パソコンをはじめとするコンピューターでデーターを保存・管理するプログラムであるテキストファイルや
バイナリーファイル(File)は、様々な文字の拡張子名で、記憶領域のフォルダに保管されています。
しかしたまに、ソフトウェアのアプリケーションエラーにより上書き保存の時にファイルが
論理的に破損してしまったり、コンピューターウィルスの感染で破壊されてしまう場合があります。
他に、プロパティ表記でファイルの大きさが0バイトと表記されていたり、
バックアップやコピーペーストの失敗で予備データが壊れている、といったトラブルも存在します。
目次
壊れたデータの復元ができるユーティリティとは?
破損したファイルは、ExcelやWordのヘルプ機能など、ソフトウェアに搭載されたツールを
使った対処法で直ることもあるのですが、通常の手順では以前の状態に戻らないケースも多いです。
そんな時には、各種拡張子ファイルおきの専用の復元フリーソフトウェアを用いた修復方法が使えます。
個人でできる作業にはやはり限度が出てくるため、基本的にはやはりプロの
データレスキューサービスに問い合わせて、壊れたファイルを検査してもらうのがより確実です。
失った拡張子の復活の作業の前に
ファイルの形さえディレクトリにまだ残っていれば、まだ修復作業を専門のツールで施すことで、
元の形にデータを復活できる見込みもあります。
壊れたデータの拡張子は、決してそのまま削除されないようにしましょう。
フリーソフトウェアの場合はエクセルや画像など、特定の拡張子ファイルの修復に特化したアプリケーションが多いです。
損壊したファイルの修復用フリーウェアの一例
『JPEG REMEMBER』v1.35(ジェイペグ・リメンバー)
JPEG画像ファイルが破損している状態を正常に復旧させるツール。
『Zip Repair』(ズィップ・リペアー)
ZIPの圧縮ファイルが壊れた状態の修復用フリーソフト。
(あまり損傷がひどい場合はリペアが難しくなるのですが、ある程度のデータを修復できる見込みがあります。)
『CD/DVD Data Recovery』(CD・DVDデータ・リカバリー)
CDやDVDのディスクに書き込んだファイルが損傷している場合の
専用復活ツール。大抵の拡張子でしたら、修復に対応しています。
『メール復元ソフト:ふくちゃん』
破損したDBXファイルから、電子メールの内容を抽出して復元させるソフト。
有償のソフトウェアとの違い
ですが、これらの復旧プログラムはフリーソフトである分、データリカバリーサービスに比べて
やはり使用できる機能や対応されている拡張子が限られています。
そのソフトで対象外のファイルを直したい時や、複数のデータをまとめて修復したい場合は
有償の市販ソフトウェアを使われることをお薦めします。
データ修復のサービスで直してもらう
また、一般の個人でできる手法では、多数のファイルを復元する際にドライブスキャンで検出が
十分にできなかったり、一部のファイルが拡張子の破損した状態で修復されるケースも出やすいです。
または、専門のデータ復旧サービスセンターでしたら
より確実に壊れたファイルを直してもらえます。