CDやDVDディスクのキズや汚れを修復するには?

CDのディスクは長期間の再生・使用により音飛びが激しくなってしまうことが多いです。

またDVDのディスクも再生や録画をどんどんしていくうちに
経年劣化や映像や音声の再生に乱れが出始めて劣化したりすることもあります。

またDISCの裏側(読み出し側)の円盤面に、引っかき傷や汚れが生じてしまい
CD-R/RWやDVD-R/RW/RAMに書き込みされたデータの再生や上書き保存の動作にも
支障が出てしまうトラブルもよく起こりえます。



ですが、これらのキズや汚れの部分は、軽度~中度の破損であれば、
専用のディスククリーニング装置の製品を使うことである程度まで修繕できます。

CD/DVD専用のディスク面洗浄機器は主に、
エレコム(ELECOM)の「ディスク修復機(電動タイプ) CK-DS3/DS4」や、
サンワサプライ(SANWA SUPPLY)の「ディスク自動修復機 CD-RE1AT」などがあります。

おおよそCD・DVDやBDの自動修復機(ディスクリペアクリーニングキット)は、数千円単位のお手ごろな値段で、
大型の電機専門店などで販売されています。

ナノテック技術による修復液を使用して、
裏面に付いた細かい傷やごみ、ホコリ、汚れなどを除去して復元できます。

普段よくCDやDVDを使われている方でしたら、お手元にあると大変便利です。

また、DVDドライブのトレーなどの内部に異物が混入すると、DVDやCD、BDのディスクの盤面に
傷や汚れが付く原因にもなりますので、定期的なチェックと掃除を行われることも大切です。

高熱で円盤が溶解してしまったり、深く大きい傷が付いてしまったり、
ディスクの歪みや一部分の欠損といった大きな損傷が出てしまった場合には、
市販のクリーニングキットでは完全に修復することが難しくなります。

これらの破損したCD/DVDディスクに書き込まれいたファイルを取り戻したい、
という際には、ディスクの洗浄や保存ファイルの抽出作業を請け負われている
専門のデータ復旧サービス店の方に注文をされてみることをおすすめします。