Microsoft Windows(マイクロソフト・ウィンドウズ)のパソコンの起動中に、
急にオペレーティングシステムの動作が停止してしまい、
青一色と白い英文のみの画面が表示されて操作不能になる問題を、
ブルースクリーン(ブルーバック・青画面・ BlueScreen)と言います。
この状態は、PCのシステム的なトラブルの中でも特に危険な状態に当たります。
最近の安全性が高まったWindowsのOSのパソコンではあまり起こらないのですが、
スペックの低いPC本体や、ME以前のOSを使用している場合、細かいエラーの積み重ねや
レジストリの欠如・システムの負荷といった障害が原因でブルーバックの状態が起こりえます。
ブルースクリーンの状態になると、Windowsが開かず、操作ができなくなります。
この場合、ひとまずはパソコンの電源ボタンを長押しして、強制終了で電源を切ります。
筐体の電源コードを抜くなどして、少しパソコンを冷やしてから、再度立ち上げます。
セーフモードで起動
次に、ロゴ画面のところでF8キーを連打して、起動オプション画面を開きます。
セーフモードを選択してウィンドウズを立ち上げてみてください。
デスクトップの画面が起動できたら、自動的にエラーも修復される見込みがあります。
セーフモードでの起動ができない場合は、システム修復ディスクを事前に作成していましたら
そちらをDVDドライブに差し込みして、青い画面のメニューを立ち上げます。
スタートアップ修復やシステムの復元、コマンドプロンプトの「chkdsk」(チェックディスク)などの
修復機能を使って、オペレーティングシステムを直していく作業を行われてみてください。
また、「信頼性モニター」などの標準機能を開いて、現在のコンピューターの状況もチェックされてみてください。
ほか、データ復旧のアドバンスドテクノロジー 様での、パソコンがブルースクリーン(青い画面)になった場合の対処方法を紹介 の解説も参考までに。
ブルースクリーンが無事直ってうまくもう一度起動できた場合は
念のためにすぐに重要なデータファイルをバックアップしておくことも大事です。
また同じ青い画面と白文字表示のトラブルが起きてしまうのを防ぐために、
HDD(プライマリパーティション・拡張パーティション)のエラーチェックや
容量の軽量化・ディスククリーンアップといった処置をされることが望ましいです。
どうしても直らない時は、パソコン修理サービスに問い合わせて見てもらわれることもお薦めします。