日本国内の遠くの地域にどこかの宿泊施設に滞在する時や、
海外のリゾートホテル・ビジネスホテルで滞在をする時に、
ノートパソコンで無線LANサービスを通してインターネットを使用する手順について。
まず、ホテルでは有線のLANケーブルが用意されている所もあるのですが、
海外の多くのリゾートホテルでは無線LANサービスでネット環境が提供されています。
そのため、内蔵無線LAN機能付きのノートパソコンか、外付けの無線LANカードを
持参する必要が出てくる場合が非常に多いです。
外付け無線LANカードは海外現地の電気ショップで購入する手段もありますが、
国によっては物価が高かったり、現地によっては店がなかなかなくて調達できない
可能性もあるので、先に国内のショップでどちらかを購入されることをお薦めします。
日本国内でもビジネスホテルではなくリゾートホテルの方だと、有線LANケーブルでなく
Wi-Fi(ワイファイ)などの無線LANサービスでの接続となる所もあります。
また旅館や民宿ではインターネット環境が用意されていない施設も多く、
WiMAXなどの無線通信サービスに個人で加入していなければ
客室でネット環境が使用できないこともありますのでご注意ください。
国外では携帯電話やスマートフォンで国際ローミングサービスに事業者設定を
切り替えれば、料金は高めですがインターネットを使用できます。
なお、同じ宿泊施設でも、ルームによって回線がつながったりつながらない場合もあります。
宿泊前にホテルに電話をして尋ねてみるか、サービス店で調べてもらうと確実です。
客室でのネット接続
ホテルの客室でネットを接続する際には、まずノートパソコンを保護用バッグから取り出してから
室内のテーブルか机などに置いて、マウスや電源コードをつなげて
(海外では変圧器と変換プラグを通して)起動します。
次にデスクトップの画面の右下タスクメニューにあるネットワークのアイコンを
クリックすると、いくつかの無線LAN提供サービスの名称が表示されます。
宿泊しているホテルの名称などが書いてある項目を選んで『接続』を押します。
どの項目かわからなかったら、ホテルのスタッフに聞いてみてください。
「接続」を押してウェブブラウザを開くと、そのサービス専用のホーム画面が映ります。
この画面の後ですぐに自由にインターネットが使えればいいのですが、
多くのホテルではこの画面で「ログイン」の作業が必要です。
ログインに必要なIDとパスワードは、自分で設定する場合と、
指定のものが決められている場合があります。
自分で設定できる場合は、わかりやすいIDとパスワードの番号を設定して、すぐにログインできます。
(海外ではホーム画面が英語で書かれているので、読めない部分があったら翻訳ソフトを使ってみましょう。)
ホテル指定のIDとパスワードを入力しなければログオンできない場合は、
ホテルのスタッフにインターネットを使用したいと伝えて、
ログインに必要なIDとパスワードが書かれた紙を受け取る必要があります。
それを入力してログインボタンを押して、ようやくネットが使えます。
ログイン期限は大体、一日から一週間おきで、それを過ぎたら再びログインし直す必要があります。
ほか、KAGEMARU-info 様での、ノートパソコンを外出先でインターネットに繋ぐ方法 の解説も参考までに。
ネットは場所によっては有料になるサービスのところもあります。
その場合は一日単位で何円、何ドル、何ユーロ、という具合に計算される所が多く、
料金はチェックアウトの時の精算で支払います。
空港などで使用できる公衆無線LANサービスではIDやパスワードの入力抜きで
そのまま接続できる場合も多いです。
ですが空港のサービスによってはログインの手続きと設定が必要な所もあるため、
ネットの提供コーナーでワンコインで使用する方がお手軽にできる場合もあります。
無線LANサービスを使用する場合も、安全のためコンピューターウイルス対策ソフトと
ファイヤーウォールのセキュリティはしっかりと設定しておきましょう。
また、OSのアカウントに必ず安全のためパスワードを設定しておくことも大事です。