MicrosoftのWindowsのパソコンを使った後で、最後に画面左下[スタート]の
終了オプションを押すと、[コンピュータの電源を切る]と表示されます。
(Windows XPの場合。Windows7以降では【シャットダウン】の項目を押します。)
そこに左からオレンジ色ボタンの『スタンバイ』、赤色ボタンの『電源を切る』、
緑色ボタンの『再起動』が出ますので、そのまま電源を切る時には
真ん中のボタンを、もう一度OSを開き直すときは右側の再起動を選択します。
ですが時々、ウィンドウズが終了せずに何も反応しなかったり、
または何かのメッセージが表示されて、すぐにシャットダウンしないことがあります。
最新アップデート版のインストール中
まず理由のひとつとして、「~~を更新中です。」 「設定を保存しています。」といったメッセージが
出ている時は、Windowsのプログラムが最新版にアップデートされている最中です。
表示されている文章にも書かれています通り、しばらくすれば自動的に
シャットダウンされて直るので、そのまま置いておいて大丈夫です。
しかし稀に、自動更新インストールの最中に更新エラーやフリーズが起きて
そのまま固まってしまう場合もあります。
それに気づかずに長時間放置してしまうと、過熱でパソコンのシステムやパーツに損傷が
出てしまう可能性もありますので、念のために電源が止まるまではどこかに出かけたりはせずに、
外出したり就寝する前には最後にパソコンがちゃんと閉じているかどうかを確認してみてください。
アプリケーションソフトが閉じられない
もうひとつの理由として、それまで使用していたアプリケーションソフトが全部閉じていないため、
まだ稼働中のソフトがあって終了できない状態となっている場合があります。
タスクバーを見て、ウェブブラウザや更新中のプログラムを含む全部のソフトが
閉じているかどうかを確認して、まだ残っている項目がありましたら
「上書き保存」または「名前をつけて保存」をして、アプリケーションソフトを閉じます。
PCの起動中に長い間いろいろなソフトウェアや重いファイルの拡張子を開いて複雑な操作を
していた場合、メモリやCPUの使用量が限界まで使われていて、その影響でエラーやフリーズが
起きてしまい、動作速度がかなり重くなってすぐに閉じられないこともあります。
その場合はパソコン本体の電源ボタンを5秒間ほど押し続けて
起動を強制終了させてみると、多くの場合はこれで直すことができます。
ほか、SHARP(シャープ)のパソコンの例での、
Windowsが終了できない・電源が切れない の解説も参考までに。
もし、起動するたびに上記のエラーのトラブルが頻繁に起こるようだと、オペレーティングシステムに問題が発生している
可能性があるため、「システムの復元」といった、システムの修復機能を使用されてみてください。
または、メモリの容量が不足しているか、マザーボード、CPU、ハードディスクの
いずれかが故障を引き起こしかけている可能性もあります。
パソコンのサポートセンターか修理サービス業者で部品を交換してもらうと、
購入時の状態に戻ってその後は終了できない障害が起こらなくなることもまた多いです。