データ消失時にクラウドから復旧する方法

近年ではインターネットに接続できる電子機器に様々な製品が登場してきています。

パソコンやサーバー装置の他にも、LinkStation、TeraStation、LANDISKなどのNASやデジタルビデオカメラ、
レコーダー、ネットワークカメラ、その他、LAN機能の付いた機器が
近年のデジタル機材の広がる分布によって各企業から数多く登場しています。

これらの製品の多くは、内蔵ハードディスクや差込みして接続するメモリーカードに
コンテンツのファイルやアプリケーションのプログラムが保存されています。

それぞれのコンピューターに保管している各個人・法人の独自データは一つしかファイルを作成していなければ、
もしも間違えてその拡張子を削除してしまったり、記録装置を丸ごとフォーマットしてしまったり
エラーやバグで拡張子が破損してしまうと、データ消失に繋がるおそれがあります。

また電子機器やHDD、メモリーカード自体が壊れてしまったり紛失してしまった場合も同様なので、これらのデータ消失の
トラブルを防ぐためには、緊急時のリカバリー用に定期的に別の保存媒体にファイルをコピーしてバックアップを取る事も大切です。




バックアップメディアの破損のおそれ

しかし例外的なアクシデントとして、例えば外付けHDDやDVD-Rにバックアップを取り
同じ屋内の倉庫などに保管していた際に、もしも置いた場所の環境に問題があり、

湿気や電磁波、高温、低温、浸水、カビ、日光など機械がダメージを受けやすい影響があった場合、
肝心のバックアップした機器が壊れていた、という事態もありえます。

また万が一、地震や台風、洪水、津波、噴火、火災といった人的・自然災害の影響
家屋や事務所に大きな被害を受けてしまった時に、同じ屋内の同じフロアにバックアップしたデータの
記録メディアを置いていた場合、パソコンやサーバ本体と一緒にそちらまで破損や紛失をしてしまうおそれもあります。

緊急の事態までを考慮するとその分やはり手間もかかりやすい点も確かにあります。

それでもやはり、仕事上やプライベート上で非常に重要なデータは、
もしもの事故発生に備えて別の場所にもバックアップを取っておけば、
そこからいつでも復旧ができるので、データ消失予防の安全対策としておすすめです。

外部にファイルをバックアップして保管しておく方法の一つに近年話題の
クラウドコンピューティング」(cloud computing)というサービスが役立ちます。

主なクラウドサービスの一覧

・GoogleApps(グーグル)
・MobileMe(Apple)
・iCloud(Apple)
・マネージドイントラネット(ソニー)
・BizXaaS(NTT)
・DIAXaaS(三菱電機)、
・安心データバックアップ(NTT東日本)
・クラウドバックアップforNetApp(CTC)
・クラウドバックアップサービス(富士通)
・InnovationPortal(IBM)、
・CTCクラウドバックアップサービス(伊藤忠テクノソリューションズ)
・Backblaze(ソースネクスト)
・使えるCloudBackup(つかえるネット)
・クラウドバックアップサービス(日立システムズ)
・WindowsLive(マイクロソフト)
・ニフティクラウドストレージ(nifty) など。

これらのクラウドサービスを使用するには主に、
・インターネットから各ホームページにアクセスして専用アカウントを登録する。
・インターネット回線の接続を新しく契約した時の付帯サービスを使用する。
・専用の電子機器の購入時にユーザー登録をするとともに加入する。
といった方法で行います。

バックアップしておきたいデータはクラウドサービスの管理会社のサーバー側に
用意されている、登録ユーザー専用のレンタルスペースに送信します。

ファイルを一つずつアップロードして送信する方法もあればFTPなどで一括で送ったり、iCloudなど一定期間おきに
MacBook Airなどの専用機種で使える端末のデータを一定期間ごとに自動的に送信できるようにする便利なシステムもあります。

外部サーバーに保存できる最大容量は数GBから数十GB、または無制限など、各会社のサービスによって様々です。

ホームページのレンタルスペースのファイルマネージャなどのディレクトリと同じく自宅や自社の外にデータを置く形になります。

なので万が一保管ミスや紛失、事故や災害で手持ちの機材に保存してあったデータを物理的に消失してしまう
トラブルが起きても、クラウドの方に後でアクセスして、別のパソコンなどの電子機器に復旧ができます。

使用の際のデータ保管の注意点

一応の注意点としましては、やはりクラウド・コンピューティングのサーバーも人間が運営しているものである以上、
万が一データの外部漏えいやサーバ障害などの予期せぬアクシデントが絶対起こらないとも限りません。

なので、プライベートやセキュリティにかかわる重要なデータをクラウドに
預けて保管してもらうかどうかは、個人の判断でその都度決めていく事になります。

もし何らかの入力ミスや設定ミスでクラウドの方にデータが送信されていなくて、後でファイル消失のトラブルが起きて
外部サーバからサルベージ使用と思った時に困ってしまう事がないように、アップロードが完了したら
後でサーバーに送ったファイルの内容を念のために確認しておく事も大事です。

また、データの送信中にもし割り込みの操作を入力して処理を一時中断させた影響でシステムやファイルが破損したり、
データローミングなどのアンテナが無くなって接続が遮断されたはずみでファイルやOSに問題が出てしまった時は、
専門のデータ復旧サービスの方で修復できるかどうか、訪ねてみてください。