ワープロソフトでデータの上書き保存に失敗した時の復旧

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パソコンなどのコンピューター上で、Microsoft Wordや一太郎といったワープロソフト(word processing software)でテキストのデータを入力している最中に、ファイルを上書き保存する前にフリーズや停電が起きた場合に、消えた文字や文章をバックアップした予備のファイルから復元する方法の解説です。




当サイトでは、ハードディスクドライブやSSDの内部ファイルの救出、外部接続のPCの機材やシステムを復元する方法、コンピューターの製品が壊れた時の原因と修復をする手順といったリカバリーによるトラブル解決について、詳細を解説しています。

また、読み込めない電子機器からの補助記憶装置の取り出しによるレスキューのサポートを行ってもらえる、データ復旧サービスセンターも紹介しています。




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ワープロソフトでデータの上書き保存に失敗した時の復旧

一昔前に一般的に使用されていた文章作成機の、ワードプロセッサ(ワープロ専用機)は、
現在では中古市場を除いて、新規製造と販売が終了されています。

そしてパソコンのオペレーティングシステムであるWindowsが、世間一般に普及されるとともに、
専用機の代わりとなるワープロソフトは主に、やMicrosoft Wordや表計算のExcel、
また一太郎などが、アプリケーションソフトのプログラムという形で、広く使われています。

このワープロソフトで使用しているファイルが、ある時に上書き保存に失敗して、
文書のデータが開けなくなった時には、どのようにすれば消えた文章などの復旧ができる?という疑問について。

ワープロソフトでデータの入力する時の上書き保存の失敗とは?

まず、パソコンがワープロのかわりになりつつ、それと同時に作成した文書データの保存は、
ファイルの拡張子に電子データを加工して、そちらを保存して作る形です。

Wordや一太郎など広く普及しているワープロソフトから、少しマイナーなユーティリティまで、
さまざまな形式で作成されているのですが、基本的にファイルの拡張子という点ではどれも同じです。

これらのユーティリティソフトを用いてテキストを文字入力して、文書を作成する時に、
特に気を付ける必要があるのが、やはり「データのこまめな上書き保存」です。

これに失敗してしまうと、時にはワープロソフトでタイプして作りかけていた、
膨大なテキストのデータをすべて、もしくは大半を失うおそれがあります。

※急にパソコン本体、または内蔵されたハードディスクドライブが破損してしまった時は、
 まだ保存されているファイルの拡張子自体は消えずに、ストレージの内部に残っています。

 その際には専門のデータ救出のサービスにて、復旧の作業をしてもらわれることを推奨します。



自動更新による一時的なデータのバックアップ機能から復元する

次に、MicrosoftのオフィススイートのWordや、またジャストシステムの製品である一太郎
またその他のワープロソフトでは、フリーズや強制終了・停電といったアクシデントが起きて、
上書き前に途中で止まる場合に備えての、自動更新による一時的な保存の機能が搭載されています。

一度ユーティリティーやオペレーティングシステム、パソコン本体の電源が止まってから、
同じアプリケーションソフトを再度開いた時に、最初の画面に復元の項目が出てきます。

そちらに表示された予備のファイルを選択して開き直すことで、前回に上書き保存ができなかった、
差分のデータのバックアップから、文章の復旧(reconstitution of data)ができる可能性があります。

頻繁にテキストファイルの上書き保存を行う

また、文章作成のワードプロセッシングソフトウェア(word processing software)だけでなく、
表計算ソフト(spreadsheet software)やプレゼンテーションの制作用ソフトにも、
一定時間ごとの差分の自動バックアップによる、データの保存機能が付いているものが多くあります。

ですが、ワードやエクセル、またパワーポイントといったソフトウェア(応用プログラム)でも、
タイミングやトラブルによっては、自動保存の機能が使えないこともあります。

そのため、それまでに書き込んだ分のテキストのデータが、必ず修復できるとは限りません。

また、前回の自動更新で保存された時刻から先に更新されていた分のデータは、
自動バックアップの復元用プログラムでもほぼ直すことができず、そのまま失ってしまいます。

他の多くのツールにも当てはまることなのですが、特にワープロやグラフィックなどの、
コンテンツ用のファイルの制作ソフトを使われる時には、なるべく頻繁に上書き保存を行ってください。

また例として、データレスキュー119 様での、思い出変換サービスのサポートの解説なども参考までに。

ファイルマネージャーでの誤った削除のミスによって、文書のファイルを失った場合にも、
データリカバリーサービスにHDDやメモリーカードを出して、復旧してもらうことができます。


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タイプ中のデータ保存の安全性の向上を設定するには?

家具の補強用具

次に、ワープロソフトを稼働させているパソコン本体や周辺機器が、タイプ中にうっかり、
上書き保存をする前にパソコンラックを倒してしまったり、地震で倒れて止まるケースもあります。

作業の途中で電源が切れて、拡張子の書き込みに失敗してしまうようなトラブルがないように、
機材の配置の仕方や、コンピューターのセキュリティの設定にも注意が必要です。

機材を置いてある台や机、テーブルなどは、地震対策の補強の器具などで、
よりしっかりと固定をされておかれると、入力中のデータの安全度は高まります。

ほかにも、停電に備えて無停電電源装置(UPS)を設置しておかれるのも、
作業中のデータの保存に関しての安全性を、さらに向上させることができます。

例として、UPS(無停電電源装置)が故障する原因とは?という疑問については、こちらのページにて。

USBメモリーやSDメモリーカード、外付けHDDケースなどの小型の装置も、
コンピューターが倒れた影響で折れてしまわれないように、ご注意ください。

拡張子が破損した時にデータ復旧サービスで修復してもらう

また、ファイルの上書き保存の際の失敗で、文字化け(misconversion)が起きてしまったり、
システムのエラーやコンピューターウイルスの影響で、プログラムが破損してしまうこともあります。

そうなると、ワープロソフトなどでのテキストの正常な読み出し(Reading)ができなくなるため、
修正用のツールなどを用いて、直す必要が出てきます。

もし、Wordや一太郎で作ったテキストのファイルの拡張子が破損してしまった場合にも、
プロのデータ復旧サービスセンターの方で、修復してもらわれることもおすすめします。





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損失したデータの救出についての解説

「データ復旧」とは、デスクトップPCのWindowsのエクスプローラーやmacOSのFinderから消えたファイルを復元したり、
またノートパソコンの内部からの救出、外部のハードディスク・SSDの読み込みの復活やサーバーの復帰、USBメモリからの回収、RAIDからのリカバリー、
あるいはLinkStationやTeraStation、LANDISKなどのNASが故障した時のレスキュー、といった対処方法を指します。

ファイルを保存するためのストレージに書き込みしていた拡張子やフォルダーを、誤って消してしまったり、
中身の部品や周辺機器が故障してデバイスドライバから読み込みができず開けない時に、回復用のシステムなどを使って修復を実行、
または専用の機器を分解してから取り出して、移し変えて救出をしてもらうサービスセンターと、そちらでのサルベージの作業にあたります。

ハードディスクドライブなどの部品といった、損壊したボリュームからデータファイルを抽出する際には、
先にコンピューターまたは周辺機器のハードウェアの、初期の検査による機材の状態の分析で見てもらえます。


データ復旧ポート:PC・HDDのファイルの復元・修復方法
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