Microosoft Windowsのパソコンで不具合が起こり、タスクマネージャーやリソースモニターといった、
状態チェックのツールを使って確認をする際、なかなか問題の把握や修復ができない場合があります。
そんな時に、「クイックマシンリカバリー」(旧名:スタートアップ修復)の機能を用いて、
ウィンドウズを回復する方法とは、どういったもの?という疑問について解説いたします。
WindowsのOSが具合を起こす主な原因とは?
まず、Windowsのオペレーティングシステムに不具合が出る時の主な原因について。
・パーティションの容量が埋まってきて、OSのアップデートに失敗した。
・レジストリが肥大化して、オペレーティングシステムが重くなってきている。
・プログラムのアップデート中に、急な停電などで強制終了してカーネルが破損した。
・重いアプリケーションソフトが多くなりすぎて、動作遅延やエラーを引き起こしている。
・コンピューターウイルス(ワームの有害なプログラム)に感染して、侵食されている。
・メモリやCPU、マザーボードの性能が低いために、処理が追い付かなくなっている。
・WindowsをインストールしたSSDまたはHDDが、長い期間の使用で故障してきている。
これらのトラブルは、Windowsに備わった回復機能を自身で操作して試していくか、
プロのサポートセンターにて、修復の作業をしてもらうことで直る見込みがあります。
クイックマシンリカバリー(スタートアップ修復)とは?
次に、どうしてもWindowsのパソコンの不調の原因がわからずに問題が続く時は、
ウィンドウズの再インストールといったトラブルシューティングの最後の手段を行う前に、
『クイックマシンリカバリー』という回復機能を使う解決方法がまだ残されています。
※Windows 11の2026年の更新プログラムから、「スタートアップ修復」の機能が、
「クイックマシンリカバリー」(Quick machine recovery)へと名称が変わりました。
このスタートアップ修復の機能は、Windows 11から10、8、7、Vistaのエディションで使用ができます。
パソコンを再起動して「オプションの選択」の画面を開く
まずは、Shiftキーを押したままパソコンを再起動して、青い背景に白い文字の、
「オプションの選択」の画面を開いてください。
続いて、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」と項目を進んでください。
次の選択メニューでは、クイックマシンリカバリー、スタートアップ設定、コマンドプロンプト、
更新プログラムのアンインストール。UFFIファームウェアの設定、システムの復元、
といった項目が並んでいますので、こちらの「クイックマシンリカバリー」を選択してください。
ほか、Windowsのパソコンの機能でデータのバックアップと復元を実行する手順の解説も参考までに。
また表記にもある通り、「システムの復元」や「コマンドプロンプト」などを選んで、
以前の正常だった時の状態にパソコンを回復することもできます。
詳細オプションの選択画面が表示されない時は?
一方で、もしパソコンの再起動の後に「詳細オプション」の画面が開けず、
クイックマシンリカバリー(スタートアップ修復)が出てこない時の対処方法について。
まず、事前にシステム修復用のディスクを作成していましたらそちらを使用してみてください。
または、購入時に同梱されている「Windowsのインストール用DVDディスク」を、
パソコンの電源を入れた時にDVDドライブ装置のトレーに差し込みします。
最初に、『Windowsのインストール』という専用画面が立ち上がりますので、
下部に表示されている[コンピューターを修復する(R)]といった項目をクリックします。
そして、『システム回復オプション』画面でMicrosoft Windowsを選択して『次へ』を押します。

こちらのメニューに、同じく「クイックマシンリカバリー」(またはスタートアップ修復)
という項目がありますので、そちらをクリックしてください。
ですが、SSDないしHDDまたはマザーボードや電源ユニット、CPUといったパーツ自体が、
物理的に破損している時は、「オプションの選択」画面が出てこない可能性もあります。
その際には、専門業者のデータ復活のサービスセンターに問い合わせをして、
SSDやハードディスク内部のファイルを取り出ししてもらわれることを推奨します。
ウィンドウズのデスクトップを開いて回復できたかを確認
次に、クイックマシンリカバリーを実行してからパソコンをしばらく待機します。
そして作業が完了したら、コンピューターを再起動して、
今度はウィンドウズでデスクトップやフォルダーが正常に映るかどうかを確認してください。
しかし、「問題を検出できませんでした。」という結果が出て直らなかった時は、
不具合の原因となっているデバイス削除の指示などの指定が書かれている場合は、
まずはその指示の内容を実行してみましょう。
他のUSB接続の機器、Windows DVD以外のディスク、インターフェースも、
一応全部外してみて、再度接続すると回復することもあります。
ほか、【パソコンやハードウェアの故障率とは?】の解説ページも参考までに。
マスターブートレコードやレジストリ、BIOS、または部品が壊れている場合など、
深刻な破損が原因で通常のトラブルシューティングでは、ウィンドウズが立ち上がらないこともあります。
インターネットにつながらなくなった時は?
次に、パソコンを使っていたところ、インターネットがつながらなくなり文字も打てなくなった時は、
付属DVDからの再インストールで初期化すれば、OSの故障のほとんどの場合は修復できます。
各ウィンドウズのOSのバージョンのディスク、またはメーカーのパソコンを購入した時に付属の、
システム修復のDVDディスクがありましたら、そちらをDVDディスクドライブに挿入して、
マニュアルの手順に従って『システムの復元』などの回復機能を実行してみてください。
これらがうまくいかなかったら、『OSの再インストール』(再セットアップ)で、
パソコンの購入時の状態にWindowsを初期化されてみてください。
ほとんどの場合のシステム的なアクシデントは、これらのリカバリーの作業で修復ができます。
ほか、Microsoft Learn 様での、迅速なマシンの回復 の解説も参考までに。
またネットがつながらないというだけでしたら、ネットワーク設定かモデムに原因がある場合があります。
パソコンを修理のサポートセンターで見てもらう
しかし、Windowsのログイン画面には入れるもののすぐに画面が黒くなり動かなくなる場合には、
CPUやメモリに故障や接続不良、熱の排気の阻害といった異常が出ている可能性があります。
個人での修復作業が行き詰ってしまった時は、パソコンメーカーの保証サポートや、
コンピューターの電子機器の修理サービスセンターの店舗にて見てもらわれることをお薦めします。
またメーカーのカスタマーサポートの修理センターに出す前に、SSDないしHDDから、
必要なファイルやフォルダーを取り出ししておきたい、という際にも、
専門の事業であるデータ復旧のサービスセンターで、読み出しをしてもらうことができます。





