大型のディスプレイ(モニター)の画面が映らない時の修理

デスクトップパソコンの起動画面は、別売の周辺機器ディスプレイ(Display)
というモニターの画面の出力機器を接続することで見ることができます。

ノートパソコンにはモニターが本体と一体化して搭載されているのですが、デスクトップ(据置型PC)は
本体とは別に、サイズや形状、メーカー製品など自由に選んで購入して使うことができます。

その中で24インチ以上と特に大型の液晶ディスプレイを購入して使用する際、
なぜか画面が映らない、という時の原因と修理する方法について。

まず、その液晶モニターが新しい製品だと、古いオペレーティングシステムのパソコンでは
対応されていないため、正常に映らない、という可能性があります。

動作環境を確認されてみてください。

ディスプレーの中で最も標準的で需要の高く、汎用されているサイズは
15インチ(解像度1024×768)の製品で、個人・企業問わずにこのサイズの
モニターを使われている型は大変多いことでしょう。

しかしながら1024×768ピクセルのサイズはモニターの中では小型な方で、
他にも以下のようにさらに大型のディスプレイは沢山あります。

・15インチ型:XGA 1024×768
・17インチ型:SXGA 1280×1024
・19インチ型:SXGA 1280×1024
・20インチ型:UXGA 1600×1200
・19インチ型ワイド:WXGA+ 1440×800
・24インチ型:WUXGA 1920×1200
・フルHD:1920×1080    など。

大型のサイズは電力も使い、スペックも高いため、仕様を購入前によく確認されていくことが重要です。



モニターはサイズが大きいほどインターネットやアプリケーションソフトの
起動画面の一度に表示できる範囲が広くなり、スクロールの手間が省けます。

またコンピューターグラフィックやホームページデザインのバランス調整も整えやすくなり、
作業効率が大変はかどるので、これから新しくディスプレイを購入される場合には
ぜひ解像度(サイズ)の大きい製品をお薦めします。

一般的には1024×768サイズのモニターが最も多く使われていますので、
ニーズに合わせてホームページのデザインやソフトウェアの起動画面を調整するなど、
PCツールなどを作る際には1024×768画面に見やすいように設定して製作することも必要な要素です。

パソコンの電源は入っていて、モニターの電源も入っている状態であるにもかかわらず、
モニターに何も映らず、以前にも数回この様な現象があり、再起動すると何の問題もなく、
いつもの映像が映り、コンピューターの操作も問題なくできていたものの、何度再起動しても、
モニターの画面に何も映らなくなり、何が原因で、どうすれば解決できる?という場合は、

まず、液晶ディスプレイが故障しているか、パソコン本体に問題があるかのどちらかで、
前者のパターンは少ないのでおそらく後者の原因が考えられます。

パイロットランプが普通に緑色に点灯していれば、モニターに異常はないです。

パイロットランプがオレンジ色に光っていたり、まったく点灯していない時は接続ケーブルが
欠けていたり、差し込み具合が良くなかったり、違うコネクタに差し込んでいる、
というケースもあリますので、ひととおり接続の状況を確認してみてください。

また例として、JUNS 様での、ディスプレイが映らない(PCの放電) の解説も参考までに。

WindowsのOSの場合、まず、パソコンの起動時にF8キーからセーフモードで起動してみてください。

そこからディスプレイアダプタのドライバをCDディスクからインストールし直してみるか、
システムの復元、スタートアップ修復といった回復コンソールの
プログラムを、もし使用できるようでしたら使ってみてください。

マザーボードが壊れている原因の場合は、新しい基板に交換してもらう必要が出てきます。

液晶ディスプレイが破損した時は、基本的には自分で交換するよりも、
やはり修理サポート店に出して直してもらう方が安全です。