普通のコンパクトカメラの機能よりもよりきれいで解像度が高い高画質な写真画像を
幅広いズームや撮影モードで撮れる『デジタル一眼レフカメラ』は
美麗でピント合わせなどもより良い写真を撮影するのに必須で、大変人気もあります。
1300万画素、1800万画素、2460万画素、4600万画素、と画素数も大きく、
写真ファイル一枚一枚は初期設定で5184×3456ピクセルあたりの大きさで、
5MBから8MBもの容量です。
一方で、カメラの種類や年代、撮影した物の対象によっても大きく変わるのですが、
「コンパクトカメラ」で撮った写真は4288×3216ピクセルで3MBくらいの容量として、
これらの機器と比べると、メモリーカードの容量を大きく消費しやすくなります。
写真画像の撮影で容量が次第に埋まっていく時は?
そのためデジタル一眼レフカメラの場合、2GBや4GBのSDメモリーカードでは、
写真画像を数十枚と動画を数枚撮っただけで、あっという間に容量が埋まります。
4GBのメモリーカードを差し込んで使う場合、あちこちの名所や風景などで記念写真を
撮っていくと2日ほどでデータの容量満杯です。
1分以上のムービーを録画すると、さらに空き容量を大幅に使います。
(録画ムービーを撮影している最中に容量がなくなると、保存機能がしっかりしている
一眼レフカメラやビデオカメラならカウントダウンの数字が表示されてそれが0になったら
自動的に撮影中モードが終了して、それまで撮った部分まで保存されます。)
撮影に失敗した写真やそれほど必要ない写真を移動中に削除しながら使っていくことで
ある程度はメモリーカードの容量を保てるのですが、手間がかかる上に
せっかくの周回中の時間を少しでも削除作業の方に費やしてしまいます。
SDメモリーカードの使用
もし、一週間ほどの使用を目安とするなら16GB、32GBくらいのmicroSDカードを
購入して使った方が、手間がかからず容量も十分に用意できます。
ちなみにmicroSDメモリーカードの方は、通常のSDカードと同じ大きさ・形状の
TransFlash Adapter(トランスフラッシュアダプター)に差し込んで使用します。
そしてCanon(キヤノン)といったデジタル一眼レフカメラ製品の充実した機能をフルに生かして
ある程度好きなだけ写真や動画を撮り放題で使用できます。
近年では大容量のメモリーカードも低価格化しているので
16GB、32GB、64GBのSDHCカードやmicroSDXCメモリーカードも数千円ほどで購入できます。
「64GB」あるSDカードはまだ使用できる媒体が限られるため、
お使いのデジタルカメラが一世代以上前の製品だと対応できない可能性があります。
64GBのSDカード製品のパッケージとデジカメの取扱説明書の両方とを確認して購入してください。
複数のカードに分散して画像を管理
ですが、1枚の大容量のカードに全部の写真を撮影していくと、
後でパソコンに接続して読み込んでいく時にかなり時間がかかることがあります。
それに万が一、デジタル一眼レフカメラをなくしたり水に落としてしまった時、
内部のメモリーカードも一緒に紛失したり故障してしまい、
それまでに撮った大量の写真を一気に失ってしまうおそれもあります。
カメラ本体が故障しても、内蔵メモリのデータ記憶装置やSDカードが破損していなければ、
後からデータ復旧サービスの方で、ファイルを取り出してもらうこともできます。
操作中の削除ミス
なので、あえて32GBのmicroSDカード1枚を搭載はせずに、
4GBや8GBのSDカードを複数枚所持して、日付ごとに交換して使う手法もあります。
または一日おきに撮った写真を、持参したノートパソコンや外付けのポータブルハードディスクに接続して、
こまめにデータのバックアップしながら使っていく手法もあります。
またデジカメ機器の操作中やバックアップ中に、
うっかり間違えて画像を全削除してしまうミスにはご注意ください。
やはり使用の際には焦らず、誤操作のないように外出の時も注意してお使いください。
データ復旧サービスで復元をしてもらう
また、100%写真を完全に復元できる確率ではないのですが、
削除した拡張子をデータ復元ソフトで修復したり、壊れたデジカメ本体の内蔵フラッシュメモリや
メモリーカードからプロの「データ復旧サービス」に注文してすぐに対処してもらうことで、
失った写真画像のファイル一覧を高確率で元に戻してもらうこともできます。