データ復旧サービスに郵送の手続きで梱包して送付するには?

ハードディスクやSDメモリーカード、DVD-R、NAS、サーバなどのデータ記憶装置に、
保管をしていたデータを失ったために復元をしたい時に、
最寄りの地域にデータ復旧サービスの受付窓口がなかった場合や、
遠方の都市部といった場所の送付先に郵送する場合の、手続きの流れや注意点は?という疑問について。

日本全国の郵送受付に対応されたデータ復旧サービスの会社とは?

まず、多くのデータ復旧サービスセンターでは、宅配便・宅急便のサービスにより、
日本全国のどこからでも、郵送による受付が可能な対応のサポートが実施されています。

お申し込みの際には、電話やメールにて事前に受付と注文の連絡を行った後に、
データを復旧したいハードウェアの媒体を、郵送で指定の宛先に送付する手順です。

佐川急便、ペリカン便、クロネコヤマト、ゆうパックなどの宅配便や郵便配達により、
デスクトップPCやノートパソコンや、外付けのハードディスク/SSD、RAIDケース、
またUSBメモリ、SDメモリーカード、NAS、サーバー、DVDディスクといった壊れた機材や、
誤ってファイルを削除してしまったストレージを、サービス会社の窓口に配送できます。



ハードディスクドライブといった「こわれもの」の梱包

        

次に、補助記憶装置を郵送に出す際には、やはりどうしても製品に移動中の振動が多少かかります。

特に、プラッタやヘッド、スピンドルモーターといったデリケートな回路で構築された、
精密機器であるハードディスクドライブは、適切に包装をしなければ、
配達の際に振動を受けて、さらに故障が悪化してしまうおそれもあります。

そのため、宅配サービスにHDDといったストレージの郵送を注文する際には、
精密機械用の「こわれもの」を対象とした、安全な包装をしてもらわれることを強くお薦めします。

また、郵送でパソコン修理センターに送ってもらう際の手続きについては、こちらのページにて。

自身で包装を行われる際には、クッションとなる材質でしっかりとくるんだり、
また、のりやガムテープを貼る際に、剥がれやすくなっていないようにご注意ください。

パソコンや外付けHDDケースなどの製品を購入された時の、包装用のダンボール箱が、
まだそのままで残っていましたら、ラベルを変更してそちらの箱に入れて送付をする手法もあります。

また、microSDメモリーカードといった小型のストレージも、
ハードディスクほど複雑な構造ではないものの、非常に薄い規格の構造です。

そのため、受け取りまでの移動の間に万が一にも強い圧迫で在中のメモリーカードが割れて、
チップに傷が付かないように、またセキュリティの面でも、やはり適切で安全な包装が必要です。

HDDやメモリーカードの配送に掛かる日数の時間をチェックする

次に、PC本体や、HDD、メモリーカードといったストレージを配送する際に掛かる日数の時間について。

まず、宅急便で注文される際は、料金がやや高い代わりに、
最速で朝に注文して近場での当日以内、また翌日などで早めに宛先に到着します。

年末年始といった時期は、注文が殺到して混雑するために時間がかかる可能性もあります。

また、事業所から見てだいぶ遠方の地方や離島から注文をされる際には、
やはり値段とスケジュールの時間がその分、かかりやすくなります。

お急ぎの際には、データ救出のサービスで実施されているスピード診断のコースといった、
サポートと照らし合わせて、宅配便の指定のコースもチェックされてみてください。



パソコン本体や大容量のRAIDケースの郵送に掛かる料金は?

次に、配送にかかる料金は、やはり重量が軽く小型なメモリーカードといった機材は安い金額で済みます。

逆に、パソコンの本体やビジネスサーバー、NAS、レコーダー、大容量のRAIDケースといった、
重くサイズの大きい電子機器は、その分料金が高めです。

PC本体から、HDDやSSDを自身で取り出しができるようでしたら、
筐体のふたを開けて、内部のSATAケーブルや電源ケーブルを外して分離してから郵送に出す方法もあります。

ですが、あまり慣れていない時や、小型で薄型のノートパソコンなどで取り出しが難しい構造の製品は、
内蔵のストレージごと本体をデータリカバリーサービスに出された方が、
代金はかかりますが、筐体のケースに保護されている分、安全な点もあります。

申し込みの手続きでパソコンやストレージの状態を依頼書に記入する

また、パソコンや外付けHDD、SDカード、USBメモリ、スマートフォンやタブレットコンピューターといった、
それぞれの郵送に出する予定のマシンやストレージの製品が、現在どのように故障している状態かを、
申し込みの手続きで伝えるため、見直してみてください。

または、どのような経緯でストレージからデータが消えてしまったかを再度思い返して、
データレスキューセンターAOSデータ復旧サービスセンターデータテックといった、
それぞれの事業で用意されているPDFといった依頼書に、詳しく記入してください。

または、多くの業者で、電話かメールによりアドバイザーの方にお伝えすることもできます。

より詳しくは、やはりそれぞれのデータ復旧サービスと、宅配便の方の案内を見て、
配送とデータ救出の依頼を手配される際に、確認をされてみることをおすすめします。