パソコン以外の電子機器もデータの回収で取り扱ってもらえる?

デスクトップパソコンやノートパソコンなどの、故障してしまったコンピューターの機器から
必要なデータを回収してもらえるデータ復旧サービスの業者は、
全国各地に現在数多くあリまして、大きな機材からのファイルのサルベージの際にも大変に助かります。

その際に、パソコン以外の電子機器が故障した時にも、データの回収は取り扱ってもらうことができる?
という疑問について。

物理障害からのデータの復旧サービスとは?

パソコンのジャンクショップや修理店などの一部でも、壊れた機材の簡単な修理や、
補助記憶装置の取り出しによるデータの回収を行ってもらえるところがあります。

専門業者のデータ復旧サービスでは、間違えてファイルを削除してしまった場合などの
システム的な「論理障害」に対応されているサービスの他に、電子機器の物理的な破損の
「物理障害」にも対応されているサービスがあります。

物理障害からのデータ復旧サポートでしたらその多くで、パソコン以外の機器である外付けHDDや、
RAIDケース、NAS、サーバー、レコーダー、USBメモリ、SDカード、DVD-Rなどにも対応されています。



ファイルの読み込みがパソコンでできない場合は?

NASやサーバー、レコーダーは、XFSといった、WindowsやmacOSとは別のファイルシステムで
フォーマットされているため特殊なソフトウェアがなければ、通常そのままではパソコンからは、
これらの機器で使われていたHDDの内部データは読み込みができません。

ハイテクな機材には、加工された無数の小さなパーツや素材が、微細な単位で設置されています。

ハードディスクドライブのような精密な電子機器は、一般の個人で無理に分解して開こうとすると、
小さなごみやホコリ、湿気が付着して、かえって破損を悪化させてしまいます。

また、読み込みができる機材も一般の個人では入手が困難であるため、パソコン以外の多くの電子機器は、
プロのデータリカバリーサービスにて見てもらうのが、ほぼ唯一のデータ回収の方法です。



データレスキューの注文の際のサポートとは?

もちろん古くなったものだけでなく、完全に故障して動かなくなった機器でも、
ほぼデータの回収を受け付けてもらえます。

自宅またはオフィスから、事業所が遠い場所にあった時でも、郵送での送付や、
簡単な出張サポートの受注を実施されているサービスも数多くあります。

また、事前に機器の検査によるサポートを行われまして、復旧ができる場合のみ料金が発生する
お見積もりのサービスを実施されている業者様もあります。

ファイルの回収ができる対象の機材は?

各業者によってお取り扱いされている機材の幅は異なるのですが、
主に以下のような機材や電子機器のデータを回収してもらえます。

主な対象品には、外付けハードディスク、RAIDケース、CD-RW、DVD-RW、BD-RE、フロッピーディスク、
レコーダー、メモリーカード、デジタルカメラ、ビデオカメラ、NAS、サーバー、スマートフォン、タブレット端末、
ほか、多くの電子機器があります。

またSanDisk(サンディスク)といった、ほとんどのメーカー製品のUSBメモリやSDカードを請け負ってもらえます。

SSDやiPhoneなどの一部のモバイル端末は、現在のところ、分解によるデータの取り出しは
非常に困難で、物理障害からのデータのサルベージはほぼ不可能です。

iPadやiPhoneの、パソコンへの簡易的な同期によるフォルダーへのアクセスでしたら、
コンピューターからの接続で可能なので、ファイルの読み込みによるデータの復元ができる場合もあります。

また例として、日本PCサービス 様での、データ復旧事例の解説も参考までに。

データ救出の作業の工程とは?

それぞれの装置からのデータの取り出しの際には、コンピューターのふたを開けるか、分解をして、
内部のハードディスクやメモリーカードを取り出しして行うケースが多いです。

DVD-RやBD-Rといったディスクが読み込めなくなった場合は、クリーニングキット(研磨機)にかけて
傷や汚れを落として修繕してもらうサポートが行われています。

データリカバリーサービスへの注文の際には、事前にお持ちの電子機器が対応されているかどうかを、
ホームページの解説、またはメールや電話にて、詳しく確認をされてみてください。