パソコンなどで画像や文書のデジタル化のために使用するイメージスキャナや、
スキャナ機能付き複合機を使って、画像や文書をスキャンしてデジタル画像に取り込む際、
透明プラスチックまたはガラスでできた原稿台にホコリや小さなごみ、水滴、髪の毛、
ペンのインクや墨などの汚れが付着していると、読み取りした画像にも
その汚れが黒い点や線のような形となって映ってしまいますのでご注意ください。
特に紙媒体は原稿台に合わせた時にインクや墨が移ってしまうことがあり、
次以降の読み取りでそれらがくっついたままになってしまうケースもあります。
そのため、時々原稿台やカバーの部分を拭き取ったり、汚れが付着していないか見てみましょう。
掃除自体はパソコン用のクリーニングキット、または市販のスキャナーや複合機用の
掃除用具一式を購入して、丁寧に拭き取る形で行います。
故障を防ぐため、必ずスキャナーや複合機の電源を切って電源コードを抜いてから行って、
掃除中にプリンターなどの複合機の他の機能を使うことのないようにご注意ください。
また、もしもガラスの裏側に大きな汚れが出てしまったりなどして
スキャナーに大きな汚れが常に出てしまった場合は自分で無理に分解しようとはせず、
周辺機器の修理サービスにクリーニング作業をしてもらわれる方が安全です。
ほか例として、エプソン 様での、スキャナー原稿台（ガラス面）の汚れの取り除き方法について教えてください の解説も参考までに。
また、普通の紙を使うと故障や内部機器の汚れの発生につながるおそれもありますので
専用のインクジェットプリンター用紙を必ず使用しましょう。
もし故障していたり、深刻な汚れやガラス面の傷が取れない時は、メーカー先か、
パソコン修理センターに問い合わせて注文をされてみることもおすすめします。
