アプリケーションソフトが強制終了してデータを失う問題

パソコンに入れたソフトウェアを日々、使っている最中で、

・Google ChromeやMicrosoft Edge、Safari、Firefox、Sleipnir、Lunascape、Internet Explorer(インターネット・エクスプローラー)などの
 ウェブブラウザでネットの閲覧中に強制終了が起きた。
・アプリケーションソフトウェアの稼働中にやや重い操作をしたら突然フリーズして強制終了されてしまい、
 プログラムのデータが保存する前に消えてしまった。
・間違えて名前を付けて保存しないままエクスプローラの×ボタンを押してしまった。

というアプリケーションエラーの苦い経験を、多くの方がお持ちであることでしょう。

そして強制終了後によく『ご迷惑をお掛けします~』と書かれたバルーンが表示
されるのですが、このような障害が起こる原因には主に以下のような問題のケースがあります。

よくあるエラーの原因

・ウェブブラウザなどで重いウェブページを開いた時。
・同時に10ページ以上を開いて展開させた時。
・いくつものアプリケーションソフトを同時に起動した時。
・ウイルス検索など、稼働の重いアプリケーションソフトが回っている時。
・Photoshopなどでサイズの大きい画像ファイルを編集している時。
・YouTube動画などを閲覧している時。
・ウェブページ上の確認ボタンや送信ボタンを押した瞬間など。

さらに、これらのエラーが起きる要因は以下のようなものが考えられます。

・PCの内部パーツ:CPUの性能やメモリの容量が足りずに処理能力の限界を
 超過してしまい強制終了やフリーズが起きてしまう場合。
・アプリケーションソフトウェアの開発プログラムにバグや問題があった場合。
・Microsoft .NET Frameworkなどアプリケーション起動に必要なプログラムが
インストールされていない場合。

上記で最も多いのが、やはりPCの空き容量やスペック不足によるエラーです。



パソコンの買え替えの際に起こる起動の問題

新型のパソコンに買い換えたら今まで使っていた本体に比べてあまり強制終了など
突然の障害は起こらなくなった、という経験をお持ちの方も大変多いと思われます。

逆に買い換えた新品のパソコン本体にはまだアップデートやインストールの互換性が充実しておらず、
今までのPCで使えていたアプリケーションソフトがこっちでは最初は起動できない、という場合もあります。

最も問題なのが、せっかく作っていたファイルや文章が保存・上書きをする間もなく失う場合が多いことです。

特にインターネット上で書いていた作りかけの文章記事などは、
自動保存機能が動作していなければ丸ごと消えてしまうことも良くあるので注意が必要です。

また、マウスやキーボード、ぺンタブレットやタッチパッドでの操作や液晶パネルでのタップの際に、
画面やボードなどの汚れ・異物が原因で、入力の際に繰り返し同じ操作が出されたりするなどのエラーが起きて
負荷がかかり、ウィンドウが強制終了したりフリーズしてしまっている、というケースも考えられます。

頻繁に強制終了が発生する際には、これらの機器の清掃を行われてみてください。

また、CPUファンや電源ユニットなどにゴミやホコリがたまっていたら、掃除をして取り除きます。

現在のPC環境でアプリケーションエラーが頻繁に起こっている場合は
一定時間おきにメモ帳にコピーするなどして簡易的に対策を練った方が良いかもしれません。

ほか、No.1ソリューション 様での、データが消えた?パソコンのデータ消失の原因と対処法 の解説も参考までに。

突然の強制終了でデータを失ったりしなために有効な対処方法のひとつは1分~1時間おきくらいに
対象のファイルがフォルダー上に保存されるようにする「自動更新バックアップ機能」です。

OSの標準搭載ツールや市販のユーティリティーのバックアップツールをセットしておけば、「システムの復元」機能と同じく
ある程度の作業段階までなら、ソフトが強制的に閉じてメモリの一時データまで失った後でも取り戻せます。

しかし、もしエラーの影響でファイルの拡張子が消えたり破損して開けなくなったり、
またOSやハードディスク自体に深刻な障害が連動で発生して開けなくなってしまったら、
プロのデータ救出サービスセンターに依頼をして復帰の作業をしてもらいましょう。