ドライブを間違えたフォーマットで上書きした時のデータ復元

デスクトップパソコンや、平均的なサイズのノートPCに内蔵されている、
「DVDドライブ」や「BDドライブ」では、市販のCD-RやDVD-R、BD-Rなどの、
データ記憶装置を挿入して、新しくファイルの書き込みをすることができます。

しかし、例えばもしも間違えて大事なデータが入っている外付けHDDや、USBメモリ、SDカードを選んで、
フォーマットを実行しまうと、中身のファイルがすべて消えてしまいます。

そこで、パソコンのCドライブとは別の補助記憶装置(オーグジリアリーメモリー)から、
初期化や同名での上書き保存などで消えた、データの復元をすることはできる?という疑問について。

リカバリーをした時のデータの消去によるミスとは?

まず、ストレージはWindowsのエクスプローラーなどでボリュームにファイルを保存するだけでなく、
Windows11や10、8/8.1、7といったオペレーティングシステムの現在の状態を、
イメージディスク(リカバリーディスク)として作成する用途もあります。

しかし特定の機能を使ったバックアップや、リカバリーディスク作成の作業をする場合、
保存をするデータ記憶装置を、丸ごと一回フォーマットで初期化してから、
直後に新しい形式に上書きをする、という仕組みになっているものもあります。

基本的に、大容量の外付けHDDなどの初期化による多数の拡張子の消去のミスが発生すると、
普通にファイルを個別に削除した時よりも、消えたデータの検出がやや難しくなります。

なるべく確実的に、フォーマットで多くの失ったファイルを元に戻すには、専門のデータ復旧サービスで、
ストレージデバイスから消失した拡張子の、復元の措置を行ってもらわれることを推奨します。




間違えたフォーマットでファイルを削除した後でも復元できる?

まず、よくあるミスとして、パソコンにDVDディスクとUSBメモリ、SDカード、外付けHDDなど、
複数の外部のデータ記憶装置を同時に接続して読み込ませていた場合に、出てきやすいトラブルが発生した時にリカバリーをする方法について。

その際、ドライブ名とそれぞれに割り振られたアルファベットの記号を、間違えてしまいやすい点があります。

例えば、本来書き込む予定のDVD-Rのディスクと、データの持ち歩き保管用のUSBメモリを、
たまたま同時に差し込んでいて、うっかりアルファベットの読み間違いで勘違いをしてしまう場合など。

DVD-Rの方にイメージディスク(システム修復ディスク・回復ドライブ)を書き込むつもりが
USBメモリの方を選択してフォーマットしてしまったら、そちらのデータの方がすべて消えてしまいます。

一度クイックフォーマットをかけて、ストレージに設定された形式を上書きしてしまったら、
ボリュームの中身のデータは一旦、表示の上では削除されたことになります。

ですがこの時点であれば、まだ新しいファイルやフォルダーの作成用に最適化されただけの状態で、
前のデータの「痕跡」は、セクタの中に大部分が残留していて、そこから復元できる可能性があります。

ハードディスクドライブやSSDを初期化した時は?

しかし、イメージバックアップなどの作成が同時に行われたり、
別のドライブやメモリーカードを選択していたことに気づかずに、
間違えて新しいファイルの「上書き保存」(overwrite/save)をすると、
前のデータの痕跡は次第に削除されてしまいます。

その上に、また何度か更に新しく大量のファイルの拡張子の書き込みが重ね掛けで加わってしまうと、
前にハードディスクドライブやSSD(擬似ディスクドライブ)にあったデータの、
「残った痕跡」の拡張子が、かなりの割合で消えてしまうおそれもあります。

しかも、上書き保存(オーバーライト/セーブ)の回数が多いUSBメモリや、
まだパソコンに写真画像や動画のデータを移行していないSDカードだった場合、
一個しかない貴重なファイルを失ってしまいやすいです。

USBメモリやSDカードの方も、誤って初期化をすると、大量のファイルを失うことになりやすいため、
できるだけ多くのファイルを修復したい時には、
こちらも専門のデータリカバリーサービスに依頼をされてみることが、より確実です。




すでに新しくデータをストレージに上書き保存していたら?

次に、大半のデータを先に別のRAIDタイプの外付けハードディスクなどに、
データのバックアップを取って保存していた場合であれば、損失は少なくて済みます。

しかし、つい最近にすでに新しくストレージに、データを上書き保存して更新したファイルも、
まだそれなりにあって、その分はパソコンのドライブではなかったため、
データの自動更新バックアップもできていなかった、というケースもよくあります。

それでも多くの場合では、ある程度の数のファイルは、
まだフォーマットを実行したドライブ装置からでも、痕跡データの検出と復元ができます。

また、少々時間がかかっても一からデータを作り直すこと自体はできる、
あるいは失ってもそこまで困る程の内容ではなかった、というケースも多いものです。

ですが、もし非常に大事なファイルを間違って初期化、または上書き保存で消去した場合は、
作業の途中で気づいた時はまず、円盤の「トラック」にある「セクタ」(sector)に、
決してそれ以上のデータを上書きされないようにしてください。

また、OSのドライブをフォーマットした時に復旧するには?という疑問については、こちらのページにて。

まだデータを書き込み中であれば、補助記憶装置が壊れる危険がなければシステムの稼働を「キャンセル」で中断します。

(無理にディスクを取り外すと、データ記憶媒体が破損する危険があるので、
 うっかり慌てて物理的な方法で無理に取り出さないように、注意してください。)

一般の個人で何とか、フォーマットと上書きを掛けた状態から前にあったファイルやフォルダーを、
そのまま復活させたい時は、おすすめとしましては正常なファイルの復元率や検出率が高い、
ファイナルデータ」や「完全復元」などの、
高性能なデータ復元ソフトウェアを使用すれば、十分にファイルを復活できる見込みがあります。

また例として、 BUFFALO様での、外付けHDDを誤ってフォーマット(削除)してしまった場合の対処法の解説も参考までに。

たとえばファイナルデータでは、PowerPoint(パワーポイント)やWord(ワード)、Excel(エクセル)といった、
Microsoft Officeのソフトで取り扱う拡張子を、専用の修復機能が搭載されたバージョンも販売されています。

データ復元ソフトでスキャンを掛けて検出する時は?

次に、例えばファイナルデータの試用体験版を入手して、パソコンにインストールして起動します。

(USBメモリやSDカード、メモリースティックなどの外部のデータ記憶装置をフォーマットした場合は、
 CDブートからの起動でなく、パソコンのCドライブにセットアップしても大丈夫です。)

「ファイルの復元」の項目から、「フォーマットをした場合」⇒「ドライブ選択」または「高度な復元」
⇒「ドライブ選択」⇒「OK」で、ストレージデバイスのスキャンを掛けて検出します。

大容量のデータ記憶装置だと、数千、数万ものファイルを探して検出するので、長いと数時間かかる場合があります。

「.AAC、.AC3、.ARJ、.BMP、.DOC、.GIF、.HTML、.JPG、.MID、.MOV、.MP3、.MP4、.RAM、.PDF、.PSD、.RTF、.ZIP」
という具体に、拡張子の種類ごとのフォルダーが一覧に表示されます。

※または製品によってはフォルダー別、拡張子別などわかりやすく分けた状態で、検出結果の欄に並びます。

元に戻したいファイルが見つかりましたら、今度はパッケージの製品を店頭で買うか、
オンラインでライセンスを購入して、拡張子のデータの復元機能を使えるようにします。

そして、検出できたファイルを保存する先のディレクトリを選択して、「復元」を実行します。

最後に、保存先のフォルダーをエクスプローラーなどで開いて、
破損していなくてしっかりと、対象のファイルを開けるかどうかを確認します。

(一部のデータファイルは破損していて、展開できない場合もあります。)

専門のデータ復旧サービスでサルベージをしてもらう

他に、ストレージはOSの標準機能や追加でインストールした機能で、円盤のみならず、
USBメモリやSDカードといったメモリーカードや外付けハードディスク、RAIDケースなど、
一個のデータ記憶装置を丸ごと使って、特定のファイル群を一括で書き込みする機会もよく出てきます。

ですが、一般の個人だけではフォーマットと上書きの連続の深刻な状態から、
喪失したファイルやシステムを完全にすべて元に戻せる確率は低く、
必ずしも目的のデータが、ピンポイントで開かないこともあります。

失ったファイルやフォルダーなどを、できるだけ確実にすべて元の形で修復したい、という際には、
やはり対象のUSBメモリやSDカード、外付けHDDなどの電子機器を早めに、
専門のデータ復旧サービスに出して、診断とサルベージの作業を注文されてみることをおすすめします。