Windowsの動作が遅くなる原因と復旧の仕方とは?

Microsoft(マイクロソフト社)から販売されています、世界的に広く普及している、
グラフィカルユーザーインターフェースOS(オペレーティングシステム)である
Windows」(ウィンドウズ)の搭載されたパソコンを日々お使いの際に、
次第に操作する時の動作が遅くなったら、何が原因でどのようにすれば復旧できる?という疑問について。

メモリの容量の不足

例えばパソコンに最初から内蔵されているメモリの容量が512MBや256MB、128MBくらいだと、
新しいアプリケーションソフトウェアの動作に必要な基準が満たずに遅くなるケースが多いです。

なので、新しくリリースされたばかりのソフトウェアをインストールしてから
パソコンが重く感じた時は、まず、修正パッチが出ていましたらそちらを当ててみます。

または、常時稼働している機能を停止するか、一度アンインストールする、
あるいは、そのまま使い続ける時には、メインメモリの増設を行ってみてください。

もし、自身ではパーツの交換が難しい構造のマシン本体の場合は、
プロのコンピューター関連の修理のサービスで、交換をしてもらうこともできます。



ハードディスクの空き領域を拡張

また、内蔵されたハードディスクやSSD(Cドライブ)の最大容量、または空き領域が100GB前後と少なめで
容量が十分に足りていないと、仮想メモリも十分に使えずに読み込みにかかる時間も多くなります。

なので1GB以上の容量のHDDに交換するか、または高速で読み込みできる
フラッシュメモリのSSDに換装して、Windowsをインストールし直して使ってみましょう。

また、Windowsではディスククリーンアップを定期的に行って、
ローカルディスクの中身を整理してください。

レジストリを整理する

他に、アプリケーションソフトを数多くインストールしすぎると
レジストリが肥大化したり容量が埋まって遅くなる障害の原因です。

OSやツールのエラーでパソコンが急にフリーズしたり
アプリケーションソフトが立ち上がらない状態になることもあります。

市販のレジストリクリーナーを使用して、定期的にレジストリを軽くすると、
ある程度まで読み込みの速度が復旧できます。

画面にエラーや破損についての通知が表示されたらその指示に従ってコンピューターを元に戻します。

ある程度は控え目の数でインストールして、ご使用ください。

もし、パソコン自体がほとんど動作が止まってしまい、正常に動かなくなってきて、
内部のファイルが開けなくなった場合には、
専門業者のデータリカバリーのサービスで、取り出しをしてもらうことができます。



Windows XPの動作の遅延

また、Windows XPはVistaや2000よりも新型バージョンとしての
期間がずっと長く、6年もの間最新のOSとして発売されてきました。

延長サポートが終了したものの、あるいは今現在もしばらく後継バージョンのOSに移行せずに
ネットワークは使わないマシンとしてWindows XPを使い続けているユーザーも多いです。

その分、搭載されたそれぞれパソコンの性能は、
同じWindows XPでも初期と後期とでかなりスペック差があることが多いです。

そのためか、WindowsXPを使っていくうちにわりとあまり時間がたたないうちに動作が遅くなったり、
デスクトップの起動や画面表示が重くなる事例もよくあります。

Windows7、8、10の場合

しかし、Windows 11や10、8はこれまでのOSよりも処理速度が大幅に向上していて、
スペックの低めなマシンでも、ある程度快適に使用できる優秀な性能を有しています。

そのためWindows XPよりもさらに速く使いやすい側面があるので、サポートが終了する前に
いつかはやはり新しいOSに移行することも視野に入れて、使用していくこともおすすめします。
 
なぜ急に遅くなったのか原因がどうしてもわからず、何とかXPの再インストール抜きで
元に戻したい場合は、専門のパソコン修理サービスに一度見てもらわれることを推奨します。