新しいパソコンにデータを移行する前には?

今までに使っていたパソコン本体の調子が悪くなってきたりスペックが不足しきてたため新しいパソコンを買い換えた時や、
新型でより快適かつスムーズに動くパソコンを買った時、またWindows XPからWindows 7や8のパソコンにする時など、
長く使っていくとPC本体を定期的に買い換える時がありますね。

新型のパソコンは最初はデータが初期状態のままなので、インストールしたプログラムや
お気に入りのブックマーク、フォルダーの保存ファイルなど前のパソコンに入っている必要なデータを
接続コードや周辺機器(外付けハードディスクやRAIDケース、MO、外付けDVDドライブなど)を
用いて移し変えると作業が大分早く済みます。

しかし移動の前にいくつか注意すべき点もあります。

データ移動前の注意点

データの移行で注意しなければならないのは、まず移し変えの前に必ず前の
パソコン全体にウイルスチェックとスパイウェアチェックをかける必要があります。

万が一感染していた場合、移行したデータを通してせっかくの新しいPC本体に
コンピューターウイルスなどが蔓延してしまう可能性があります。

そして新しいパソコンにもデータ移行の前に必ずアンチウイルスプログラムを
インストールする必要があります。インターネットから保存し直す際も同じです。



新しいパソコンでの操作

市販で購入するアプリケーションソフトウェアは多くの場合、
同じ製品のアカウント(プロダクトキー)でパソコンにセットアップして使用できる
マシンの台数が1個~2個まで、という具合にインストールに規制があります。

なので、多くのプログラムは、一緒にデータ移行しないように注意します。

あるいは、新しいパソコンに今まで使っていたソフトウェアをイメージディスクやデータ移行ソフトを使って
コピーしてインストールしてから使用を開始する際に、前のパソコンのアカウント登録を
無効にする選択肢が表示される製品もあります。

そして、FFF SMART LIFE CONNECTEDといった各メーカーの外付けHDDや、DVD-Rなどにバックアップした個別のデータを、
順にコピーして新しいパソコンに保存してください。

今までに使っていたパソコン、またはそのハードディスクが壊れていて自宅・自社で新しいPCや
メモリーカードへの移し変えができない時は、データ復旧サービスセンターに注文して
必要なデータを回収してもらい、そのバックアップを新規で購入ししたPCに移し変えてもらいましょう

HDDが物理的に故障したPCデータの復旧と移行も多くの場合で可能です。