落雷や台風のトラブルからパソコンとデータを救出するには?

台風や夕立、嵐が来て外で激しく雷が鳴っている時、
遠くで落雷している様子を窓からでも確認できるような場合、
パソコンや電化製品の電源ケーブルをコンセントに差していると少し危険です。

自宅・自社付近で落雷があって、稀にその周辺地域に過剰電流が流れて
電源コンセントを伝ってコンピューターの中身がショートしたり焼き焦げて、
物理的に電子機器の回路が破壊されてしまうおそれがあります。

雷の日は精密機器の電源コンセントを外しておく

内蔵のバッテリーで起動中のノートパソコンやiPad、iPhoneなどは大丈夫ですが、
他の電化製品をはたとえ使わずに電源を切っていても、
電源コンセントに差し込まれているだけでも過剰電流が流れる危険があります。

落雷による破壊を防ぐ一番確実で簡単な方法は、雷が収まるまで電源を切って
ケーブルをコンセントから外しておく形です。

また専用の機能を用意したり、専門のサポートにてマシンの保護の設定をしてもらうことができます。



雷ガード機能付きOAタップ

しかし、その間も仕事の作業やインターネット上でのミーティングの予定があって
コンピューターの起動を急に中断させることができない場合もまた多いですね。

わざわざすべての電源コンセントを抜いていくのも少し面倒、とのこともあります。

そこであらかじめ、パソコンショップや家電量販店などで販売されている、
『雷ガード機能付きOAタップ(ACアダプタ)』に付け替えておく手段があります。

普通のコンセントと違い、雷サージガード機能付いたOAタップを使うことで、
落雷の影響で一時的に跳ね上がる電圧を、指定された制限電圧400Vに抑えられます。

建物に雷が直撃でもしない限りは大体は専用の落雷対策製品で防げます。

一方で、すでに停電の影響で大事なファイルやプログラムが破損して展開できなくなった、という際には、
プロのデータ修復のサポートを実施されたサービスに問い合わせて、救出をしてもらわれることを推奨します。



バックアップ電源の供給

停電でデスクトップパソコンの電源が急に切れてしまうトラブルを防ぐには、
オムロン(omron)といったメーカーから販売されています、
バックアップ電源を貯蓄する無停電電源装置(UPS)を購入してあらかじめ設置することで、
急な電力供給のストップによる強制停止トラブルを回避できます。

しかし、もしも雷ガード機能付きOAタップで対策していない機器が
過剰電流で破壊されてしまった時は、【火災保険】に加入していれば、
買い替えや修理に掛かる費用を補填してもらうことができます。

ノートパソコンで代替をする

電源コンセントの接続が常に必要なデスクトップパソコンの代わりに、
バッテリーでの稼働ができるノートブック型パソコンを起動して、
一時的にそちらのマシンで作業を続行する方法も便利です。

ノートパソコンの代わりにタブレット端末をお持ちの場合は、ワイヤレスキーボードがあれば、
そちらをBluetooth(ブルートゥース)の機能を通して接続して使うと、
テキストなどの入力の作業が効率的に捗ります。

データ記憶装置の破損

ですがパソコンや電子機器事態は修理や買い替えで元に戻せても、
ハードディスクやメモリーカードの回路が破壊されていると内部データが開けなくなります。

そのため、USBハードディスクやDVD-RWなどのデータ記憶装置に定期的に、
重要なファイルやフォルダーのバックアップを取っておくことも大事です。

バックアップが取れていなかった時でも、まだ破損したコンピューターやストレージを、
専門のデータ復旧サービスセンターに出して、検査とファイルの取り出しをしてもらわれることをおすすめします。