マウスが認識しない時に動作を修復する方法とは?

パソコンの作業中に、液晶モニターの画面のに表示されているマウスポインタ(矢印・指先のカーソル)が
突然止まってしまい、マウスを動かしてもカーソルが動かなくなってしまうエラーが発生した時、
または、PCの起動した時にマウスが認識されずに、カーソルを操作できないトラブルが起きた時には、
どうすれば動作を正常な状態に修復することができる?という際の、リカバリーでの解決方法について。

マウスの裏面が汚れて認識しない状態とは?

まず、PCのマウスにはホイールマウス・レーザーマウス・ワイヤレスマウスといった、
複数の種類がありまして、それぞれ接続コードや受信機(レシーバー)によりパソコンに認識されて、
マウスカーソルの移動や、ボタンによるクリックによる入力の指示を行える仕組みになっています。

しかし長く使用しているうちに、マウスの裏面には次第に誇りやごみ、油分などが付着していきます。

例えば、汚れが障害物となって、マウスカーソルの移動に引っ掛かりが出始めたり、
正常に認識できなくなる時がありますので、時々USBコードから外して汚れをきれいに拭き取ることも必要です。

また、専門のパソコン修理サービスでエラーからの修復の作業をしてもらうこともできます。



パソコンを起動した時にUSBポートに差さっていなかった時は?

次に、マウスはほかのUSB機器と違い、パソコンを起動する前に接続している状態でないと、
電源の起動の後に差し込んだ場合、コンピューターに正常に認識されなかったり、
操作できるまでにしばらく動作の準備に時間がかかる場合もあります。

また、Macパソコンで外部デバイスが認識しない時に復旧するには?という疑問については、こちらのページにて。

予備のマウスをお持ちでしたら、一度対象のマウスをキーボードとともに取り換えて、
状態のチェックや、デバイスドライバの修復を行われてみてください。

マウスのボタンが勝手に押される状態から動作を修復するには?

次に、マウスカーソルを移動してファイルに当てただけで、
クリックしなくてもそのファイルが勝手に開いてしまう問題が出た場合に、修復をする方法について。

たとえば、文章などを記入・編集する画面で、マウスカーソルを移動するだけで、
すべてクリックしないまま範囲指定をしてしまう場合は、同じマウスを長いことずっと使っていて、
ボタンが押し込まれたような状態になっていたり、マウスの内部で破損が出ている可能性があります。

また、キーボードのEnterキーあたりが押し込まれていて押しっぱなしの状態になっているケースもあります。

その際には、試しにピンなどを使って、へこんでいるキーの押し上げをされてみてください。

延長コードでつなげたら認識のエラーが起きていた場合は?

また、パソコンのUSBポートに直接コネクタを差し込まず、延長コードやUSBハブを使用して間接的につなげたら、
マウスのデバイスが反応しない、という場合に、入力装置が認識しない状態から復旧する方法について。

延長コードやUSBハブを通してマウスやキーボードを接続すると、パソコンのスペックや製品の古さ、
または機材の相性によっては、デバイスの認識のエラーが出るケースもあります。

その際には、パソコン本体のUSBポートに直接差し込みして、動かない状態が直るかどうかを確認されてみてください。

また、パソコン自体に不具合が出ているため修理に出したいけれど、
先にSSDやハードディスクのファイルを取り出ししておきたい、という時は、
専門業者のデータ復旧サービスセンターにて、読み込みをしてもらうことができます。



マルチモニターでマウスポインターが表示されない時は?

次に、パソコンの本体を起動して操作する時に、前に複数の画面を使用する、
マルチモニター(デュアルディスプレイ)の設定をしていた際に、
画面のデスクトップ上に表示されていたマウスカーソル(Mouse cursor)が映らなくなっていた場合に、直す手法について。

この場合は、マウスやぺンタブレット、タッチパッドなどのポインティングデバイス(Pointing device)が
正常にPCに認識していないわけではなく、モニターの接続の取り外しなどの影響で自動的に設定が変わって、
対象の画面外の領域にポインターが移動している、ということもあります。

また例として、ロジテック(Logitec)様 での、
マウスが動かない場合はどうする?考えられる原因と対処法とは の解説も参考までに。

デスクトップ上でマウスを大きく動かしたり、または別のモニターを接続し直すと、
大体の場合は画面のどこかの位置で、マウスポインターが発見できます。

壊れたパソコンと周辺機器を修理サービスで見てもらう

次に、性能の良いレーザーマウスといった入力装置(input unit)でも、数年間ほど使用していると、
次第にマウスカーソル(mouse cursor)が正常に動かなくなり、ボタンの入力にも支障が出始めてきます。

そのため、汚れの掃除をしても直らなければ、製品の買い替えを検討されてみることもお薦めします。

マウス自体がどうやってもパソコンに認識されず、デバイスのエラーや製品の故障などで、
マウスポインタ(Mouse pointer)がまったく動かない時は、
念のためにPC本体とマウスの端末両方を、壊れたパソコンの修理サービス店にて見てもらわれることもお薦めします。