パソコンやサーバー、スマートフォン、タブレット端末で使用する、
アプリケーションソフトウェアやオペレーティングシステムの起動中に起こりうる、
さまざまなエラーを解消して修復するには、どのように対処をすればいい？という疑問について。
目次
アプリケーションエラーによる不具合の原因とは？
まず、ソフトウェア上で起こりうるアプリケーションエラーによって、
不具合が発生する際の、主なトラブルの原因について。
たとえばコンピューター上の、無数に存在するトラブルの事例の中で、
よくあるエラーの原因の一つに、パーツのスペックの不足による問題があります。
また動作上などでの問題が頻繁に発生して、なかなか直らない時には、
WindowsやmacOSといった、オペレーティングシステムが古いか、機能の一部の不具合が原因で、
アプリケーションエラーやフリーズ、動作遅延といった、システム上の障害の発生することもあります。
あるいは、インストール・セットアップしたソフトウェアの数が多くなり、
レジストリが肥大化したりして、アプリケーションエラーといった不調をきたすこともあります。
これらの状態を解消して、パソコンやスマートフォン、タブレットの状態を直すには、
それぞれのOS上で適切な対処を実行するか、専用のツールやサポートにて修復ができます。
パソコンがフリーズして動作が止まる時にOSを回復するには？
次に、パソコン上でアプリケーションソフトがフリーズ（ハングアップ）してしまい、
動作が頻繁に止まる時に、OSの状態を回復する対処の方法について。
まず、読み込みが重い対象のソフトウェアを一度アンインストールしてみるか、
不要になったツールを削除したり無効にすると、パソコンが大幅に軽くなって解消できます。
たとえばWindowsでは、アプリケーションソフトを増やすほど「レジストリ」が肥大化して、
次第にOSの動作が遅くなったり、エラーやフリーズの問題が出てきます。
また、定期的にCドライブのボリュームにエクスプローラーの画面でのプロパティから、
エラーチェックと最適化などの措置を実行されてみてください。
WindowsやmacOSが破損した時に修復するには？
次に、WindowsやmacOSのシステム自体に破損の不具合が出ていると見られる場合に、
修復をする方法について。
まず、何かのソフトウェアをインストールしたり設定を変更してから問題が出た時には、
ウィンドウズの「システムの復元」やMacの「Time Machine」を使用して、
コンピューターを変更の前の状態に戻すことで、修復ができます。
あるいは、オペレーティングシステム自体のスタートアップ修復をするか、
インストールのし直しを実行することで、多くのアプリケーションエラーから回復ができます。
例として、アプリケーションのセットアップが途中で中断された時に修復する方法については、こちらのページにて。
その際、前にSSDないしハードディスクから必要なファイルがいつの間にか消えていたり、
または拡張子が破損していて開けない、という時は、OSの更新をいったんお控えください。
先に、専門業者のデジタルデータリカバリー様といった、データ復元のサービスセンターにて、
失った大事なファイルを修復してもらうこともできます。
メモリーがwrittenになることができません。と表示されたら？
次に、例えば「0x56ab512fの命令が0x529ee8c8のメモリーを参照しました。
メモリーがwrittenになることができません。」 といったエラーの表示が出た時の解消方法について。
まず、Ctrlキー+Altキー+Deleteキーでタスクマネージャーの画面を開いてみてください。
現在のメモリやCPU、ディスクが、どのアプリケーションソフトでどれくらいに、
容量を使用されているかを、プロセスやパフォーマンスのタブでチェックができます。
または、マイクロソフト・ウィンドウズのスタートメニューの検索窓で「cmd」と打って、
「コマンドプロンプト」（Command prompt）を開いてください。
そして「drwtsn32.exe -i」といった、各種の問題に対応されたコマンドを入力されてみてください。
ほか、プログラムのアプリケーションエラーを解消する方法については、こちらのページにて。
また、パソコンに搭載されたメインメモリの容量自体が低い時は、
性能の高い新品にメモリに交換するか、増設をされてみる方法もあります。
ソフトウェアのプログラムが起動できない問題を解消するには？
次に、Windowsでアプリケーションソフトウェアが起動できない状態を解消する手順について。
まず「スタート」のボタンを押して、問題のユーティリティーのアイコンを右クリックします。
「その他」→「ファイルの場所を開く」と進んで、ソフトウェアのアイコンの項目を選択します。
右クリックをして、「互換性のトラブルシューティング」を押して「推奨設定を使用する」を選択します。
「プログラムのテスト」をクリックして、画面が開けるかどうかを確認してください。
もしこちらで開けなかった時は、「いいえ、別の設定で、もう一度やり直します」を選択して、
「以前のバージョンのWindowsで動作していたプログラムがインストールできない、または実行できない」
の項目にチェックを入れて、「次へ」と進みます。
以前に使用できていた、該当するOSのバージョンを選択して、「次へ」を押します。
そして、再度アプリケーションソフトのプログラムのテストを実行されてみてください。
ほか、たとえばNEC（日本電気）から販売されていますLAVIEのパソコンでの、
Windows 10でアプリケーションエラーが表示される場合の対処方法なども参考までに。
macOSの方も、同じようにソフトウェアの再度のインストールなどをされてみてください。
スマートフォンやタブレット端末でアプリが使えない時は？
次に、AndroidやiPhone、iPadといったスマートフォンやタブレット端末で、
アプリにエラーが出て正常に使えない場合での対処の仕方について。
まず、一度オペレーティングシステムを再起動されてみると多くのエラーは解消されます。
次に、現在使用をされている端末本体の性能とOSのバージョンを確認して、
対象のアプリが正常に起動できる動作の基準に合っているかどうかを、見直されてみてください。
または、インターネットに接続した状態でアプリを最新のバージョンに更新するか、
一度アンインストールをしてから再度セットアップをすると、エラーが修復できることもあります。
パソコンやスマホの修理サービスで復旧をしてもらう
もし、オペレーティングシステムのインストールのし直しやパーツの交換が難しそう、
または不具合の原因がどうしても自力ではわからない、という際には、
パソコンやスマホのプロの修理サービスで、アプリケーションエラーを解消してもらう方法もあります。
メーカー先のサポートセンターに注文をされる際には、規定により個人用のデータは、
すべて初期化での消去が行われるため、事前にファイルのバックアップを取ってください。
もし何らかの不具合により、バックアップが取れない場合には、
専門業者のデータ復旧サービスにて、大事なファイルの取り出しをしてもらえます。
