タブレットコンピュータから削除したファイルは復元できる?

ワイヤレスで持ち歩いて使用できる板状の電子機器「タブレットコンピュータ」の端末を
日々使用している際に、誤って内蔵のフラッシュメモリ、あるいはSDメモリーカードに
保存していたファイルを削除してしまったら、復元することはできる?という疑問について。

タブレットコンピュータ

まず、はじめに、タブレットコンピュータ(tablet)をインターネットにアクセスして、
ネットワークを通したデータのバックアップができる
クラウドストレージ(cloud storage)のサービスに、事前に登録して
ファイルを自動的に送信する設定をしていれば、そちらから開き直すことができます。

たとえばAppleのiPadで連動ができるiCloud(アイクラウド)を購入時に設定することで、
一部のデータは自動的に、バックアップを取っていくことができます。

また、電子メールを削除した場合は、一度ゴミ箱フォルダに移行しますので、
後で元に戻したい時は、そこからメールを受信箱などに戻す形で復旧します。

ほかのタブレットPCでも、サービスと対応できるデータの範囲には
ある程度の違いがあるのですが、提携されているクラウドストレージのサービスか、
インターネットから誰でも登録ができるクラウドコンピューティングのサービスにて
ファイルのバックアップと、そこからの引き出しによる復元が行なえるようになります。

ですが、バックアップのない状態でタブレット端末が完全に壊れて、
電源も起動できなくなって内蔵フラッシュメモりにアクセスできなくなった時には、
iPadなど製品の蓋が開けづらかったり、読み込みできる装置もない、といったために、
個人では難しいため、専門のデータ復旧サービスセンターで診てもらうことを推奨します。





タブレットコンピュータの本体から取り外しができるSDメモリーカードが使われた
製品の場合は、SDカードから誤った削除やフォーマットで消えたファイルを、
まだ「セクタ」に残っている拡張子の痕跡をスキャンして復元できる見込みがあります。

個人で行うには、「ファイナルデータ」や「完全復元プロ」などのデータ復元ソフトを、
主にパソコンショップや電器店、通信販売、オンライン販売のサービスなどから
購入して、入手します。また、試用の体験版が配布されている製品もあります。

そして、USBカードリーダー/ライターなどを通して、パソコンに接続してスキャンをします。

そしてドライブスキャンをかけて、検出できたファイルをパソコンか、外付けHDD、RAIDなどの
補助記憶装置に保存する形でデータ復元を実行します。

タブレットの読み込み

ですが、ソフトウェアを使用してもファイルが検出されず開かなかった場合は、
新しくメモリーカードにファイルを何度か上書きしてしまったり、
何度もフォルダー内でのデータの移動や削除を繰り返した場合は痕跡ファイルが
次第に上書きされてスキャンができなくなったことが原因である可能性があります。

その際には、やはり専門のデータ復旧サービスの業者の窓口へ相談をされてみてください。

業者ごとの対応できる範囲やハードウェア製品の種類によっては復旧作業の依頼の
対象外になる場合もあるのですが、SDカード単品なら多くのサービスで対応されてます。

また、タブレット端末のオペレーティングシステムの破損やエラーなどシステム上の問題が出て、
正常に画面が開けなくなり、リセットによるOSのリカバリーを行って、
それまでのファイルを消去した場合でも、同じように復元できる見込みがあります。

ですが、タブレット・コンピューターにOS上の不具合が出てデータを消してしまい、
またSDメモリーカードやパソコンへの移行もできていなかった場合には、

SDカードに移行できなかったデータをパソコンからも読み出しできない状態で
個人で復旧するのは、デバイスマネージャーやデータ復元ソフトで
内蔵フラッシュメモリのストレージを認識しない場合が多いために難しくなります。

また、個人・企業用を問わずに、コンピューターのセキュリティ対策をしなければ、
コンピューターウイルスへの感染などにより、製作したデータを失うといった、
思わぬアクシデントに見舞われてしまうおそれがあります。

お使いのタブレットコンピュータのOSによっては、補助として、
モバイル用のアンチウイルスソフトを導入して、セキュリティを向上することも大切です。

一部のタブレットPCなど、内蔵フラッシュメモリが取り出しできないコンパクトサイズの
小型コンピューターや、メモリーカードが取り出しにくい構造の電子機器の場合も、
本体ごとデータ復旧サービスに出して、ファイルを抽出してもらわれることをおすすめします。



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