米国のPCメーカー企業『Dell Inc.』(デル) のパソコンは、世界的にも非常に大きなシェアを持ち、
今や多くの人々が名前を知っている程のメジャーなパソコン関連ブランドの一つとして認知されています。
日本国内の本社の名称は『デル株式会社』で、神奈川県川崎市に所在地があります。
目次
よくある問題の事例と解決方法
ある時パソコンの調子が悪くなり、点検した後で起動しなくなった、という場合、
パソコンの中を一回開いて分解してもらう作業が行われた際に、たまに
静電気や湿気がたまっていて一部のボタンやコネクタが機能しなくなる場合があります。
一回電源コンセントとバッテリーを抜いて、起動ボタンを5、6回ほど
カチ、カチ、と押して、それからまた電源を差して起動を試してみてください。
あるいは、移動中にノートパソコン本体を強打して壊れてしまった、または電源ユニットに
急な電流の負荷がかかって回路がショートしてしまった、という可能性も考えられます。
メモリかマザーボードが物理的に壊れてしまった可能性があり、自身では直すのが難しそう、という際には、
パソコンの修理センターにて、見てもらわれることをお薦めします。
主なDellのPC製品一例
・デスクトップPC 【Inspiron 545s SI50V-H6】
・Inspiron 580 ベーシックパッケージ 【Windows7/Corei3/4G/320G】
・16インチ:ワイド液晶ノートブックPC 【Studio xps 16 NS75T-KL-BC NX76V-H】
・18.5インチ:ワイド液晶一体型デスクトップ 【AI13T-KL Inspiron One19】
・11.6インチ:ワイド液晶ノートブックPC 【Inspiron 11z CI21T-KL-WH】
ブルースクリーンの画面が出る
次に、パソコンの使用中に突然ブルーの画面が表示されフリーズしてしまい、これが週1ぐらいの
頻度で出てきて、強制終了して再度立ち上げると何事もなかったように動くものの、
そのとき作っていたデータは飛んでしまい、どうしたら直る?というご質問について。
この現象はブルースクリーン(ブルーバック)というエラーです。
Windows XP以前のオペレーティングシステムで、性能が低いパソコンに良く起こるトラブルです。
根本的な解決方法としては、メモリ、CPU、マザーボードをより高い性能の製品に換装することが
望ましく、できれば最新のWindowsにアップグレードするのと、
ハードディスクを500GBや1TB以上のものに交換すると、より使いやすくなります。
そのままの状態で引き続き使っていく場合は、レジストリクリーナーや
ディスククリーンアップで、システムを定期的に整理してみてください。
排熱が不十分な状態になっている
次に、パソコンに突然異音が鳴り出してダウンすることが頻繁に発生して、
また、プログラムのダウンも度々発生する、という際の原因と予防・対応について。
まず、異音がしている理由としましては、ハードディスクドライブが故障し出しているか、
CPUファンなどの内部にホコリが大量に付着して、熱の排出が十分にできていないために
ダウンしたり、プログラムがフリーズしやすくなっている可能性が高いです。
マザーボードや電源ユニットが壊れかけている可能性もあるのですが、
パソコンケースの中身を開いてホコリやゴミをあらかた丁寧に除去して、それでもまだ
変わらないようでしたら、ハードディスクも新品を一個買って、交換をされてみてください。
明確な原因の特定をするには、修理業者のサポートに出して見てもらわれた方が確実です。
また、先に内部のHDDやSSDに残っている重要なファイルやフォルダーを取り出しておきたい、という際には、
専門業者のデータ復旧サービスにて、回収の措置をしてもらうこともできます。
デスクトップパソコンから変な音が鳴る
次に、DELL製のデスクトップパソコンを日々使用している際、電源を入れるとピーッピーッと音がして、
モニターの画面が付かず、ブォー…という動音はしている状態、この原因と対処法について。
まず、ピーッピーッと鳴る音はマザーボードのスピーカーから出る警告音です。
2回鳴った時は、メインメモリがソケットから外れているか、
正常に差込まれていないか、もしくはメモリの故障が起きている場合などに起こります。
まずはDELLのデスクトップパソコンのケースを外して、メモリを一度外して差し込み直しをされてみてください。
ノートパソコンでスリープモードが解除されない
次に、DELLのノートパソコンを使用していて、数日前に画面をたたんでスリープモードにした後で
再び画面を開いたら、何をしてもスリープモードが解除されず、電源ボタンを長押しして電源を切り、
すると再度電源ボタンを押しても電源のランプが付いてファンの音がするものの、
画面に何も映らないままランプと動作音が消えてしまうようになってしまい、
放電をしてみても状況が改善されない、といった場合の対処法について。
まず、パソコンはスリープモードが長時間続くと、いつの間にか電源が勝手に
落ちることもあるのですが、数十時間の間スリープモードにしたために
CPUかマザーボードに熱による負荷がかかって故障してしまった可能性もあります。
一応、ランプの特殊な点滅の仕方やビープ音などが出ていれば、
問題の種類がある程度判別できるようになっているはずです。
電源コンセントやUSBケーブルを全部抜いてしばらくパソコンを休ませてみて、それでも起動が
できなかったらまたDELLのテクニカルサポートか、私設の修理サー―ビスにて、問い合わせをされてみることもおすすめします。
デル製のPCの部品
デル製のパソコン、ストレージ、サーバーといったコンピューター製品は他のブランドよりも
独自の設計で作られている傾向にあり、電源ユニットやマザーボード、冷却用の
CPUクーラーなどのパーツは市販の製品と比べて形状が異なる物も多いです。
そのため、もしどこかの部品が老朽化やクラッシュ、電流のショートなど物理的な原因で
故障してしまい、中身の部品を交換しなければ直らない状況になった場合、自分自身で
新品に換装するにはDELLに合った替えのパーツを入手するのが難しい、という点もあります。
そのため、デル製パソコンのハードウェア障害を修復するには、
やはり神奈川県または宮崎県にあるカスタマーサポートセンターまで、
郵送でマシン本体を送付して部品交換をしてもらう必要がある場合も多く出てきます。
ご住所や会社の所在地から距離が遠かったりお預かり期間が長くかかりそうで
それまで待てない、という場合でも、専門の、DELLパソコンの修理やシステム回復を
請け負ってもらえるパソコン修理サービスに注文する方法もあります。
即日にすぐに見てもらえる所も多いですが、交換用のパーツが揃っていない可能性もありますので、
もし破損している箇所が判明していればお電話で事前に聞いて、
パソコンの修理のプランを確認されてみることもおすすめします。