやサーバといったコンピューターの破損が進行していないうちに、
専門のデータ復旧サービスセンターにて、HDDやSSDの診断をしてもらわれることをおすすめします。