CDやDVDディスクのデータ記録装置の安全な保管の仕方とは?

CD『Compact Disc・コンパクト・ディスク』や
DVD『Digital Versatile Disc・デジタル・バーサタイル・ディスク』などのディスクメディアは、
データ記憶デバイスとして、書き込まれているファイルの読み込みを行う裏面が
直接むき出しになった媒体のものが多く、傷や汚れも付きやすい点があります。

CD・DVDの種類
:CD–R/RW/i/DA/G/EG/VMIDI/TEXT/SINGLE/EXTRA/ビデオ/スーパーオーディオ
:DVD-R/RW/ROM/RAM/+R/+RW/

その他のディスクメディア
BD、CBHD、EVD、GD-ROM、HDDVD、HS、HVD、LD、MD、ML-RMO、NGC-ROM、PD、UDO

ディスク型のデータ記憶デバイスは、今や非常に数多くの種類の製品が普及しています。

その分、取り扱う機会も多いため、なるべく製品の寿命を少しでも延ばせる
ように安全な方法で保管をする仕方を知っておかれると良いです。

Disc媒体の寿命を延ばす保存方法

・円盤の表面にホコリやごみ、指紋や油分、水分を付けないようにする。
・ラベル・シールをあまり貼らない。
・汚れたり濡れた手では触れないように気を付ける。
・ディスクや収納ケースの上に物を乗せない。
・直射日光が当たる場所に置かない。
・湿気の強い室内には保管しない。
・高熱や低温を発する電化製品の近くに配置しない。
・ドライブに挿入する際、内部や裏面にホコリなどが付着していないか確認する。
・データの読み込みや書き込みの回数はなるべく少なめにする。
・水平方向ではなく、垂直方向に立てて安全に保管する。

もしCDやDVDディスクに深い傷や汚れが付いて、うまく開けなくなった場合は、
専用のディスククリーニングキット(研磨機)に掛けたり、専門のパソコン修理サポート店や
データリカバリーサービスにて、修繕してもらうことができます。



耐用年数と書き込み回数の限度

ディスクは無限に再生ができるというわけではなく、書き込みや読み込みの回数にはおおよその限度があります。

例えば『RW』は1000回くらいの書き込み回数が大体の限度です。

また、耐用年数はDVDで数十年から100年ほど、とされています。

『R』系は記録の可能な回数が1回のみの使い切り用ですが、
CD-RWやDVD-RW、DVD+RW、DVD-RAM、BD-RE、MOなど、
データの記録用に何度も使えるディスクは何度も上書きや消去ができます。

しかし、これらも使用できる回数には限度がありますので、数年間使ってきて
少しでも読み出しがおかしくなり始めてきたら、読み込み不可になる前に
ほかのDVD-Rや外付けHDD、外付けRAID、ネットワークアタッチストレージといった
別のデータ記憶デバイスに、データのコピーをして、後から復旧ができるように保存を行いましょう。

ほか、カラエト 様での、CDも保管方法次第で劣化してしまう!正しい保存方法でいつまでも の解説も参考までに。

もしもある時ディスクが急に読み込めなくなったり、間違えて必要なファイルを削除したり
クイックフォーマットを掛けてしまい、データのバックアップもなかった時は、
データ復旧サービスで失ったファイルの復元を注文されてみてください。