少し前までインターネットを使えていて、LANケーブルを抜き差しした覚えもなく、
なぜかLANポートが光らなくなり反応せず、ネットワークの接続ができなくなった、という場合や、
またLANケーブルをつなげていないのに、ランプが点灯したままで、
ドライバーの再インストールやBIOS設定・リセットなどをしても変わらない、という場合は、
どのような原因の可能性があり、どのような方法で接続を回復できる?というご質問について。
まず、新品のノートパソコンを買い、ネットに接続しようとしたところ、
LANポートが光らず、接続できない状態で、他のパソコンでは接続できている、という時は、
新品のノートパソコンでも、LANコネクタ付近で静電気がたまっている場合があります。
静電気の帯電をなくすには、電源ケーブルを抜いて、電源ボタンをカチカチと
数回ほど空押ししてみると、回復する可能性があります。
次に、起動ボタンを押されてみて、それでも開かない時は、
一つの理由としてたまたま電波の場所が良くない、ということも考えられます。
ノートパソコンの場合でしたら、外でWi-Fiなどのサービスを使ってそちらではつながるかどうか
試して、パソコンとネットワーク環境のどちらに問題があるかチェックしてみることもできます。
次に、通知領域にX印のネット接続アイコンが出て、デバイスマネージャーでは
ネットアダプターに異常は見られず、念のためいったんアダプタを削除しても同じで、
トラブル発生と同じLANハブを通しているもう一台のPCではネット接続できるものの、
LANハブのポートを変えても同じで、ハブの電源入れ直し、PC再起動しても同様で、
新しいケーブルに交換しても、システムの復元も効かず、静電気を抜く対処でも効かず、
LANポートが破損しと思われる場合は、別のLANポートにつなげてみるか増設する、
またはLAN-USB変換コネクタを買って接続の問題を解決する方法があります。
次に、インターネット上から提供・配布されているさまざまなコンテンツのファイルや
ソフトウェアを専用サイトなどを通して保存して、ユーティリティーのデータを
インストールしてから問題が発生した場合は、そのプログラムに原因がある可能性があります。
ほか、LANケーブルと結束バンドのことなら|パンドウイット 様での、
LANポートの故障が原因?インターネット接続不具合に対する対処法 の解説も参考までに。
中には特殊なコンピューターウイルスの感染が発生するアクシデントもよく起こります。
中でも個人・事業を問わずに不特定多数の利用者が共有するパソコンは、PCウィルスや
トロイの木馬といった悪意的な有害ファームウェアのプログラムに比較的、感染しやすい場合があります。
使用される前には上記のように危険なアクシデントを防止するため、
必ず市販の高性能なセキュリティソフトをインストールしてからご利用ください。
もしウイルス感染やデータの流出が発生してしまったら、すぐにウイルススキャンを行って
有害ファームウェアを除去、またパソコン修理店やシステム管理会社に
相談をして接続の回復の代行をしてもらわれることもおすすめします。