アメリカ合衆国のアドビ社(Adobe Inc.)から販売・サービスの提供がされています、
Adobe Premiere(アドビ・プレミア)のソフトウェアを使って編集した映像動画のデータが、
ある時に操作を間違えて一部が書き変わってしまったりファイルが消えた時には、
どのようにすれば修復をすることができる?という疑問について。
取り消しの機能で動画データの状態を元に戻す
まず基本的な操作としまして、Adobe Premiere Pro(アドビ・プレミア・プロ)といった動画編集ソフトにも、
ほかのツールと同じく誤った操作をした時のための、取り消し(アンドゥ)の機能が搭載されています。
プロジェクトを開いている時に、切り出しや補正などでの間違った編集の入力をした際に、
「編集」のタブにある「取り消し」(undo)を選択するか、「Ctrlキー+Zキー」を入力することで、
動画データの操作が一段階前の状態に戻ります。
二回以上前の段階に戻す時は、「取り消し」のアクションを繰り返してデータの修復を実行します。
また一回戻してから編集タブの「やり直し」を指示することで、同じ操作を進めることもできます。
プロジェクトのウィンドウを一度閉じると、パソコンのメモリに保存された一時データが消えて、
もう一度同じファイルを開き直しても、「取り消し」がリセットされて効かなくなるのでご注意ください。
またAdobe Premiereをインストールしたパソコンのメモリの容量やCPU、グラフィックボードなどの性能が低いと、
元に戻せる回数の限度が低くなったり、作業の途中でエラーやフリーズが起こりやすくなります。
マシンの推奨環境が満たない時や、または動作環境での余裕を持たせたい時には、
高い容量のメモリなどの部品に交換、または増設をするか、パソコン修理サービスセンターにて、
パーツの換装やPC本体の整備、重大なシステムエラーからの修復の作業を行ってもらうことができます。