壊れたファイルの修復を行う手段の一覧

パソコンをはじめとするコンピューターの操作中に、アプリケーションの画面を開いて
作成・編集していた「拡張子のプログラム」、または「ファイルの内容」が稀に、

「上書き保存の失敗」や「エラーの発生」、「急なシャットダウン」、「機能の不具合」
などの影響を受けた拍子に、破損してしまう事があります。

壊れたファイルはOSやアプリケーションから展開できずに開けなくなったり、
開いたらファイルの中の複雑なデータが消えていた、というケースも出る事例もあります。

ですがこれらのコンピュータートラブルは、一見すると元に戻すのが難しそうですが
事前に何かの対策手段を設定していればすぐ元通りに修復できる事も多いです。

「破損したデータの主な直し方(簡単にできる作業順)」

・bakファイルから開き直す。
・以前のバージョン・セッションから修復する。
・互換性のある別のアプリケーションで開く。
・ツールに搭載されたデータ回復機能を使う。
・Windowsのファイル履歴や、Mac OS XのTimeMachineを使用する。
・拡張子の種類と名前を変えてみる。
・HDDのエラーチェックを実行する。
・別のOSでハードディスクを起動してみる。
・専用のリカバリーのユーティリティーでスキャンする。
・プロのデータ復旧サービス業者に依頼をして、直してもらう。

まずは、壊れて使い物にならなくなってしまった対象の拡張子の「バックアップ分」が
アプリケーションの自動作成機能などでどこかに保管されていないか探してみましょう。

システムではなくハードウェア(HDDそのものなど)が壊れた、という場合には、
プロのデータリカバリーサービスに問い合わせて、検査を受けてみることを推奨します。





例として「ホームページビルダー」のように一部のコンテンツ作成用のソフトウェアには、
このように、新しく作ったファイルを名前を付けて保存する時に同時に
「.bakファイル」という拡張子のファイルが保存されます。

正規の方のファイルが壊れた場合に、この予備の方のファイルの名前と拡張子を
[index.bak]から[index.html]という具合に元データと同じものに変更すると、
そのまま全く同じファイルとして修復が出来ます。

(元の破損した方のファイルは上書きせずに一時、念のため別のフォルダに移動しましょう。)

しかし、この方法だと最後に上書き保存した時から後に編集・更新した分の
作りかけの最中にフリーズや強制終了で破損したり消えた分のデータは戻せません。

再び同じアプリケーションを開いた時に、「前回の終了時に予期せぬトラブルにより
ファイルは閉じられました。以前のバージョン(セッション)から復元しますか?」

といったメッセージが表示されたら、「はい」を押して下さい。

これで、前回の緊急終了時の直前の状態で自動的に一時保存されていたデータを
もう一度開ける事も多いです。

psdやjpegなどの画像ファイルやmp3、mp4、mov、FLV、などのムービー用のファイルが
なぜか開けない時は、もしその拡張子を開けて互換性のある別のソフトウェアを
もう一本お持ちなら、そちらの方で開けるどうか一度試してみましょう。

MicrosoftのExcelやWord、PowerPoint、AccessといったOfficeのアプリケーションで
ファイルが壊れた場合、まずアプリケーションのメニュー右上の入力スペースに
「修復」と打ち込んでください。

すると「ドキュメントの回復」「ファイルを回復する」といった項目が表示されます。
これらの説明手順に沿って、破損したデータの復元作業を実行してみましょう。

他のさまざまなソフトウェアでも同様に、「ヘルプ」の項目にこういった
復旧のための機能が搭載されていないかどうか、トラブルがあった時に調べてみてください。

あまりない事例なのですが、ファイルの名前や拡張子の種類が
いつの間にか変わっていて開けなくなる、というパターンもあります。

名称を確認してもし以前と英数字が違っていたりしたら、
ファイル名を元通りに直してもう一度開き直してください。

また、OSの標準機能の一つ「システムの復元」「バックアップと復元センター」といった
システムを起動して、一定時間単位のポイントおきに更新されるOSの状態保存を使って、
特定のファイルが壊れる少し前の状態にパソコン全体を巻き戻して直す、という手段も有効です。

WindowsなどのOSのシステムファイルやなど大事なプログラムが壊れ気味になってきたら、
論理障害がそれ以上深刻になる前にハードディスクやパーティション全体の
「エラーチェック」「上書きインストール」「スタートアップ修復」「レジストリ復元」
といったシステムの回復作業を実行してみましょう。

すでにOSのデスクトップ画面が開けないほどパソコンの状態が不具合を起こしていたら、
[LinuxディストリビューションのKnoppixやUbuntu]など、別のOSを書き込んだディスクを
CD/DVDドライブのトレーに入れて起動させて、内蔵HDDの中身を開く手段も残されています。

特定のファイルがどうしても破損したまま直らず、しかも重要な内容なので何とか元に戻したい、
という場合は、専門のデータ復旧サービス業者に問い合わせをして
拡張子を保管していた記録メディアを出して修復作業を依頼してみることをおすすめします。