使わない古いパソコンの機材からデータを回収するには?

パソコンとその関連の機材を買って何年も使っていくうちに、
使わなくなる機材が次第に自宅、自社内にだんだん増えていきます。

特にパソコン本体を買い換えると前に使っていたマシンの付属品の多くを
使わなくなりやすく、1~3年おきに繰り返し買い換えていくと、
古いPC本体も何台かたまって、またそのPCの内部のハードディスクやSSDも同様です。

電子機器の買い替え

デスクトップパソコン用のモニタも、はじめは15インチで表示解像度が1024×768の
ディスプレイを使っていて、そこから20インチの大きなモニターに買い換えて、
さらにしばらくしてから24インチのモニターに買い換える、という具合に入れ替えると、
前に使った15インチのモニターが不便に感じて使わなくなる、という場合もあります。

一方でノートパソコンでは、ケーブル接続で外付けのディスプレイを使っている場合を除いて
モニターを大型サイズの製品に交換できないため、本体ごと買い替える、というケースも出てきます。

その際に、内蔵ハードディスクもそのまま使わなくなることが多いです。

他にも、使い込んでだいぶ汚れたキーボードやボール式のマウス、電源コード、止め具、
付属のスピーカー、説明書、古いバージョンのアプリケーションソフトのCD/DVDディスクなど、
いろいろな機材関連の付属品が次第に増えていって、データ記憶装置も同様になっていきます。



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データ記憶装置の内部データ

一昔前の最大容量が低いUSBメモリやSDカード、xDピクチャーカード、マルチメディアカード、
スマートメディア、メモリースティック、MOなどの装置も、
新しく容量の多い記録装置製品を買っていくうちに、次第に使わなくなることが多いです。

ですが、廃棄処分に出す前に、本当にもう使わないかどうか、またはまだ必要なファイルが
残っていないかどうかを最後にひととおりの確認とデータの回収作業をすることが、また重要です。

例えばメモリーカードは別のパソコンやデジタルカメラで引き続き使用ができて、
また小さいファイルのみの読み込みに便利です。

パソコンに内蔵されたHDDも、本体から取り外して別のデスクトップPCに増設したり、
ノートパソコンの方に外付けハードディスクケースなどに入れて接続して使い直すこともできます。

また、ノートパソコンを捨てる前にハードディスクのデータを回収する方法については、こちらのページにて。

まだ壊れていなくて使えるけれど、容量や性能、バージョンなどの理由でもう使わなくなる機材が
増えてきたら、そのまま置いておいても置き場のスペースや掃除に困るだけなので、時々思い切って
使わなくなった物とまだいる物を分けて整理をして、ファイルのバックアップによる
必要なデータの回収をしてから廃棄処分に出す必要も出てきます。

部品の交換の際の確認

基本的に電子機器の機材の取扱説明書に沿って、ケースのふたを開けてパーツのネジを
プラスドライバーまたは専用のドライバーで取り外して、また包装のパッケージなどがありましたら
そちらも一度外して、部品を交換します。

その際、大事なメモ書きをした用紙や登録証、保証書などをうっかり捨ててしまわないように注意しましょう。

また、マウスやキーボードは、比較的安価で、パソコンの外部の機器でもあるので、
簡単に買い替えと交換を行うことができます。

まだ購入してから日が浅く、メーカーの長期保証の期間内でしたら、
パソコン本体の分解を行われると保証サービスが有償になる場合もあるため、ご注意ください。

また、修理の前に先にSSDやハードディスクにあるファイルを取っておきたい、という時は、
デジタルデータリカバリー様といった専門のデータ復旧サービスで、取り出ししてもらうことができます。



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デバイスの読み込みの方法の違い

ハードディスクドライブを処分する前には、パソコン本体から取り出す際に、
3.5インチか2.5インチ、SATA方式かIDE方式かを、まず確かめます。

別のデスクトップパソコンに増設する際には、HDD変換マウンターが必要であるかどうか、
またSATAケーブルかIDEケーブルのどちらが必要か、などの条件が違ってきます。

外付けハードディスクドライブケースも同様に、ハードディスクの種類によって、
対応されている製品が異なり、またUSB変換ユニットは複数の種類に対応された製品もあります。

また例として、ロジテック(Logitec) 様での、
パソコンのバックアップの仕方を覚えよう。WindowsとMacごとに手順を解説 の解説も参考までに。

USBメモリはそのままパソコンのUSBポートに差し込んで、DVD-Rはディスクドライブに、
SDカードはデジタルカメラの製品に付属しているUSBケーブルでの同期、またはカードリーダーに
差し込みして、デバイスをパソコンのBIOSとOSに認識させてデータを開きます。

その他のパーツの使い道

メモリやCPU、グラフィックボード、USB3.0インターフェースボードなど、
まだ使えそうなパーツを取り外して取っておくと後々に別のPCにパーツを増設したい時や、
緊急のトラブルが発生した時に役に立つ場合もあります。

分解や交換修理が個人では難しそうな場合は、プロのPC修理センターに注文をして、
代行作業を行ってもらう方法もあります。

まだ十分に使える機材は知人にあげたり、リユース店で買い取りをしてもらったり、
バザーや通信販売に出品してみるのも有用な活用方法です。

また、OSやどこかのパーツなど一部が故障しただけなら、ちょっとした修理の作業を
PCトラブル解決サービスに注文して行ってもらえば、すぐに使い直せる場合も多いです。




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