ソースのデータの生成や編集をしたファイルが破損した時は?

ソース(source)とは、直訳すると出典・源という意味を指し、コンピューターソフトとウェア上では
プログラミング言語によって記述されたプログラム・コードのことを指します。

ソース・コード・ジェネレータ(source code generator)とは、
簡易的な記号を用いて高級言語のソースプログラムを生成するソフトウェアです。

また、ほかの主なソースコード関連の用語としまして、

・「エディタ」(editor)とは、語源では編集者という意味で、
 テキストや画像、音楽などのデータを囲う編集するソフトウェア全般の広義的な名称です。

・「コンパイル」(compile)とは、プログラミング言語などのソースを
 オブジェクトプログラムに翻訳して編集することを指します。

・「ソート」(Sort)とは、データを順番に並べ替えたり分類ごとに配置換えして
 整理することで、ソーティングとも呼びます。
 クイック・ソートやヒープ・ソートといった特殊な処理方法もあります。

作成中の記入ミス防止策

プログラミング言語の文法に沿ってコードを記述し、その後コンパイルで機械語に直し
オブジェクト・モジュールに生成してソース・プログラム(ソース・ファイル)が作成できます。

しかしいざ実行してみるとプログラムが正常に動作しなかったり、後で小さいバグが発見されたりする
ケースが多いため、コード記入ミスの確認やデバッグ作業は重要な仕上げです。

記号や行数の多いソースであるほど記入間違いや一部の破損が出てしまうことも多いため、
ソフトウェアのソート機能を用いて時々見やすく整理してチェックをしたり、別名での保存で
いくつか生成の段階おきにバックアップを取ると良いでしょう。

万が一書いている途中で電源が落ちたりフリーズして飛んでしまわないように
こまめな上書き保存や更新バックアップのセットを行うことも大切です。

誤ってテキストファイルを消去してしまった場合は、プロのデータ復元サービスにて、
拡張子の痕跡をスキャンして修復してもらわれることも推奨します。



ソフトウェアのファイルを損傷させてしまった場合

ソフトウェアをダウンロードしてパソコン内部にフォルダーを作ると、
その内部には無数の「不明なアプリケーション」と書かれたファイルが大量に保管されています。

その中には専用のエディタソフトでしか開けないファイルも多いですが、
すでにダウンロードしているソフトやメモ帳で開ける構成部分もあります。

例えばプログラミングに詳しくない一般の方や専門外の方が間違えてそれらを開いて
間違えた編集を行ってしまうと、ソフトウェアが正常に機能しなくなってしまう可能性が高いです。

また、多少知識のある方でも、編集した後に機能が破損して
元に戻せなくなってしまうトラブルが出ることもあります。

HTMLやCSSソースのようにインターネット上でもメジャーなソースコードでしたら
少し調べれば、すぐにどこが間違っているか発見できることも多いです。

ですがアプリケーションソフトを構成しているソースコードはさらに複雑な文字列であるため、
もし編集・改造をされてみる時は必ず変更前のコピーを取ってからカスタマイズを行いましょう。

壊れた箇所を元に戻す場合

もし間違えて一部のファイルを壊してしまった時や、コンピューターウイルスに感染して
破壊されてしまった場合はコピーがない場合が多いかと思いますので、
一度プログラムをアンインストールして、もう一度ソフトウェアを入れ直しましょう。

ほか、富士フイルムビジネスイノベーション 様での、
「この文書を開くことはできません。DocuWorks文書でないか、文書が壊れている可能性があります。」 の事例の解説も参考までに。

しかし、内部のフォルダーに今までに作ったデータが入っている場合は
一応これらをバックアップしてからアンインストールを実行します。

1個しかない必要なデータが壊れたり消去された時は、すぐに『システムの復元』で
以前の状態にコンピューターを戻すか、専門のデータ復旧サービスセンターに出して、
元に戻す作業を行ってもらわれることをおすすめします。