パソコンは電源ボタンを押してから主にまずBIOSの画面が表示されて、次にOSのロゴマークと
読み込みの画面、そしてユーザーアカウントの認証画面、デスクトップの画面、と移ります。
(Windows 8の場合は間に壁紙が表示されて、
基本設定ではデスクトップではなくスタート画面が表示されます。)
しかしこの間で やたら立ち上げにかかる時間が遅くて効率が良くないので
待ち時間を短くするには具体的にどういった最適化の対応策がある? という疑問について。
コンピューターを最適化
まず基本的なカスタマイズ方法として、現在お使いのパソコンの性能を見直してください。
例えばメモリの容量が低いと処理速度が落ちやすくなります。
1GB未満のメモリを1枚使いの場合は、もう1枚同じ容量のメモリを購入して
マザーボードの空いたスペースに増設して2倍にしてみましょう。
またはOSの最大容量に合わせて2GBや4GBのメモリを1枚~4枚
コンピューターに搭載して、大幅に容量を上げてみてください。
今お使いのオペレーティングシステムがWindows VistaやWindows XP、Me、2000などの
少し前のバージョンの場合は、大きく処理速度が向上した[Windows7]以降に変えてみるのもおすすめです。
Windows7やWindows8、Windows10にはこれまでのバージョンにはなかった
優れたお役立ち機能も標準で多数搭載されています。
また、電源のシャットダウンや再起動を頻繁に行うとその分、終了と立ち上げど動作に時間がかかり
作業ペースも遅くなるので、少し席を立つだけの時などは[スリープモード]にしておくと大変楽に済みます。
ボタン一つですぐOSのデスクトップの画面の立ち上げ直しができるので、
日々スリープ状態を多く使うのも一つの最適化のコツです。
また、[Windowsキー+Lキー]を入力すればパスワード入力画面に移行して、Windowsをロックできます。
他にデスクトップの画面上にショートカットアイコンが多すぎると
アプリケーションソフトが使えるまでのタイムラグがかかりやすくなります。
必要のないユーティリティーやショートカットアイコンは削除して、あまりローカルディスクにも負担を
かけないよう定期的に整理して使うと、PC立ち上げの全体的な速度が遅くなった分も元に戻ってきます。
速度を重視するなら、HDDをSSDに交換して使ったり、
SSDを増設して速度向上のためのパーツとして最適化する方法もあります。
ほか、チエネッタ 様での、パソコン(PC)の起動が遅い時の原因と対策4つ! 習慣にしたい予防法も紹介 の解説も参考までに。
CPUやマザーボードの性能なども処理速度に関わってきますので、余裕があれば他のパーツも
高性能の製品に交換していくか、もしくは本体を丸ごと買い換える、というのも良いでしょう。
自分でカスタマイズの設定をしていくのが難しい時は、パソコン修理サポートやシステムサポートを
実施されているコンピューター関連のサービス業者に依頼をして、
OSやパーツを交換して最適化してもらうのもおすすめです。