データの復旧の作業が必要になる、最も多いファイル保存の記憶媒体はやはり、
ディスク方式で複雑な仕組みで構成されている、「ハードディスクドライブ」です。
その気になる、復旧の際のコースごとの料金について解説していきます。
目次
ハードディスクの内部ファイルの復活サービスとは?
まず、ハードディスクドライブ(hard disk drive)の内部に保管されたファイルなどが開けなくなった時の、
データ復旧(消えたファイルの修復や読み込めない媒体からの取り出しの作業)には、
一律でその手順や料金が指定されているサービスもあります。
ですが、大半の事業の方では、対象の大容量データ記憶デバイスの製品の最大容量や故障の具合ごとに、
データリカバリーサービスでは、料金プランが個別のコースで定められています。
ストレージの容量による費用の違いとは?
基本的に、ハードディスクドライブやメモリーカード、DVDディスクなどの、
補助記憶装置の内部の容量(ギガバイト・テラバイト)が大きいほど、
データのレスキューの注文にかかる料金は、大きく上がっていきます。
また、ストレージに発生している物理障害と論理障害、
そしてその障害の程度によっても大きくデータ復旧の費用の程が左右されます。
ほか、故障したハードディスクの郵送料金や出張費用などが、別途でかかる場合もあります。
また定期的に、格安キャンペーンを実施されているデータリカバリーのサービスもあります。
失ったデータを修復してもらう際のプランとは?
次に、ハードディスクのデータ復旧のプランの具体的な料金なのですが、これは各社によってそれぞれ異なります。
ファイルを消去した際に復元をする論理障害の場合、物理障害からのサルベージに比べると、
大分価格がだいぶ低めで済み、数千円から数万円ほどの料金です。
また、外付けHDDのデータを復旧するのに掛かる値段については、こちらのページにて。
数十~数百GB(ギガバイト)と、最大容量の少ないHDDは、
ファイルの修復の作業でストレージの読み込みに掛かる時間も少なく、料金も少なめです。
また、たとえばデータレスキューセンターの料金について(DataRescue Center)の一覧なども参考までに。
逆に数TB(テラバイト)と、最大容量の大きいHDDは、読み込みに掛かる時間や、
検出するファイルの個数も多めになるため、その分、修復の際に料金が掛かります。
RAIDの場合も、ストレージの最大容量によってデータ救出の料金が変わってきます。
HDDの物理障害からのデータ復旧の価格は?
例としまして、ハードディスクの物理障害の場合、価格は、
20GB以下のハードウェアの場合は80,000円、
20~40GBの容量で100,000円、
100~200GBのデータ記憶媒体で150,000円、
1000GB以上のHDD場合は, 25,0000円~600,000円、といった具合です。
さらにそれ以上の場合は応相談、と、主にこのようなデータ復旧の価格の見積もりの設定です。
各種のデータレスキューのサポートと値段
次に、壊れたハードディスクドライブの調査の費用や配送料金が別に多少変動する要素もあり、
その額で価格が固定されているとも限らない場合もあります。
各事業のサービスの質などによっても、データの復旧率・ファイルの修復の対応範囲・価格設定は大きく変わってきます。
依頼の際に、インターネット上や、最寄りの何社かを確認して、
対応されているサポートの内容や、HDDをはじめとする各種の大容量データ記憶デバイスごとのプランの価格、
配送など地域によって違う、細かい料金を比較されてみることもお薦めします。