デスクトップパソコンの本体やノートブックPC、インクジェットプリンターなど、
ある程度大きなサイズの電子機器が壊れて、メーカーのカスタマーサポートや
私設の専門修理業者に郵送で送ってもらう際の手順と手続きについて。
まず、必ず電話またはメールやファックスでパソコンや電子機器、家電製品の
現在の状態や、いつの時間にどこがどのように壊れているかを、
分かる範囲でなるべく正確にアドバイザーの方に伝えて手続きをします。
修理センターに出さなければ直らない場合、まず修復作業の依頼の注文を申し込みます。
必要な物をそろえる
現在使っている付属品のうちマウスやキーボード、スピーカーなどは必要ないですが
製品本体をはじめ、いくつかの物を取りそろえる必要があります。
コンピューター・機材の本体、電源コード・ACコード、セットアップ用のソフトウェア、
プロダクトキーのシール、保証書と納品書またはレシート、受付番号と商品名、
故障の内容の詳細メモ、などがあります。
PCの場合、データ消失(初期化)の同意書をプリントして記入する必要もあります。
修理に出すのに必要な物がすべて揃ったら次に、ヤマト運輸や佐川急便など、
指定の郵送受付サービスのお近くの店舗に製品を買った時のダンボールなどに収納して
自動車やバイクなどで持ち運びます。(または電話で宅配便のトラックに自宅/自社まで来てもらいます。)
送付の受付
店舗の受付カウンター前で宅配便/宅急便の注文用紙に各事項を記載します。
パソコンなどの機器はもし段ボールのサイズが合っていなかったり、または買った時の箱を
捨ててしまっていたり、すでに破れて使えなくなった場合は、宅配便の方で用意されている
専用の段ボールを1200円くらいの料金で購入しなければならない時もあります。
それに加えて、受付店またはご自宅と、サポートセンター間での距離と
配達してもらう製品のサイズなどによって郵送費が決まります。
大体1000円~1500円前後で、プラス専用の段ボール箱の値段、という具合です。
そして受付が終わって郵送にかかる料金を支払ったら手続き完了です。
SONY(ソニー)のVAIOといった、各メーカー製品のサポートセンターまで届くには、
通常では1日~2日、それから修理が完了して自宅に届くまで約2~3週間ほどの時間が必要です。
私設の専門店でしたら、即日・早急で、パソコンの故障からの修理のサービスが実施されている業者もあります。
なお、修理費用には、特殊なサービス以外ではパソコンサポートセンターから
自宅/自社までの送り返しの郵送にかかる費用も含まれますのでご注意ください。