ハードウェアインターフェースのコネクタが破損した状態の修理

ハードウェア同士のインターフェース(境界部分)、すなわち接続箇所となる
USBポートやPS/2コネクタ・LANポート・電源コネクタ・スピーカーの差込口など、

コンピューター機材同士の接続コード差し込み部分と、そのコードの先端部分をつなげる時には、
間違った差し込み方をして破損や動作トラブルが起きないように常に注意することが大切です。

ケーブル・コードの先端を無理やりコネクタに差し込んだり、間違った場所に
差し込んでしまうと金属部分が折れ曲がったり取れてしまったりして
使い物にならなくなる可能性が非常に高く、またそのまま電源を付けると
ハードウェア・ソフトウェアともに何らかの深刻な異常が発生するおそれもあります。



たとえばハードディスクのインターフェースにあるピンや
CPUのマザーボードに差し込みするピンが曲がって正常に差し込みができなくなると、
ほんの一本だけでも深刻な故障で使いものにならなくなることが多いです。

その場合は破損したパーツ自体を直すのは一般の個人では難しいため、
新しい部品を購入して取り換える必要があります。

USBメモリやSDカードは安価なので、破損しても交換自体はあまり費用が掛からないのですが、
内部のデータファイルがそのままでは読み込みできなくなってしまいます。

まだバックアップしていなかったデータがメモリーカードの損傷で開けなくなった場合は、
専門事業のデータ復旧サービスセンターにて、リカバリーをしてもらうことができます。

メーカーの長期保証に加入していても、自身でパソコンのパーツを取り外している時に
破損させてしますと、保証の適用外になってしまいます。

ハードディスクなどを交換される際には、ピンやコントローラーボードを傷めないように
丁寧に行うことが大切です。

パソコンの各部品でも、ハードディスクやマザーボードをはじめ、
デリケートで故障しやすい製品はが多いので、PC本体から取り出しする際には
上記のようなトラブルに遭われないように慎重に作業をされてみてください。

ほか、アイ・オー・データ(I-O DATA)といったメーカーの周辺機器は、
主に外部の付属のコードが破損した場合にはメーカーからの取り寄せで、
内部のパーツが壊れた時は送付による修理をしてもらうことが一般的です。

また、CPUを換装して、ヒートガンや耐熱テープ、温度計、フラックスなどを買いそろえて、
チップセットのリフローを行うと、無事に動くようになった、という事例もあります。

CPIUとCPUクーラーの接続がしっかりとできていない場合は、
やはり熱暴走で問題が出てしまうことも多く、熱対策とCPUの交換で、無事に直る見込みがあります。

付属アイテムである接続コードの方が損傷する不具合が出た時はまだ簡単に替えが利くのですが、
コンピューター機器のコネクタの方が破損するとそのままでは使えなくなるため、
自力での取替えが難しい機材の場合は、修理・交換サービスに出して直してもらう必要も出てきます。