携帯電話のカメラで撮った写真画像のデータを失った時に復旧

携帯電話には今や、写真画像をJPEGなどの電子ファイルとして撮影・加工ができる
「デジタルカメラ機能」が標準装備になっています。

現在販売されているほとんどの携帯機種で写真を撮ることができます。

画像サイズも1200×1600ピクセルなど大型のサイズで写真が撮れて、
また接写撮影、ナイトモード、手ぶれ補正、画質調整など撮影に必要な
多くの補助機能が搭載されて、画質・機能ともにデジタルカメラに近いほど進歩しています。

[保存した携帯写真が見れなくなったら?]

ケータイのレンズで撮った写真は本体の内蔵フラッシュメモリか、
内部に差し込みできるmicroSDカードに保管されます。

そしてあとで画像を印刷したり、いっぱいになった容量を空けるために
自分でパソコンなどに移し変えることもできます。

ですが、SDカードやPCのハードディスクに移動させる前にうっかり携帯を落としてしまったり、
水没やクラッシュなどで破損して携帯が読み込めなくなった時はどのように対処をすればいい?という疑問について。

これらの場合、携帯電話機の本体そのものが壊れても、
中身のデータの保存領域そのものは無事である可能性もあります。

例えば液晶モニターが映らなくなった場合、電源ボタンやホームボタンなどの操作自体はできて、
普通に電源自体はまだ付くようでしたら、パソコンをご自身でお持ちであれば付属の
USBコードで接続して、WindowsのエクスプローラやMac OS XのFinderから読み込んでみてください。




または「電話帳バックアップ」などデータのバックアップアプリやiCloudなどのクラウドサービスを
事前にお使いであれば、そちらにケータイのデータがある程度の分、引き出せる見込みもあります。

電源ボタンが割れて正常に押せなくなったり、完全に電源が付かないほど壊れていた場合は、SDカードを
携帯電話の本体から取り外して、USBカードリーダー・ライターなどの機器でパソコンに読み込みます。

またはもっと安全に、携帯電話会社の受付窓口に持って行くことで
写真の画像や電話帳、メールなどのデータを回収してもらえます。

もし重度の衝撃で携帯電話が割れたり折れたりするなど大破してしまった時は、
無理に起動しようとするとかえって回路がショートしてさらに破損するおそれが出てきます。

それ以上は電源を付けようとせず、動かさないようにしてください。

SONY(ソニー)のXPERIAといったスマートフォンの場合は、iCloud(アイクラウド)などのクラウドストレージサービスに
登録していれば、住所録やメール、写真画像などのひととおりのデータをオンライン上に
バックアップして、後に故障や紛失で買い替えるなどに引き出して復旧できます。

もしも携帯電話のサポートでも内部データが読み込めずに、
またどこにも電話帳やメール、写真などのバックアップの分がなかった場合は、
割れた破片や部品を念のためにすべて集めた後に、「携帯電話の物理障害からの救出」に
対応されているデータ復旧センターの窓口にお問い合わせをされてみてください。

データ救出サービスの業者では物理障害の場合でも優れた設備と高い技術力で、
初期診断から相談、復元に至るまで信頼のおける適切な回復作業を行ってもらえます。