パソコンのハードディスク(HDD)やMO・USB・DVD-ROM・デジカメのSDカード
といった接続機器、またはRAID、サーバーなどのデータベースが故障したり
機器の寿命が来たりして廃棄処分することになった時には、
今や廃棄の前に内部データの完全消去が必須です。
完全デリートする必要
処分する保存メディア内のデータを普通に消去しただけでは、万が一廃棄した時
誰かに拾われてデータ復旧ソフトなどにより削除ファイルを復元させられて、
個人データや機密事項などを不正利用されてしまうおそれがあるためです。
市販のデータ復元ソフトウェアには、データ復旧と対になる
完全消去ツールが付いているものもあり、これらを使用して復元不能にすることで
安全かつ確実な廃棄処分を行うことができます。
しかし、物理的に壊れて読み出しができないハードディスクや
USBメモリ、CD/DVD/BDディスクなどにはソフトウェアでの消去ができません。
ですが近年では、データの完全削除を個人でも行える専用機器も販売されています。
アドバンスデザイン製品の一例
:ソフトウェア消去【DataSweeper】(データスイーパー)
:磁気消去機 【MagWiper】
:ハードディスク物理破壊機【HardDisk Destroyer】(ハードディスク・デストロイヤー)
:【DataSweeper&Duplicator】(データスイーパー&デュプリケーター)
:メディアコピーソリューション【Duplicator UBD】
ほか、パシフィックネット 様での、パソコンのデータ消去は削除だけでは不完全?完全消去するのに必要な方法とは の解説も参考までに。
また、物理障害で破損した記憶装置の内部ファイルの完全削除は、
データ復旧サービスセンターなどで実施されている完全削除・破砕消去のサービスで
廃棄処分をしてもらうのが最も確実で安心できる処分方法です。